Mighty Heart(2017.4.5)-第161回クイーンズプレートの勝ち馬。あるいは福元大輔騎手-

Result

Mighty Heart(マイティーハート) 牡 鹿毛 2017.4.5生 加国・Larry Cordes生産 馬主・Lawrence Cordes 加国・Josie Carroll厩舎

Mighty Heart(2017.4.5)の4代血統表
Dramedy
鹿毛 2009.3.25
種付け時活性値:1.75【7】
Distorted Humor
栗毛 1993.3.19
フォーティナイナー
栗毛 1985.5.11
Mr. Prospector 1970.1.28
File 1976.4.30
Danzig’s Beauty
鹿毛 1987.3.7
Danzig 1977.2.12
Sweetest Chant 1978.5.11
She’s a Winner
黒鹿毛 1996.5.3
A.P. Indy
黒鹿毛 1989.3.31
Seattle Slew 1974.2.15
Weekend Surprise 1980.4.8
Get Lucky
鹿毛 1988.4.6
Mr. Prospector 1970.1.28
Dance Number 1979.3.28
Emma’s Bullseye
鹿毛 2009.3.18
仔受胎時活性値:1.75【7】

City Place
黒鹿毛 2000.5.16
種付け時活性値:0.00【8】
★Storm Cat
黒鹿毛 1983.2.27
Storm Bird 1978.4.19
Terlingua 1976.2.7
Glitter Woman
鹿毛 1994.3.2
★Glitterman 1985.4.27
Carols Folly 1987.5.2
Fleeting April
栗毛 2001.4.3
仔受胎時活性値:1.75【7】
Northern Afleet
鹿毛 1993.1.23
種付け時活性値:1.75【7】
★アフリート 1984.4.10
Nuryette 1986.4.23
April’s Luci
栗毛 1989.3.23
仔受胎時活性値:0.75【11】
★Sunny Clime
黒鹿毛 1972.4.2
種付け時活性値:0.00【16】
April Moment
栗毛 1985.4.3
仔受胎時活性値:0.75【3】

<5代血統表内のクロス:Mr. Prospector4×4×5、Northern Dancer5×5×5、Secretariat5×5>

Mighty Heart(2017.4.5)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
Dramedy
(Mr. Prospector系)
★City Place
(Storm Cat系)
Northern Afleet
(Mr. Prospector系)
Sunny Clime
(Intent系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Dramedy 5.00 エイプリルランと同牝系
(No. 42)
3番仔?
(3連産目?)

*

2020年の第161回クイーンズプレート(ウッドバイン・オールウェザー10F)の結果(上位6頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 13 Mighty Heart 牡3 57.2 福元 大輔 2:01.98 Josie Carroll 6
2 3 Belichick 牡3 57.2 Slade Callaghan 7 1/2 Josie Carroll 8
3 12 Clayton 牡3 57.2 Rafael Manuel Hernandez 2 1/4 Kevin Attard 2
4 14 Tecumseh’s War 牡3 57.2 Emma-Jayne Wilson クビ Catherine Day Phillips 5
5 10 Curlin’s Voyage 牝3 55.8 Patrick Husbands アタマ Josie Carroll 1
6 2 Merveilleux 牝3 55.8 木村 和士 1 3/4 Kevin Attard 4
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海の向こうから日本の若者の活躍が聞こえるのは本当に嬉しいことです。加国を拠点とする騎手としては、木村和士騎手が2019年のエクリプス賞最優秀見習騎手に選出されたことが今年2020年の初頭に話題となりましたが、9月には福元大輔騎手が「クイーンズプレート初騎乗初制覇」という快挙を遂げられました。北米最古のパターンレースとして知られる加国のクラシック最高峰、クイーンズプレート。福元騎手、今回の第161回クイーンズプレートはテン乗りでの勝利であり、手腕の確かさを見せられました。福元騎手、素晴らしい。本当におめでとうございました(^^)

福元騎手と共に殊勲を立てたMighty Heart。↑で引用した「極ウマ・プレミアム|日刊スポーツの競馬予想サイト」の記事によりますと、「幼少期にけがで左目を失った隻眼の競走馬。見えない目をブリンカーで覆ってレースに挑み続けて、頂点に立った」という、浪花節的な要素も併せ持ちます。とはいえ、伊達や酔狂で加国クラシックの最高峰を7馬身半差で逃げ切ることなど出来ず。不意の9月開催ではありましたが、その勝ち時計2分1秒98は、オールウェザー・10ハロンとなった2007年以降のクイーンズプレートでは最速の勝ち時計でした。

Mighty Heartの血統的な背景では、4代血統表内にフォーティナイナーやアフリートの名前が見えることに親近感を覚えますが、ボトムラインのファミリーナンバーが「42号族」であることが目に付きます。私が42号族の馬で最初に意識した馬は、2001年の青葉賞(GII)勝ち馬ルゼル(1998.5.7)でした。ルゼルの伯母には第2回ジャパンカップに出走して3着だったGI4勝の名牝エイプリルラン(1978.4.21)がいます。なかなか42号族の馬にはお目に掛かりませんが、牝系を辿ればMighty Heartの8代母April View(1949)がルゼルの4代母、即ちエイプリルランの3代母でもあり、やはり同牝系馬でした。

#余談。エイプリルラン(April Run)のボトムラインを見れば、母April Fancy(1967)、祖母April Slipper(1962)、3代母April Viewと綺麗にAprilで始まる馬名が連なっています。Mighty Heartの祖母Fleeting Aprilは馬名の終わりにAprilを持ち、3代母April’s Luci、4代母April MomentはAprilで始まる馬名ですが、5代母First of Dawn(1973.3.5)、6代母Purim(1966)、7代母Springview(1958)とAprilが中間断絶した後、8代母April Viewに行き着きます。

閑話休題。「Mighty Heart」という象徴的な名前の馬で栄冠を勝ち得た福元騎手。これからも日本にバンバン吉報を届けてほしいもの。クイーンズプレートはテン乗りではありましたが、隻眼の競走馬と遥か極東の島国からやって来た若者の組み合わせは、加国や北米の競馬ファンの琴線に触れるのではないでしょうか。加国クラシックはフォートエリー・ダート9.5ハロンのプリンスオブウェールズS、ウッドバイン芝12ハロンのブリーダーズSと続いて行きます。願わくはMighty Heartの背には福元騎手の姿があらんことを。

  

それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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