年度代表馬の同期生を辿る(其の弐拾弐)-ナリタトップロード(1996.4.4)-

Series

ナリタトップロード 牡 栗毛 1996.4.4生~2005.11.7没 門別町・佐々木牧場生産 馬主・山路 秀則氏 栗東・沖 芳夫厩舎

ナリタトップロード(1996.4.4)の4代血統表
サツカーボーイ
栃栗毛 1985.4.28
種付け時活性値:0.50【10】

デイクタス
栗毛 1967.4.11
Sanctus
黒鹿毛 1960.2.28
Fine Top 1949.4.12
Sanelta 1954
Doronic
栗毛 1960.3.25
Worden 1949.3.7
Dulzetta 1954.2.9
ダイナサツシユ
鹿毛 1979.3.16
ノーザンテースト
栗毛 1971.3.15
Northern Dancer 1961.5.27
Lady Victoria 1962.2.20
ロイヤルサツシユ
鹿毛 1966
Princely Gift 1951
Sash of Honour 1957
フローラルマジック
黒鹿毛 1985.4.20
仔受胎時活性値:0.50【10】
Affirmed
栗毛 1975.2.21
種付け時活性値:0.25【9】
▲Exclusive Native
栗毛 1965.4.17
Raise a Native 1961.4.18
Exclusive 1953.4.12
Won’t Tell You
鹿毛 1962
Crafty Admiral 1948
Scarlet Ribbon 1957.4.8
Rare Lady
黒鹿毛 1974.2.20
仔受胎時活性値:0.50【10】
Never Bend
鹿毛 1960.3.15
種付け時活性値:1.25【13】
Nasrullah 1940.3.2
Lalun 1952
Double Agent
黒鹿毛 1959.4.30
仔受胎時活性値:1.50【14】
Double Jay
黒鹿毛 1944.4.12
種付け時活性値:1.50【14】
Conniver
黒鹿毛 1944
仔受胎時活性値:1.50【14】

<5代血統表内のクロス:Nasrullah5×4>

ナリタトップロード(1996.4.4)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
サツカーボーイ
(Fine Top系)
Affirmed
(Raise a Native系)
Never Bend
(Nasrullah系)
Double Jay
(Domino系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Double Jay 4.00
(【10】+【10】+【14】+【14】)
マツリダゴッホ
(No. 18)
6番仔
(6連産目)

*

1999年の第39回きさらぎ賞(GIII。京都芝1800m)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 5 ナリタトップロード 牡3 55 渡辺薫彦 1:49.1   6-5 35.5 484
[-2]
沖芳夫 2
2 10 エイシンキャメロン 牡3 57 武豊 1:49.1 クビ 5-4 35.5 464
[0]
坂口正則 1
3 3 ケイアイジョン 牡3 55 武幸四郎 1:49.5 2.1/2 12-10 35.5 442
[0]
佐々木晶三 4
4 1 サンキングラッド 牡3 55 熊沢重文 1:50.1 3.1/2 4-5 36.6 492
[+4]
石坂正 12
5 8 アンクルスルー 牡3 55 須貝尚介 1:50.2 3/4 10-5 36.5 512
[-2]
須貝彦三 10
1999年の第39回きさらぎ賞(GIII。京都芝1800m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.9 – 11.1 – 12.1 – 12.6 – 12.5 – 12.1 – 11.6 – 12.1 – 12.1
ラップの
累計タイム
12.9 – 24.0 – 36.1 – 48.7 – 1:01.2 – 1:13.3 – 1:24.9 – 1:37.0 – 1:49.1
上り 4F 47.9 – 3F 35.8

*

1999年の第36回報知杯弥生賞(GII。中山芝2000m)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 12 ナリタトップロード 牡3 55 渡辺薫彦 2:03.5   7-8-7-2 35.3 478
[-6]
沖芳夫 2
2 6 アドマイヤベガ 牡3 55 武豊 2:03.7 1 11-12-14-13 35.0 456
[+2]
橋田満 1
3 14 マイネルシアター 牡3 55 蛯名正義 2:04.0 1.3/4 11-11-10-10 35.6 456
[+2]
柴崎勇 4
4 4 アストラルブレイズ 牡3 55 菅谷正巳 2:04.2 1.1/4 1-1-1-1 37.0 408
[-6]
菅谷禎高 11
5 1 ブルーコマンダー 牡3 55 吉田豊 2:04.3 1/2 7-6-7-6 36.1 456
[-6]
伊藤修司 7
1999年の第36回報知杯弥生賞(GII。中山芝2000m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
13.0 – 11.2 – 12.4 – 12.4 – 12.4 – 12.8 – 13.0 – 12.1 – 12.2 – 12.0
ラップの
累計タイム
13.0 – 24.2 – 36.6 – 49.0 – 1:01.4 – 1:14.2 – 1:27.2 – 1:39.3 – 1:51.5 – 2:03.5
上り 4F 49.3 – 3F 36.3
年度代表馬の同期生を辿る(其の弐拾壱)-アドマイヤベガ(1996.3.12)-
アドマイヤベガ 牡 鹿毛 1996.3.12生~2004.10.29没 早来町・ノーザンファーム生産 馬主・近藤 利一氏 栗東・橋田 満厩舎

*

1999年の第60回菊花賞(GI。京都芝3000m)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 馬体重
[増減]
調教師
1 1 ナリタトップロード 牡3 57 渡辺薫彦 3:07.6   486
[0]
沖芳夫 3
2 4 テイエムオペラオー 牡3 57 和田竜二 3:07.7 クビ 472
[-4]
岩元市三 2
3 5 ラスカルスズカ 牡3 57 蛯名正義 3:07.7 クビ 478
[0]
橋田満 4
4 2 タヤスタモツ 牡3 57 石橋守 3:08.0 1 3/4 458
[+4]
鶴留明雄 13
5 10 メジロロンザン 牡3 57 吉田豊 3:08.0 クビ 476
[+2]
大久保洋吉 12
1999年の第60回菊花賞(GI。京都芝3000m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
13.6 – 12.7 – 12.8 – 12.8 – 12.4 –
12.5 – 13.2 – 13.3 – 12.9 – 12.7 –
12.6 – 11.9 – 11.4 – 11.3 – 11.5
ラップの
累計タイム
13.6 – 26.3 – 39.1 – 51.9 – 1:04.3 –
1:16.8 – 1:30.0 – 1:43.3 – 1:56.2 – 2:08.9 –
2:21.5 – 2:33.4 – 2:44.8 – 2:56.1 – 3:07.6
上り 4F 46.1 – 3F 34.2

1999年11月7日、菊花賞当日。ゴール板前に陣取った私。握り締めていた馬券は、ナリタトップロードの単勝でした。最後の直線、「ワタナベー、ワタナベー!!」と何度も叫びました。テイエムオペラオー(1996.3.13)を「クビ」差しのいだその姿を見て、私は改めて「ワタナベー、ワタナベー!!」と叫びました。周りにいた人たちは、馬券を取られた方ばかりではないはずなのに、同じように喜んでくれました。ゴール板前は笑顔があふれていました。

第60回菊花賞ほど、勝ち馬と騎手が祝福に包まれたGIレースは、他に無いと思います。

JRA賞年度代表馬を辿る(其の拾肆)-テイエムオペラオー(1996.3.13)-
テイエムオペラオー 牡 栗毛 1996.3.13生 浦河・杵臼牧場生産 馬主・竹園正繼氏 栗東・岩元市三厩舎

*

2001年の第49回阪神大賞典(GII。阪神芝3000m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 3 ナリタトップロード 牡5 59 渡辺 薫彦 3:02.5 レコード 6-6-5-3 34.8 486
[0]
沖 芳夫 1
2 11 エリモブライアン 牡4 56 藤田 伸二 3:03.8 8 10-10-10-8 35.8 490
[-4]
清水 出美 7
3 7 ホットシークレット せん5 58 武 幸四郎 3:04.1 1 3/4 2-2-2-1 36.7 458
[-4]
後藤 由之 9
4 1 タガジョーノーブル 牡7 57 福永 祐一 3:04.1 ハナ 1-1-1-2 36.8 490
[-4]
松元 省一 5
5 5 イブキヤマノオー 牡6 57 四位 洋文 3:04.1 ハナ 7-7-7-6 36.3 480
[-2]
領家 政蔵 3
2001年の第49回阪神大賞典(GII。阪神芝3000m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
13.0 – 11.0 – 11.0 – 12.0 – 12.8 –
12.3 – 12.6 – 13.1 – 13.1 – 12.3 –
12.2 – 11.9 – 11.8 – 11.6 – 11.8
ラップの
累計タイム
13.0 – 24.0 – 35.0 – 47.0 – 59.8 –
1:12.1 – 1:24.7 – 1:37.8 – 1:50.9 – 2:03.2 –
2:15.4 – 2:27.3 – 2:39.1 – 2:50.7 – 3:02.5
上り 4F 47.1 – 3F 35.2

*

2002年の第95回京都記念(GII。京都芝2200m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 9 ナリタトップロード 牡6 60 渡辺 薫彦 2:11.8   2-2-2-2 34.3 500
[+6]
沖 芳夫 3
2 2 マチカネキンノホシ 牡6 58 横山 典弘 2:11.8 アタマ 5-4-2-3 34.2 540
[-6]
藤沢 和雄 4
3 3 テンザンセイザ 牡4 56 四位 洋文 2:12.0 1 1/2 5-7-9-9 33.7 476
[+2]
藤原 英昭 6
4 6 ミスキャスト 牡4 56 松永 幹夫 2:12.2 1 1/4 5-6-5-5 34.4 492
[+2]
加藤 敬二 2
5 1 トウカイオーザ 牡5 57 藤田 伸二 2:12.3 1/2 8-7-7-7 34.4 490
[+2]
松元 省一 5
2002年の第95回京都記念(GII。京都芝2200m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.8 – 11.5 – 12.7 – 12.5 – 12.2 – 12.1 – 11.8 – 11.4 – 11.6 – 11.5 – 11.7
ラップの
累計タイム
12.8 – 24.3 – 37.0 – 49.5 – 1:01.7 – 1:13.8 – 1:25.6 – 1:37.0 – 1:48.6 – 2:00.1 – 2:11.8
上り 4F 46.2 – 3F 34.8

*

2002年の第50回阪神大賞典(GII。阪神芝3000m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 4 ナリタトップロード 牡6 59 渡辺 薫彦 3:07.9   3-3-3-2 34.5 498
[-2]
沖 芳夫 1
2 8 ジャングルポケット 牡4 58 小牧 太 3:08.2 2 5-5-4-4 34.6 478
[+8]
渡辺 栄 2
3 5 エリモブライアン 牡5 58 藤田 伸二 3:08.2 アタマ 3-3-4-4 34.6 488
[-12]
清水 出美 3
4 3 ミツアキサイレンス 牡5 58 川原 正一 3:08.2 ハナ 1-1-1-1 34.9 494
[0]
粟津 豊彦 8
5 7 ボーンキング 牡4 56 安藤 勝己 3:08.3 クビ 2-2-2-2 35.0 506
[0]
松田 国英 4
2002年の第50回阪神大賞典(GII。阪神芝3000m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
13.6 – 13.1 – 13.3 – 12.9 – 13.2 –
12.6 – 12.7 – 13.3 – 12.9 – 12.4 –
11.9 – 11.4 – 11.1 – 11.4 – 12.1
ラップの
累計タイム
13.6 – 26.7 – 40.0 – 52.9 – 1:06.1 –
1:18.7 – 1:31.4 – 1:44.7 – 1:57.6 – 2:10.0 –
2:21.9 – 2:33.3 – 2:44.4 – 2:55.8 – 3:07.9
上り 4F 46.0 – 3F 34.6

*

2002年の第37回京都大賞典(GII。京都芝2400m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 1 ナリタトップロード 牡6 59 四位 洋文 2:23.6   5-5-5-3 34.0 498
[0]
沖 芳夫 1
2 4 ツルマルボーイ 牡4 58 河内 洋 2:24.0 2 1/2 6-6-6-6 34.2 466
[+12]
橋口 弘次郎 2
3 5 タップダンスシチー 牡5 57 佐藤 哲三 2:24.0 ハナ 3-3-2-3 34.5 498
[+4]
佐々木 晶三 3
4 2 テンザンセイザ 牡4 58 幸 英明 2:24.6 3 1/2 6-7-6-6 34.8 476
[-6]
藤原 英昭 5
5 8 スエヒロコマンダー 牡7 58 武 幸四郎 2:24.6 ハナ 1-1-1-1 35.3 444
[+6]
松元 茂樹 7
2002年の第37回京都大賞典(GII。京都芝2400m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.6 – 11.3 – 11.4 – 12.1 – 12.8 – 12.8 – 12.7 – 12.1 – 11.5 – 11.4 – 11.0 – 11.9
ラップの
累計タイム
12.6 – 23.9 – 35.3 – 47.4 – 1:00.2 – 1:13.0 – 1:25.7 – 1:37.8 – 1:49.3 – 2:00.7 – 2:11.7 – 2:23.6
上り 4F 45.8 – 3F 34.3

*

ナリタトップロード。別定59kg以上を背負って古馬GIIを4回も勝っているのですから、やはりタダモノではなかったのです。しかも満5歳時の阪神大賞典は芝3000mの世界レコード勝ち。また、満6歳時の京都記念における斤量60kgによる勝利は、2001年から2010年までの21世紀最初の10年で、平地唯一の斤量60kg台によるJRA重賞勝利でした。

身体能力だけでいうと、GI1勝で終わるような馬ではありませんでした。けれど、満4歳春以降のテイエムオペラオーとの戦いで植え付けられたコンプレックスに抗うことは難しかった。そしてまた、コンプレックスの対象がいなくなったと思ったら、若い世代の台頭や苦手と目された雨や中山競馬場に祟られた。

運がいいとか 悪いとか 人は時々 口にするけど そういうことって確かにあると あなたをみててそう思う

さだまさし「無縁坂」

不器用で、愚直で、一生懸命に駆けた、栗毛の流星。「彼が走っていた姿を、忘れずに、大切に覚えていたい」。ナリタトップロード、本当に大好きな馬でした。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

*

[ナリタトップロード(1996.4.4)の主な競走成績]

  1. 菊花賞(GI)、京都大賞典(GII)、阪神大賞典(GII)2回、京都記念(GII)、弥生賞(GII)、きさらぎ賞(GIII)
  2. 東京優駿(GI)、天皇賞・秋(GI)、京都大賞典(GII)、京都記念(GII)、京都新聞杯(GII)
  3. ジャパンカップ(GI)、皐月賞(GI)、天皇賞・春(GI)3回、京都記念(GII)、阪神大賞典(GII)

通算30戦8勝、2着6回、3着8回。

#2023年02月24日(金)記事改め。

20世紀の名馬 第43位 ナリタトップロード
20世紀の名馬 第43位 ナリタトップロード トプロ……   競馬動画→mylist/7354219