ツルマルボーイ 牡 鹿毛 1998.3.5生 門別町・浜本牧場生産 馬主・鶴田 任男氏 栗東・橋口 弘次郎厩舎
ダンスインザダーク 鹿毛 1993.6.5 種付け時活性値:1.00【4】 |
サンデーサイレンス 青鹿毛 1986.3.25 |
★Halo 黒鹿毛 1969.2.7 |
Hail to Reason 1958.4.18 |
Cosmah 1953.4.4 | |||
Wishing Well 鹿毛 1975.4.12 |
Understanding 1963.2.17 | ||
Mountain Flower 1964.3.23 | |||
ダンシングキイ 鹿毛 1983.5.21 |
Nijinsky 鹿毛 1967.2.21 |
Northern Dancer 1961.5.27 | |
Flaming Page 1959.4.24 | |||
Key Partner 黒鹿毛 1976.3.26 |
Key to the Mint 1969.3.9 | ||
Native Partner 1966.4.5 | |||
ツルマルガール 栃栗毛 1991.2.11 仔受胎時活性値:1.50【6】 |
サツカーボーイ 栃栗毛 1985.4.28 種付け時活性値:1.25【5】 |
デイクタス 栗毛 1967.4.11 |
Sanctus 1960.2.28 |
Doronic 1960.3.25 | |||
ダイナサツシユ 鹿毛 1979.3.16 |
ノーザンテースト 1971.3.15 | ||
ロイヤルサツシユ 1966 | |||
エプソムガール 黒鹿毛 1978.4.18 仔受胎時活性値:1.00【12】 |
アローエクスプレス 鹿毛 1967.4.10 種付け時活性値:0.50【10】 |
スパニツシユイクスプレス 1962 | |
ソーダストリーム 1953 | |||
ゲシー 栃栗毛 1968.6.7 仔受胎時活性値:0.25【9】 |
ダイハード 栃栗毛 1957 種付け時活性値:0.50【10】 |
||
ジヤヌワ 栗毛 1956.5.8 仔受胎時活性値:0.75【11】 |
<5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×5>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
ダンスインザダーク (サンデーサイレンス系) |
サツカーボーイ (Fine Top系) |
アローエクスプレス (Grey Sovereign系) |
ダイハード (Never Say Die系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
サツカーボーイ (ツルマルガール) |
3.50 | 母がGIII勝ち馬 (No. 6-a エスサーデイー系) |
初仔 (不受胎後) |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 斤 量 |
騎手 | 走破 時計 |
着差 | 通過 順位 |
上り 3F |
馬体重 [増減] |
調教師 | 人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 14 | ツルマルボーイ | 牡6 | 58 | 安藤 勝己 | 1:32.6 | 16-14 | 34.0 | 460 [-8] |
橋口 弘次郎 | 6 | |
2 | 9 | テレグノシス | 牡5 | 58 | 勝浦 正樹 | 1:32.6 | クビ | 14-14 | 34.1 | 470 [-6] |
杉浦 宏昭 | 4 |
3 | 16 | バランスオブゲーム | 牡5 | 58 | 田中 勝春 | 1:32.8 | 1 1/4 | 5-5 | 34.9 | 472 [-6] |
宗像 義忠 | 5 |
4 | 12 | ユートピア | 牡4 | 58 | 四位 洋文 | 1:32.9 | クビ | 3-3 | 35.2 | 466 [+2] |
橋口 弘次郎 | 10 |
5 | 7 | ローエングリン | 牡5 | 58 | 横山 典弘 | 1:33.0 | 3/4 | 3-3 | 35.2 | 486 [+2] |
伊藤 正徳 | 1 |
2004年の第54回安田記念。テン乗りとなった安藤勝己騎手に御されたツルマルボーイ、稍重の東京芝1600m、18頭立てを道中は後方待機。直線、同じく後方から伸びたテレグノシス(1999.5.11)との末脚勝負で「クビ」だけ先んじたところが決勝点。ツルマルボーイ、8回目のGI挑戦で悲願のGI初制覇。ツルマルボーイの安田記念勝利は冠名「ツルマル」で知られた馬主・鶴田任男氏にとってもGI初制覇。母ツルマルガールは鶴田氏の持ち馬として初めてのJRA重賞制覇を果たした馬であり、母仔2代でオーナーに「初」をプレゼントしました。また、管理された橋口弘次郎調教師にとっても父ダンスインザダーク、母ツルマルガール、仔ツルマルボーイと親仔いずれも自身の管理馬ということで、喜びも一入だったでしょう。
2002年3月に中京記念(GIII)を制した後、重賞戦線の常連馬となってからは中長距離路線で活躍を見せていたツルマルボーイ。2002年以降の主な戦績を確認しますと、
- 4歳時(2002年)
→9戦4勝[4-2-1-2]。金鯱賞(GII)1着、中京記念(GIII)1着、メトロポリタンS(OP)1着、宝塚記念(GI)2着、京都大賞典(GII)2着、産経大阪杯(GII)5着 - 5歳時(2003年)
→7戦0勝[0-3-1-3]。天皇賞・秋(GI)2着、宝塚記念(GI)2着、金鯱賞(GII)2着、産経大阪杯(GII)3着、天皇賞・春(GI)4着、有馬記念(GI)4着 - 6歳時(2004年)
→5戦1勝[1-0-0-4]。安田記念(GI)1着、天皇賞・秋(GI)4着
万能選手の権化のような活躍ぶりを見せていたツルマルボーイ。芝1600mのレースは、2001年12月の阪神1000万下条件戦9着以来2年半ぶりの出走となったのが、2004年の第54回安田記念。距離短縮により普段あまり顔合わせすることが無いメンバーとの対戦で精神的なリフレッシュ効果もあったのでしょう。強い相手に好戦を続けて来たツルマルボーイ、速さ比べとなった時にもその経験が糧となり、見事にGI勝ち馬として歴史にその名を刻んだのでした。
それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。
*
[ツルマルボーイ(1998.3.5)の主な競走成績]
- 安田記念(GI)、金鯱賞(GII)、中京記念(GIII)
- 宝塚記念(GI)2回、天皇賞・秋(GI)、金鯱賞(GII)、京都大賞典(GII)
- 産経大阪杯(GII)
通算32戦7勝、2着6回、3着3回。
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このサイトの管理人、ツルマルボーイが2000年の夏の小倉で新馬戦勝ちしたのが嬉しかったそうです。
父ダンスインザダーク、母ツルマルガール、そして鞍上の高橋亮騎手という組み合わせが、琴線に触れたみたいやね。
ツルマルガールさんの1994年の朝日チャレンジC(GIII)勝ち、現年齢表記3歳牝馬による古馬撃破の重賞制覇が、管理人には印象深かったそうです。
負かした相手がワコーチカコ(1990.4.18)とスターバレリーナ(1990.5.8)か。牝馬のワンツースリーやったんやなぁ。
はい。で、いま↑の段落を書いた時にワコーチカコさんとスターバレリーナさんの誕生日がスラっと出て来たので、管理人曰く「自分が気持ち悪くなった」ですって。
その記憶力というか、能力をもっと違うところでも活かしたかったな。