中島国治氏関連馬(其の参)-ハワイアンイメージ(1977.5.22)-

中島国治氏関連馬

ハワイアンイメージ 牡 黒鹿毛 1977.5.22生~1990.10.16没 新冠・明和牧場生産 馬主・(株)大関 美浦・鈴木勝太郎厩舎

ハワイアンイメージ(1977.5.22)の4代血統表
フアーザーズイメージ
栗毛 1963.4.7
種付け時活性値:1.25【13】
Swaps
栗毛 1952.3.1
★Khaled
鹿毛 1943
Hyperion 1930.4.18
Eclair 1930
Iron Reward
鹿毛 1946
Beau Pere 1927
Iron Maiden 1941
Cosmah
鹿毛 1953.4.4
★Cosmic Bomb
黒鹿毛 1944
Pharamond 1925.1.17
Banish Fear 1932
Almahmoud
栗毛 1947.5.18
Mahmoud 1933
Arbitrator 1937
ハワイアンドーン
黒鹿毛 1969.5.10
仔受胎時活性値:1.75【7】
カウアイキング
黒鹿毛 1963.4.3
種付け時活性値:1.25【5】
Native Dancer
芦毛 1950.3.27
Polynesian 1942.3.8
Geisha 1943
Sweep In
鹿毛 1942
Blenheim 1927
Sweepesta 1925
Irish Chorus
鹿毛 1960
仔受胎時活性値:2.00【8】
Ossian
青鹿毛 1952
種付け時活性値:1.75【7】
Royal Charger 1942
Prudent Polly 1944
Dawn Chorus
栗毛 1951
仔受胎時活性値:2.00【8】
★ライジングライト
鹿毛 1942
種付け時活性値:0.00【8】
Duke’s Delight
栗毛 1946
仔受胎時活性値:1.00【4】

<5代血統表内のクロス:Hyperion4×5、Blenheim5×4、Selene(♀)5×5(父方)>

ハワイアンイメージ(1977.5.22)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
フアーザーズイメージ
(Hyperion系)
カウアイキング
(Native Dancer系)
Ossian
(Nearco系)
ライジングライト
(Hyperion系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Ossian
(Irish Chorus)
6.75
(【7】+【8】+【8】+【4】)
半姉メイワキミコ
(No. 14-f)
3番仔
(2連産目)

*

1980年の第40回皐月賞(中山芝2000m)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢 騎手 走破
時計
着差 調教師
1 10 ハワイアンイメージ 牡3 増沢 末夫 2:10.2 鈴木 勝太郎 4
2 11 オペックホース 牡3 郷原 洋行 2:10.3 クビ 佐藤 勇 3
3 5 ハワイアンジュエル 牡3 石神 富士雄 2:10.5 1・1/2 中村 広 13
4 1 モンテプリンス 牡3 吉永 正人 2:11.1 3・1/2 松山 吉三郎 5
5 2 サーペンプリンス 牡3 谷原 義明 2:11.1 ハナ 大久保 末吉 2

1980年の第40回皐月賞。ドロドロの不良馬場となった中山芝2000mを先頭で駆け抜けた巨漢馬、ハワイアンイメージ。明和牧場産馬として、初めてのクラシックホースとなりました。その勝ち時計は2分10秒2(!!)というタイムであり、単純な勝ち時計だけならば、芝2000mの皐月賞史上3番目に遅い時計でした。

#皐月賞の勝ち時計について、ダイナナホウシユウ(1951.5.11)が2分11秒2/5、トキツカゼ(1944.3.10)とクモノハナ(1947.3.15)が2分11秒1/5、そしてハワイアンイメージが2分10秒2。なお、クモノハナはハワイアンイメージと同じ鈴木勝太郎調教師が管理された二冠馬です。

ハワイアンイメージは、名より実を取ったクラシックホースでした。皐月賞の次走となった第47回東京優駿を14着に敗れた後、ラジオたんぱ賞、福島民友C、福島記念と福島競馬場で3戦3勝。1980年は11戦6勝、2着1回、3着1回の成績を残し、中央競馬の年間最多賞金獲得馬となりました。

そんなハワイアンイメージは1981年以降もコツコツと走り続け、1984年の引退時には通算39戦11勝、2着2回、3着3回。獲得賞金の総額は2億円を超えた、馬主孝行な馬でした。

*

ハワイアンイメージ。0の理論使いとしては、やはり交配時のエピソードがよくよく知られているところです。私の手元にある「血とコンプレックス」から、引いておきます。

私たちは種付け所に行かずにファーザーズイメージの放牧場に直行した。もう4カ月になるのに母馬から離れようとしない仔馬を柵の外に押さえておいて、ハワイアンドーンを放牧場の中に放した。ハワイアンドーンはぐるぐると放牧場を回りながらゆっくりとファーザーズイメージに近づいて行き、風を体の横から受けて尾を高く上げた。すなわち、交尾の態勢である。

ファーザーズイメージは鼻を鳴らして彼女に近づき、じっと動かないでいる彼女の後ろからゆっくりと乗りかかった。人の手のかからない本当の情事であった。

「2頭併せてハワイアンイメージだな」

私は誰に言うともなく、言った。

KKベストセラーズ、中島国治著「血とコンプレックス」、P331~P333より引用-

生まれた後は、大き過ぎる身体から故障を心配され、中央競馬の調教師に嫌われたというハワイアンイメージ。けれど父母の愛の結晶は、満5歳時に1度は骨折しましたが、元気に丸4年以上の現役生活を全うしたのでした。

 

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

*

[ハワイアンイメージ(1977.5.22)の主な競走成績]

  1. 皐月賞、福島記念、ラジオたんぱ賞
  2. スプリングS
  3. スプリンターズS、金杯、弥生賞

通算39戦11勝、2着2回、3着3回。

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