Go for Gin(1991.4.18)

Obituary

Go for Gin(ゴーフォージン) 牡 鹿毛 1991.4.18生~2022.3.8没 米国・Pamela Darmstadt duPont生産 馬主・W J Condren & J M Cornacchia 米国・Nicholas P. Zito厩舎

Go for Gin(1991.4.18)の4代血統表

Cormorant
鹿毛 1974.4.21
種付け時活性値:0.00【16】
His Majesty
鹿毛 1968.4.15
Ribot
鹿毛 1952.2.27
Tenerani 1944
Romanella 1943
Flower Bowl
鹿毛 1952
Alibhai 1938
Flower Bed 1946
Song Sparrow
鹿毛 1967.2.23
Tudor Minstrel
黒鹿毛 1944.2.16
Owen Tudor 1938
Sansonnet 1933
Swoon’s Tune
鹿毛 1962.2.25
★Swoon’s Son 1953.2.13
Recess 1949
Never Knock
黒鹿毛 1979.5.10
仔受胎時活性値:0.75【11】
Stage Door Johnny
栗毛 1965.5.22
種付け時活性値:1.25【13】
Prince John
栗毛 1953.4.6
Princequillo 1940
Not Afraid 1948
Peroxide Blonde
栗毛 1960.4.23
Ballymoss 1954
Folie Douce 1949
Never Hula
黒鹿毛 1969.4.21
仔受胎時活性値:0.25【9】
★Never Bend
鹿毛 1960.3.15
種付け時活性値:0.00【8】
Nasrullah 1940.3.2
Lalun 1952
Hula Hula
黒鹿毛 1952
仔受胎時活性値:2.00【16】
Polynesian
黒鹿毛 1942.3.8
種付け時活性値:0.25【9】
Black Helen
鹿毛 1932
仔受胎時活性値:0.75【19】

<5代血統表内のクロス:Hyperion5×5、Count Fleet5×5>

Go for Gin(1991.4.18)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
Cormorant
(Ribot系)
Stage Door Johnny
(Princequillo系)
★Never Bend
(Nasrullah系)
Polynesian
(Sickle系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Stage Door Johnny
(Mossborough)
3.75 半兄Pleasant Tap
(No. 1-s)
5番仔?
(3連産目?)

*

1994年の第120回ケンタッキーダービー(米GI。チャーチルダウンズ・ダート10F)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 8 Go for Gin 牡3 57.2 C McCarron 2:03.72 Nicholas Zito 5
2 7 Strodes Creek 牡3 57.2 E Delahoussaye 2 C Whittingham 4
3 13 Blumin Affair 牡3 57.2 J D Bailey 2 1/2 Jack Van Berg 7
4 10 ブロッコ 牡3 57.2 Gary Stevens 3/4 R Winick 2
5 1 ソウルオブザマター 牡3 57.2 Kent J Desormeaux 1 1/4 Richard E Mandella 8
最年長のKYダービー馬ゴーフォージン、31歳で大往生 | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト
生存していた最年長のケンタッキーダービー馬ゴーフォージンが現地8日に心不全のため31歳で死亡したことが分かった。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』が報じている。 リボー系

1994年の第120回ケンタッキーダービーを制したGo for Gin。同レースにはフロリダ州産の星であったHoly Bull(1991.1.24)も出走していたのですが、この大一番で得意の逃げの形に持ち込めず。

SS以降のエクリプス賞年度代表馬を辿る(其の陸)-Holy Bull(1991.1.24)-
Holy Bull(ホーリーブル) 牡 芦毛 1991.1.24生~2017.6.7没 米国・Pelican Stable生産 馬主・Rachel Carpenter→Warren A. Croll, Jr. 米国・Warren A. Croll, Jr.厩舎

代わりに逃げて制したのが、Ribotの曾孫であったGo for Gin。テン乗りとなった名手クリス・マッキャロン騎手に巧みに御されたGo for Gin、重馬場をスイスイと行き切ったのでした。

Go for Ginは不思議と印象に残っているケンタッキーダービー馬で、大舞台でのRibot系の恐ろしさを教えてくれた馬でした。後年、日本の競馬において、改めて大舞台でのRibot系の恐ろしさを教えてくれたのは、Go for Ginの半兄Pleasant Tap(1987.5.8)の仔でした。ええ、タップダンスシチー(1997.3.16)。

タップダンスシチー(1997.3.16)-ジャパンカップ(GI)の勝ち馬を辿る(No.23)-
タップダンスシチー(Tap Dance City) 牡 鹿毛 1997.3.16生 米国・Echo Valley Horse Farm & Swettenham Stud生産 馬主・(株)友駿ホースクラブ 栗東・佐々木晶三厩舎

Go for Gin、31歳の大往生。どうぞ安らかに。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

*

[Go for Gin(1991.4.18)の主な競走成績]

  1. ケンタッキーダービー(米GI)、レムゼンS(米GII)
  2. ベルモントS(米GI)、プリークネスS(米GI)、ウッドメモリアルS(米GI)、ファウンテンオブユースS(米GII)
  3. フォアゴーH(米GII)、チャーチルダウンズH(米GIII)

通算19戦5勝、2着7回、3着2回。

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