レモンポップ 牡 栗毛 2018.2.15生 米・Mr. & Mrs. Oliver S. Tait生産 馬主・ゴドルフィン 美浦・田中 博康厩舎
| Lemon Drop Kid 鹿毛 1996.5.26 種付け時活性値：1.25【21】 |
Kingmambo 鹿毛 1990.2.19 |
Mr. Prospector 鹿毛 1970.1.28 |
★Raise a Native 1961.4.18 |
| Gold Digger 1962.5.28 | |||
| Miesque 鹿毛 1984.3.14 |
Nureyev 1977.5.2 | ||
| Pasadoble 1979.4.1 | |||
| Charming Lassie 黒鹿毛 1987.3.6 |
Seattle Slew 黒鹿毛 1974.2.15 |
Bold Reasoning 1968.4.29 | |
| My Charmer 1969.3.25 | |||
| Lassie Dear 鹿毛 1974.5.2 |
Buckpasser 1963.4.28 | ||
| Gay Missile 1967.3.27 | |||
| Unreachable 栗毛 2009.2.4 仔受胎時活性値：2.00【8】 |
Giant’s Causeway 栗毛 1997.2.14 種付け時活性値：0.75【11】 |
Storm Cat 黒鹿毛 1983.2.27 |
Storm Bird 1978.4.19 |
| Terlingua 1976.2.7 | |||
| Mariah’s Storm 鹿毛 1991.4.1 |
Rahy 1985.2.18 | ||
| イメンス 1979.3.17 | |||
| Harpia 鹿毛 1994.2.10 仔受胎時活性値：1.50【14】 |
★Danzig 鹿毛 1977.2.12 種付け時活性値：0.00【16】 |
Northern Dancer 1961.5.27 | |
| Pas de Nom 1968.1.27 | |||
| Razyana 鹿毛 1981.4.18 仔受胎時活性値：1.00【12】 |
His Majesty 鹿毛 1968.4.15 種付け時活性値：1.00【12】 |
||
| Spring Adieu 鹿毛 1974.5.10 仔受胎時活性値：1.50【6】 |
<5代血統表内のクロス：Buckpasser4×5、Northern Dancer4×5×5、Natalma(♀)5×5(母方)>
| 父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
|---|---|---|---|
| Lemon Drop Kid (Mr. Prospector系) |
Giant’s Causeway (Storm Cat系) |
★Danzig (Northern Dancer系) |
His Majesty (Ribot系) |
| 形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
| Lemon Drop Kid | 6.00 (【8】+【14】+【12】+【6】) |
大伯父デインヒル (No. 2-d) |
4番仔? (前年産駒なし後?) |
*
| 着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 斤 量 |
騎手 | 走破 時計 |
着差 | 通過 順位 |
上り 3F |
馬体重 [増減] |
調教師 | 人 気 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | レモンポップ | 牡6 | 58 | 坂井 瑠星 | 1:50.1 | 2-1-1-1 | 36.9 | 516 [+2] |
田中 博康 | 1 | |
| 2 | 8 | ウィルソンテソーロ | 牡5 | 58 | 川田 将雅 | 1:50.1 | ハナ | 11-8-11-10 | 36.2 | 482 [-4] |
小手川 準 | 2 |
| 3 | 6 | ドゥラエレーデ | 牡4 | 58 | R.ムーア | 1:50.4 | 1 1/2 | 13-11-13-10 | 36.4 | 512 [-6] |
池添 学 | 9 |
| 4 | 3 | ハギノアレグリアス | 牡7 | 58 | 岩田 望来 | 1:50.5 | 3/4 | 7-5-11-8 | 36.7 | 498 [+2] |
四位 洋文 | 6 |
| 5 | 4 | ペプチドナイル | 牡6 | 58 | 藤岡 佑介 | 1:50.5 | ハナ | 3-3-2-2 | 37.1 | 534 [+4] |
武 英智 | 3 |
| 1F毎の ラップ |
12.6 – 11.0 – 12.4 – 12.2 – 12.6 – 12.4 – 12.2 – 12.0 – 12.7 |
|---|---|
| ラップの 累計タイム |
12.6 – 23.6 – 36.0 – 48.2 – 1:00.8 – 1:13.2 – 1:25.4 – 1:37.4 – 1:50.1 |
| 上り | 4F 49.3 – 3F 36.9 |
中京ダート1800m、晴の良馬場、16頭立て。
◯ ジャパン・オータムインターナショナル チャンピオンズカップ(ＧⅠ)
本競走は、2000年に創設された『ジャパンカップダート』を前身とするダート重賞競走。当初は東京競馬場 2100m で実施されていたが、2008 年には阪神競馬場へ移設、距離も1800mに変更された。さらに、2014年より中京競馬場へ移設し、装いを新たに、国内のダートチャンピオンが集う競走として、競走名も『チャンピオンズカップ』に改称された。
なお、本競走は、秋季国際ＧⅠ競走シリーズ「ジャパン・オータムインターナショナル」に指定されている。
レモンポップ、最後までチャンピオンでした。果たされたのはチャンピオンズカップ25回の歴史で2頭目の連覇、3頭目の2勝、そして国内GI級競走においては6連勝という有終の美でした。
そしてまた1着レモンポップ、2着ウィルソンテソーロ(2019.2.25)、3着ドゥラエレーデ(2020.1.29)という決着は昨年2023年と全く同じ。JRA・GIについて2年連続で1着から3着まで全く同じ着順で決着した例が過去にあったのかどうかは……、他の優良WEBでの解説を待ちたいと思いますm(_ _)m
通算18戦13勝、2着3回、着外2回。着外2回は共に海外ということで、日本国内に限れば16戦13勝、2着3回と100%連対で現役生活を終えたレモンポップ。海外の2戦がダート1200mのドバイゴールデンシャヒーン(UAE・GI)、ダート1800mのサウジカップ(沙GI)と、レモンポップにとって最も得意と思われるダート1400m、ダート1600mの挑戦ではなかったところが残念であったようにも感じます。
| 距離(m) | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 |
|---|---|---|---|---|
| 1200 | 0 | 0 | 0 | 1 |
| 1300 | 1 | 0 | 0 | 0 |
| 1400 | 6 | 2 | 0 | 0 |
| 1600 | 4 | 1 | 0 | 0 |
| 1800 | 2 | 0 | 0 | 1 |
| 合計 | 13 | 3 | 0 | 2 |
けれど本物の強者、本物のチャンピオンであったレモンポップ。来年2025年から始まるダーレー・ジャパン スタリオンコンプレックスでの新しい仕事において、素晴らしい仔どもたちを送り出してくれますように。栗毛の駿馬の未来に幸多かれと祈り願うばかりです。
それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。
*
[レモンポップ(2018.2.15)の主な競走成績]
- チャンピオンズカップ(GI)2回、フェブラリーS(GI)、マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnI)2回、さきたま杯(JpnI)、根岸S(GIII)
- 武蔵野S(GIII)
通算18戦13勝、2着3回。
#チャンピオンズカップで初めて連覇を果たしたのは前身のジャパンカップダート時代のトランセンド(2006.3.9)。そしてまた2勝を果たした3頭の内、あと1頭はカネヒキリ(2002.2.26)。カネヒキリは3歳時と6歳時、東京ダート2100mと阪神ダート1800mという異なる施行条件もですが、右前浅屈腱炎を乗り越えての勝利であり真の底力を見せてくれました。
