タヤスツヨシ 牡 黒鹿毛 1992.4.26生~2008.7.29没 千歳市・社台フアーム生産 馬主・横瀬 寛一氏 栗東・鶴留 明雄厩舎
サンデーサイレンス 青鹿毛 1986.3.25 種付け時活性値:1.25【5】 |
★ Halo 黒鹿毛 1969.2.7 |
Hail to Reason 黒鹿毛 1958.4.18 |
Turn-to 1951 |
Nothirdchance 1948 | |||
Cosmah 鹿毛 1953.4.4 |
★Cosmic Bomb 1944 | ||
Almahmoud 1947.5.18 | |||
Wishing Well 鹿毛 1975.4.12 |
Understanding 栗毛 1963.2.17 |
★Promised Land 1954.3.31 | |
Pretty Ways 1953.3.21 | |||
Mountain Flower 鹿毛 1964.3.23 |
Montparnasse 1956 | ||
Edelweiss 1959.2.15 | |||
マガロ 黒鹿毛 1980.4.4 仔受胎時活性値:0.75【11】 |
Caro 芦毛 1967.4.11 種付け時活性値:1.00【12】 |
フオルテイノ 芦毛 1959.4.19 |
Grey Sovereign 1948.3.30 |
Ranavalo 1954 | |||
Chambord 栗毛 1955 |
Chamossaire 1942 | ||
Life Hill 1940 | |||
Magic 黒鹿毛 1969.5.12 仔受胎時活性値:0.50【10】 |
Buckpasser 鹿毛 1963.4.28 種付け時活性値:1.25【5】 |
Tom Fool 1949.3.31 | |
Busanda 1947 | |||
Aspidistra 鹿毛 1954.3.25 仔受胎時活性値:1.50【14】 |
★Better Self 鹿毛 1945 種付け時活性値:0.00【8】 |
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Tilly Rose 黒鹿毛 1948 仔受胎時活性値:1.25【5】 |
<5代血統表内のクロス:なし>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
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サンデーサイレンス (Halo系) |
Caro (フオルテイノ系) |
Buckpasser (Tom Fool系) |
★Better Self (Black Toney系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
サンデーサイレンス | 4.00 | 半兄が米GII勝ち馬 (No. 1-r) |
6番仔 (不受胎後) |
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着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 騎手 | 走破 時計 |
着差 | 調教師 | 人 気 |
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1 | 14 | タヤスツヨシ | 牡3 | 小島 貞博 | 2:27.3 | 鶴留 明雄 | 1 | |
2 | 13 | ジェニュイン | 牡3 | 岡部 幸雄 | 2:27.5 | 1・1/2 | 松山 康久 | 2 |
3 | 11 | オートマチック | 牡3 | 加藤 和宏 | 2:27.5 | クビ | 藤原 敏文 | 8 |
4 | 10 | ホッカイルソー | 牡3 | 蛯名 正義 | 2:27.6 | クビ | 田中 清隆 | 6 |
5 | 2 | シグナルライト | 牡3 | 横山 典弘 | 2:27.6 | ハナ | 奥平 真治 | 5 |
1995年の第62回東京優駿。タヤスツヨシ、皐月賞(GI)2着から挑んだ東京優駿。鶴留明雄調教師&小島貞博騎手の戸山為夫一門、1994年の第55回優駿牝馬(GI)をチョウカイキャロル(1991.3.26)で制していたコンビが再び東京芝2400mのクラシックで勝利を収めました。前半の1200m通過が1分15秒2という超スローペース。集団やや後方に控えたタヤスツヨシは、最後の直線で外から強襲。内に切れ込みながらも末脚を伸ばし、2着のジェニュイン(1992.4.28)に1馬身半差を着けて決勝点に飛び込みました。1着、2着の順番が入れ替わっただけで、結局は皐月賞と同じサンデーサイレンス産駒のワンツーフィニッシュ。現在に続くサンデーサイレンス系馬による東京優駿制覇の端緒がタヤスツヨシによる第62回でした。
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種牡馬サンデーサイレンスの初年度産駒の日本ダービー馬として種牡馬供用されたタヤスツヨシ。その代表産駒を確認しますと、
- Hollow Bullet(2001.9.30)▲
→VRCオークス(豪GI)、アローフィールドスタッドS(豪GI)ほか。牝馬 - マンオブパーサー(2003.4.28)
→ダービーグランプリ(統一GI)ほか - ナスダックパワー(1998.3.17)
→ユニコーンS(GIII) - ディーエスサンダー(1999.6.8)
→マーキュリーC(統一GIII)ほか - トップサバトン(2004.5.17)
→北海道2歳優駿(統一GIII)ほか
日本ではダートで成績を上げる牡馬、豪州では牝馬のGI馬を送り込みました。Wikipediaの情報に依るところですが、Hollow Bulletが制した2004年のVRCオークスは、史上最多となる11万677人の観衆を集めた一戦だったそうです。
お父さんばりの豪脚一閃。Hollow Bullet、最後の最後で交わし切ったところがVRCオークスの決勝点でした。
それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。
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[タヤスツヨシ(1992.4.26)の主な競走成績]
- 東京優駿(GI)、ラジオたんぱ杯3歳S(GIII)
- 皐月賞(GI)、共同通信杯4歳S(GIII)
通算13戦4勝、2着3回、3着2回。
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タヤスツヨシとは同い年なんですけれど、やっぱり、同期生のダービー馬は特別な存在ですね。
ああ、なんと言ってもダービー馬やからな。
兄さんと同い年のダービー馬はまだご存命ですね。
ああ、あの青春野郎には長生きしてもらわんとな。