ヤマニンチェルキ(2022.3.10)&イミグラントソング(2022.4.24)-2025年のクラシック候補生を確認する(No.37)-

Pedigree

ヤマニンチェルキ 牡 栗毛 2022.3.10生 新冠町・錦岡牧場生産 馬主・土井 肇氏 栗東・中村 直也厩舎

ヤマニンチェルキ(2022.3.10)の4代血統表
フォーウィールドライブ
鹿毛 2017.3.3
種付け時活性値:1.00【4】
American Pharoah
鹿毛 2012.2.2
Pioneerof the Nile
黒鹿毛 2006.5.5
エンパイアメーカー 2000.4.27
Star of Goshen 1994.4.21
Littleprincessemma
栗毛 2006.2.27
Yankee Gentleman 1999.4.14
Exclusive Rosette 1993.2.2
Funfair
黒鹿毛 2010.4.29
More Than Ready
黒鹿毛 1997.4.4
サザンヘイロー 1983.2.9
Woodman’s Girl 1990.4.30
Fleuron
黒鹿毛 2003.2.16
Distant View 1991.5.9
Flamboyance 1994.2.5
ヤマニンプチガトー
栗毛 2009.2.5
仔受胎時活性値:1.00【12】
ヤマニンセラフィム
栗毛 1999.4.13
種付け時活性値:0.25【9】
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ヤマニンパラダイス
鹿毛 1992.4.25
Danzig 1977.2.12
Althea 1981.5.20
ヤマニンプチフール
栗毛 2002.3.28
仔受胎時活性値:1.50【6】
フレンチデピュティ
栗毛 1992.1.30
種付け時活性値:0.25【9】
Deputy Minister 1979.5.17
Mitterand 1981.2.19
ワンオブアクライン
鹿毛 1986.4.15
仔受胎時活性値:1.75【15】
Danzig
鹿毛 1977.2.12
種付け時活性値:0.00【8】
Barely Even
鹿毛 1969.4.22
仔受胎時活性値:2.00【16】

<5代血統表内のクロス:Halo4×5、Danzig4×4(母方)>

ヤマニンチェルキ(2022.3.10)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
フォーウィールドライブ
(Mr. Prospector系)
ヤマニンセラフィム
(サンデーサイレンス系)
フレンチデピュティ
(Deputy Minister系)
Danzig
(Northern Dancer系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
フォーウィールドライブ
(Fleuron)
6.25
(【12】+【6】+【15】+【16】)
ヤマニンウルスと同牝系
(No. 10-d)
4番仔
(4連産目)

*

レース結果 JRA
2025年のバイオレットS(OP。阪神ダート1400m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 13 ヤマニンチェルキ 牡3 57 酒井 学 1:24.0 12-12 36.1 524
[-4]
中村 直也 4
2 15 マサノユニコーン 牡3 57 横山 琉人 1:24.1 クビ 6-6 37.3 456
[-4]
小島 茂之 6
3 3 コスモストーム 牡3 57 松山 弘平 1:24.3 1 1/4 10-10 36.7 502
[0]
北出 成人 9
4 12 ポールセン 牡3 57 J.モレイラ 1:24.4 1/2 3-3 38.2 476
[-8]
斎藤 誠 1
5 6 ヤマニンバロネス 牝3 55 岩田 望来 1:24.4 クビ 10-10 36.8 454
[-4]
千田 輝彦 10
2025年のバイオレットS(OP。阪神ダート1400m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
11.9 – 10.8 – 11.2 – 12.0 – 12.3 – 12.7 – 13.1
ラップの
累計タイム
11.9 – 22.7 – 33.9 – 45.9 – 58.2 – 1:10.9 – 1:24.0
上り 4F 50.1 – 3F 38.1
【バイオレットS】(阪神)後方で脚を溜めたヤマニンチェルキが馬群の外から鋭い末脚で差し切って2連勝|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI
【バイオレットS】(阪神)後方で脚を溜めたヤマニンチェルキが馬群の外から鋭い末脚で差し切って2連勝|ラジオNIKKEI:競馬番組

前走阪神ダート1200mの1勝クラスにおいて木原一良調教師に有終の美を贈ったヤマニンチェルキと酒井学騎手。その次戦となった阪神ダート1400mのバイオレットS。出脚が付かず15頭立てを後方4番手辺りから進むと、逃げたアメリカンビキニ(2022.3.18)が入りの600m33秒9、1000m通過58秒2という速い逃げのペースで迎えた直線。ラスト200mを切ってからマサノユニコーンと並ぶように伸びたヤマニンチェルキ、最後はしっかりと抜け出しました。今回のバイオレットS勝ちを以て酒井騎手とのコンビでは3戦3勝としたヤマニンチェルキ、その馬名意味は「冠名+探す(伊)」ということです。

#ヤマニンチェルキの4代血統構成は「フォーウィールドライブ×ヤマニンセラフィム×フレンチデピュティ×★Danzig」。4代で掛け合わされた種牡馬が、いずれも競走馬時代にGIレースを制していないという、現代の日本ではかなり珍しい組み合わせだなと思いました。

*

イミグラントソング 牡 鹿毛 2022.4.24生 安平町・ノーザンファーム生産 馬主・吉田 勝己氏 美浦・辻 哲英厩舎

イミグラントソング(2022.4.24)の4代血統表
マクフィ
鹿毛 2007.3.4
種付け時活性値:1.50【14】
Dubawi
鹿毛 2002.2.7
Dubai Millennium
鹿毛 1996.3.20
Seeking the Gold 1985.4.7
Colorado Dancer 1986.2.13
Zomaradah
鹿毛 1995.2.21
Deploy 1987.5.15
Jawaher 1989.5.13
Dhelaal
鹿毛 2002.4.25
Green Desert
鹿毛 1983.4.16
Danzig 1977.2.12
Foreign Courier 1979.4.11
Irish Valley
栗毛 1982.2.21
Irish River 1976.4.2
Green Valley 1967.4.17
エルノルテ
鹿毛 2011.2.24
仔受胎時活性値:0.50【10】

ディープインパクト
鹿毛 2002.3.25
種付け時活性値:0.00【8】
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ウインドインハーヘア
鹿毛 1991.2.20
Alzao 1980.2.28
Burghclere 1977.4.26
シーズオールエルティッシュ
鹿毛 2005.3.30
仔受胎時活性値:1.25【5】
Eltish
鹿毛 1992.2.8
種付け時活性値:1.00【12】
Cox’s Ridge 1974.4.4
Nimble Feet 1985.3.16
Shesabullwinkle
黒鹿毛 1999.2.26
仔受胎時活性値:1.25【5】
Hesabull
鹿毛 1993.4.24
種付け時活性値:1.25【5】
Wise Woman
鹿毛 1986.3.29
仔受胎時活性値:1.00【12】

<5代血統表内のクロス:Danzig4×5>

イミグラントソング(2022.4.24)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
マクフィ
(Mr. Prospector系)
ディープインパクト
(サンデーサイレンス系)
Eltish
(Turn-to系)
Hesabull
(Halo系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
マクフィ 4.00
(【10】+【5】+【5】+【12】)
祖母が米GII勝ち馬
(No. 8-a)
4番仔
(2連産目)

*

2025年の第43回ニュージーランドトロフィー(GII。中山芝1600m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 13 イミグラントソング 牡3 57 石川 裕紀人 1:32.4 10-9-9 33.1 482
[-4]
辻 哲英 2
2 7 アドマイヤズーム 牡3 57 川田 将雅 1:32.4 クビ 4-4-3 33.9 476
[+8]
友道 康夫 1
3 2 コートアリシアン 牝3 55 菅原 明良 1:32.6 1 1/4 6-6-7 33.8 434
[-6]
伊藤 大士 5
4 12 プリティディーヴァ 牝3 55 J.モレイラ 1:32.6 ハナ 8-8-7 33.6 464
[-10]
田中 博康 3
5 5 ミーントゥビー 牝3 55 松岡 正海 1:32.9 1 3/4 8-9-9 33.7 432
[-6]
堀内 岳志 12
2025年の第43回ニュージーランドトロフィー(GII。中山芝1600m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.4 – 10.7 – 11.2 – 11.4 – 12.0 – 11.9 – 11.2 – 11.6
ラップの
累計タイム
12.4 – 23.1 – 34.3 – 45.7 – 57.7 – 1:09.6 – 1:20.8 – 1:32.4
上り 4F 46.7 – 3F 34.7
【ニュージーランドT】(中山)後方で脚を溜めたイミグラントソングがゴール前で差し切り重賞初制覇|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI
【ニュージーランドT】(中山)後方で脚を溜めたイミグラントソングがゴール前で差し切り重賞初制覇|ラジオNIKKEI:競馬番組

昨年の朝日杯フューチュリティS(GI)を制したアドマイヤズーム(2022.2.28)の2025年初戦となったニュージーランドトロフィー。

アドマイヤズーム(2022.2.28)-第76回朝日杯フューチュリティS(GI)の勝ち馬-
アドマイヤズーム(2022.2.28)-第76回朝日杯フューチュリティS(GI)の勝ち馬-

14頭立てを800m通過45秒7、1000m通過57秒7という速いペースの流れの中、先行4番手からの競馬を見せたアドマイヤズーム。中山芝の直線でも馬場中央を雄々しく抜け出して「サスガは2歳マイル王」と思われましたが、道中後方に構えていた刺客がいました。イミグラントソング、ゴール前100mを切って外から強襲すると決勝点で「クビ」だけ差し切りました。イミグラントソング、その馬名意味は「移民の歌」とのこと。

イミグラントソングを管理される辻哲英調教師は3月末の毎日杯(GIII)をファンダム(2022.2.13)で制してJRA重賞初勝利を遂げられたばかりですが、2週間後のニュージーランドトロフィーをイミグラントソングで制して立て続けに重賞勝ちを収められたというところ。

僕自身は調教師のお面をかぶった、ただの競馬ファンですよというコメントが素敵と思えた辻師。イミグラントソング、ファンダムという2頭の優駿で向かう次の大舞台が楽しみです。

ファンダム(2022.2.13)&ランスオブカオス(2022.3.27)-2025年のクラシック候補生を確認する(No.36)-
ファンダム(2022.2.13)&ランスオブカオス(2022.3.27)-2025年のクラシック候補生を確認する(No.36)-

 

それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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