ショウナンザナドゥ(2022.2.18)&ファウストラーゼン(2022.3.23)-2025年のクラシック候補生を確認する(No.30)-

Pedigree

ショウナンザナドゥ 牝 鹿毛 2022.2.18生 安平町・ノーザンファーム生産 馬主・国本 哲秀氏 栗東・松下 武士厩舎

ショウナンザナドゥ(2022.2.18)の4代血統表
キズナ
青鹿毛 2010.3.5
種付け時活性値:0.75【11】
ディープインパクト
鹿毛 2002.3.25
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ウインドインハーヘア
鹿毛 1991.2.20
Alzao 1980.2.28
Burghclere 1977.4.26
キャットクイル
鹿毛 1990.5.22
Storm Cat
黒鹿毛 1983.2.27
Storm Bird 1978.4.19
Terlingua 1976.2.7
Pacific Princess
鹿毛 1973.5.10
★Damascus 1964.4.14
Fiji 1960
ミスエーニョ
黒鹿毛 2007.3.14
仔受胎時活性値:1.50【14】
Pulpit
鹿毛 1994.2.15
種付け時活性値:1.00【12】
A.P. Indy
黒鹿毛 1989.3.31
Seattle Slew 1974.2.15
Weekend Surprise 1980.4.8
Preach
鹿毛 1989.3.26
Mr. Prospector 1970.1.28
Narrate 1980.4.6
Madcap Escapade
鹿毛 2001.5.13
仔受胎時活性値:1.25【5】
ヘネシー
栗毛 1993.3.25
種付け時活性値:1.75【7】
Storm Cat 1983.2.27
Island Kitty 1976.2.23
Sassy Pants
鹿毛 1992.3.17
仔受胎時活性値:2.00(0.00)【8】
Saratoga Six
鹿毛 1982.4.13
種付け時活性値:0.25【9】
Special Portion
鹿毛 1985.3.19
仔受胎時活性値:1.50【6】

<5代血統表内のクロス:Storm Cat3×4、Secretariat5×5>

ショウナンザナドゥ(2022.2.18)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
キズナ
(サンデーサイレンス系)
Pulpit
(A.P. Indy系)
ヘネシー
(Storm Cat系)
Saratoga Six
(Raise a Native系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ヘネシー
(Island Kitty)
6.25 or 4.25
(【14】+【5】+【8】+【6】)
半姉ミアネーロ
(No. 23-b)
9番仔
(2連産目)

*

2025年の第59回報知杯フィリーズレビュー(GII。阪神芝1400m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 13 ショウナンザナドゥ 牝3 55 池添 謙一 1:20.7 10-11 34.8 442
[+10]
松下 武士 3
2 14 チェルビアット 牝3 55 北村 友一 1:20.8 3/4 14-14 34.8 484
[+2]
高野 友和 14
3 5 ボンヌソワレ 牝3 55 川田 将雅 1:20.8 アタマ 4-4 35.6 448
[-2]
宮田 敬介 7
4 16 インブロリオ 牝3 55 西村 淳也 1:21.2 2 7-6 35.8 466
[-2]
吉村 圭司 11
5 12 モズナナスター 牝3 55 松山 弘平 1:21.2 クビ 6-6 35.8 452
[+4]
矢作 芳人 6
2025年の第59回報知杯フィリーズレビュー(GII。阪神芝1400m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.0 – 10.2 – 11.0 – 11.7 – 12.0 – 11.8 – 12.0
ラップの
累計タイム
12.0 – 22.2 – 33.2 – 44.9 – 56.9 – 1:08.7 – 1:20.7
上り 4F 47.5 – 3F 35.8
【フィリーズレビュー】(阪神)良血馬ショウナンザナドゥが鮮烈な末脚で撫で切り、桜の舞台への道を勝利で飾る|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI
【フィリーズレビュー】(阪神)良血馬ショウナンザナドゥが鮮烈な末脚で撫で切り、桜の舞台への道を勝利で飾る|ラジオNIKKEI:競馬番組

ショウナンザナドゥ。半姉ミスエルテ(2014.4.7)ミアネーロ(2021.2.16)JRA重賞勝ち馬、母ミスエーニョと祖母Madcap Escapadeが米GI馬という超良血馬が、桜花賞(GI)トライアルにおいて2024年6月の京都芝1600mの未勝利戦以来となる2勝目を遂げました。レースは入りの600mが33秒2、800m通過が44秒9、1000m通過が56秒9という厳しい流れ。となりますと、後方から差し脚を見せた馬が上位に来るのも必定ですが、フルゲートの18頭立てを道中10、11番手と進んだショウナンザナドゥ、直線で外に持ち出されると池添謙一騎手の鼓舞に応え続け、最後はチェルビアット(2022.4.7)、ボンヌソワレ(2022.2.14)の2着争いから4分の3馬身抜け出したところが決勝点。ショウナンザナドゥ、その馬名意味は「冠名+桃源郷」ということです。

#チェルビアットはショウナンパンドラ(2011.3.10)の半妹ということで、ショウナンザナドゥの国本哲秀オーナー、池添騎手にも縁の血統馬でした。またボンヌソワレは速いラップの中で先行4番手から良く3着に粘ったもの。中位人気の川田将雅騎手は怖いと改めて思ったのですが、レイデオロ(2014.2.5)の娘、良いところがありそうにも感じました。レイデオロの仔、2年度産駒は記す機会が増えていますので、頑張って欲しいものです。

*

ファウストラーゼン 牡 鹿毛 2022.3.23生 新ひだか町・友田牧場生産 馬主・宮崎 俊也氏 栗東・西村 真幸厩舎

ファウストラーゼン(2022.3.23)の4代血統表
モズアスコット
栗毛 2014.3.31
種付け時活性値:1.75【7】
Frankel
鹿毛 2008.2.11
Galileo
鹿毛 1998.3.30
Sadler’s Wells 1981.4.11
Urban Sea 1989.2.18
Kind
鹿毛 2001.4.21
デインヒル 1986.3.26
Rainbow Lake 1990.4.10
India
栗毛 2003.4.2
ヘネシー
栗毛 1993.3.25
Storm Cat 1983.2.27
Island Kitty 1976.2.23
Misty Hour
鹿毛 1995.2.23
Miswaki 1978.2.22
Our Tina Marie 1978.3.15
ペイシャフェリス
鹿毛 2011.3.18
仔受胎時活性値:0.50【10】
スペシャルウィーク
黒鹿毛 1995.5.2
種付け時活性値:1.75【15】
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
キャンペンガール
鹿毛 1987.4.19
マルゼンスキー 1974.5.19
レデイーシラオキ 1978.4.3
プレザントケイプ
鹿毛 2006.1.24
仔受胎時活性値:1.00【4】
Cape Cross
黒鹿毛 1994.3.13
種付け時活性値:0.75【11】
Green Desert 1983.4.16
Park Appeal 1982.4.9
Felicity
鹿毛 2000.3.17
仔受胎時活性値:1.25【5】
Selkirk
栗毛 1988.2.19
種付け時活性値:0.75【11】
Las Flores
鹿毛 1991.6.4
仔受胎時活性値:2.00【8】

<5代血統表内のクロス:Sadler’s Wells4×5、Miswaki4×5(父方)、Danzig5×5、Nijinsky5×5>

ファウストラーゼン(2022.3.23)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
モズアスコット
(Galileo系)
スペシャルウィーク
(サンデーサイレンス系)
Cape Cross
(Danzig系)
Selkirk
(エタン系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
モズアスコット 4.75
(【10】+【4】+【5】+【8】)
叔母ペイシャフェリシタ
(No. 8-i)
4番仔
(4連産目)

*

2025年の第62回報知杯弥生賞ディープインパクト記念(GII。中山芝2000m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 8 ファウストラーゼン 牡3 57 杉原 誠人 2:01.3 12-13-1-1 37.2 456
[+2]
西村 真幸 7
2 3 ヴィンセンシオ 牡3 57 C.ルメール 2:01.3 クビ 1-1-2-2 36.9 516
[+10]
森 一誠 2
3 7 アロヒアリイ 牡3 57 横山 和生 2:01.4 クビ 10-10-13-8 36.1 494
[-2]
田中 博康 5
4 11 ミュージアムマイル 牡3 57 幸 英明 2:01.5 1 9-9-9-4 36.5 502
[+8]
高柳 大輔 1
5 13 ガンバルマン 牡3 57 原 優介 2:01.5 ハナ 14-14-11-9 36.4 462
[0]
萱野 浩二 13
2025年の第62回報知杯弥生賞ディープインパクト記念(GII。中山芝2000m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.6 – 10.9 – 12.4 – 12.8 – 12.2 – 11.5 – 11.7 – 12.4 – 12.1 – 12.7
ラップの
累計タイム
12.6 – 23.5 – 35.9 – 48.7 – 1:00.9 – 1:12.4 – 1:24.1 – 1:36.5 – 1:48.6 – 2:01.3
上り 4F 48.9 – 3F 37.2

*

【弥生賞ディープインパクト記念】(中山)道中、一気に捲ったファウストラーゼンが押し切り、クラシックに名乗りを上げる重賞初制覇|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI
【弥生賞ディープインパクト記念】(中山)道中、一気に捲ったファウストラーゼンが押し切り、クラシックに名乗りを上げる重賞初制覇|ラジオNIKKEI:競馬番組

ファウストラーゼン。「人名より+芝(独)。芝の魔術師」という馬名意味そのままに、ライバルたちを幻惑する魔術師の如き走りで皐月賞(GI)トライアルを制しました。中山芝2000mの葉牡丹賞を1分58秒8の2歳コースレコードで制したヴィンセンシオ(2022.2.6)が逃げて作り出したペースは入りの600mが35秒9、1000m通過1分0秒9という流れの中、正に残り1000m手前辺りで大マクリを見せたファウストラーゼンと杉原誠人騎手。前走ホープフルS(GI)でクロワデュノール(2022.3.21)の3着だった際に見せたレースの再現とばかりに一気に先頭に立つと、中山芝の直線310mではいったんヴィンセンシオに前に出られたかと思いきや内から差し返す二枚腰。思わず「杉原スペシャル!! マクり切った!!」と叫んでしましましたが、ファウストラーゼン、シンプルに強い馬。2025年のクラシック候補として完全に名乗りを上げました。

ヴィンセンシオ(2022.2.6)&ゲルチュタール(2022.2.15)-2025年のクラシック候補生を確認する(No.16)-
ヴィンセンシオ(2022.2.6)&ゲルチュタール(2022.2.15)-2025年のクラシック候補生を確認する(No.16)-
クロワデュノール(2022.3.21)-第41回ホープフルS(GI)の勝ち馬-
クロワデュノール(2022.3.21)-第41回ホープフルS(GI)の勝ち馬-

 

それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

#余談。

【弥生賞予想】再びロングスパートの可能性 前走17番人気の伏兵に注目 - 柏木集保 | 競馬コラム - netkeiba
クロワデュノールに0.5秒食い下がった心肺機能 この弥生賞ディープインパクト記念をステップに約1カ月半後の「皐月賞」を制したのは2010年のヴィクトワールピサが最後。それ以降、2月の共同通信杯からの直… No.1競馬情報サイト「netkei...

柏木集保さん、これは気持ち良かったでしょうね(^^)

#本当に余談。ファウストラーゼンの生産が友田牧場ということで「友田」つながりで。私、R-1グランプリ最年少優勝者のネタでは↓が好きなんですよ。某所のPOGで指名しているヴィンセンシオ、「弥生賞、どうにかできたはず」と思いたかったのですが、ファウストラーゼンが強かった。

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