ダンシングプリンス(2016.5.17)-2022年のリヤドダートスプリント(沙GIII)の勝ち馬-

Result

ダンシングプリンス(Dancing Prince) 牡 鹿毛 2016.5.17生 千歳市・社台ファーム生産 馬主・吉田 千津氏 美浦・宮田 敬介厩舎

ダンシングプリンス(2016.5.17)の4代血統表

パドトロワ
鹿毛 2007.4.20
種付け時活性値:0.00【8】
スウェプトオーヴァーボード
芦毛 1997.2.6
エンドスウィープ
鹿毛 1991.5.31
フォーティナイナー 1985.5.11
Broom Dance 1979.4.10
Sheer Ice
芦毛 1982.5.26
Cutlass 1970.4.26
Hey Dolly A. 1974.3.2
グランパドドゥ
鹿毛 1997.4.16
フジキセキ
青鹿毛 1992.4.15
サンデーサイレンス 1986.3.25
ミルレーサー 1983.5.20
スターバレリーナ
鹿毛 1990.5.8
Risen Star 1985.3.25
ベリアーニ 1985.4.11
リトルブレッシング
栗毛 2002.3.9
仔受胎時活性値:1.25【13】

バブルガムフェロー
鹿毛 1993.4.11
種付け時活性値:0.00【8】
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
バブルカンパニー
栗毛 1977.4.5
Lyphard 1969.5.10
Prodice 1969.2.2
サワヤカプリンセス
栗毛 1986.6.5
仔受胎時活性値:1.75【15】
ノーザンテースト
栗毛 1971.3.15
種付け時活性値:1.50【14】
Northern Dancer 1961.5.27
Lady Victoria 1962.2.20
スコツチプリンセス
栗毛 1970.3.19
仔受胎時活性値:1.75【15】
Creme dela Creme
鹿毛 1963.4.12
種付け時活性値:1.50【6】
Meadow Saffron
鹿毛 1964
仔受胎時活性値:1.25【5】

<5代血統表内のクロス:サンデーサイレンス3×4、Northern Dancer4×5(母方)>

ダンシングプリンス(2016.5.17)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
★パドトロワ
(Mr. Prospector系)
バブルガムフェロー
(サンデーサイレンス系)
ノーザンテースト
(Northern Dancer系)
Creme dela Creme
(Hyperion系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ノーザンテースト
(Hyperion)
6.00 伯父デュランダル
(No. 11-f)
8番仔
(2連産目)

*

2022年のリヤドダートスプリント(沙GIII。キングアブドゥルアジーズ・ダート1200m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 3 ダンシングプリンス 牡6 57 C.ルメール 1:10.26 宮田 敬介 1
2 7 Good Effort 牡7 57 Jim Crowley 5 3/4 Ismail Mohammed 4
3 12 チェーンオブラブ 牝5 55 坂井 瑠星 3 3/4 小笠 倫弘 5
4 2 コパノキッキング せん7 57 David Egan クビ 村山 明 3
5 14 Sunset Flash 牝6 55 M Alhabeeb 1 1/4 S Almindeel 11
ダンシングプリンス、サウジG3リヤドダートスプリントで圧巻の逃走劇 | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト
現地26日にサウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場でG3リヤドダートスプリント(3歳以上、ダート1200m)が行われ、日本のダンシングプリンスがダッシュ一番、先行争いを制すと、迎えた直線では

2022年のリヤドダートスプリント。今年2022年から国際GIIIとなったリヤドダートスプリント、1着賞金が90万米ドルですから、1ドル115円換算とすると1億350万円という世界各国の賞金基準からしてもGIレースと遜色ない一戦。13頭立てのキングアブドゥルアジーズ・ダート1200mを好発から一気呵成の逃げで制したのはダンシングプリンス。1200m戦で2着に5と4分の3馬身差は「大圧勝」と言わざるを得ません。ダンシングプリンス、見ていて気持ちが良くなる逃亡劇でした。そしてまた日本調教馬は3着のチェーンオブラブ(2017.4.15)、4着の防衛王者のコパノキッキング(2015.3.7)も頑張ってくれました。「ホンマにどんだけ強いねん、日本馬」と、リヤドダートスプリントのレース後、つぶやいている自分がいました^^;

実のところ、↑に示したダンシングプリンスの4代血統表は1年以上前から準備していたのです。船橋競馬で3連勝の後、中央再転厩でやはり3連勝、都合6連勝で2020年のカペラS(GIII)に挑む前に「パドトロワの仔、、、あれ、これは0の理論的には面白い馬やなぁ」と思ったのでした。そんなダンシングプリンス、管理される宮田敬介調教師にとって厩舎開業初勝利をプレゼントしてくれた馬でもありました。

【宮田敬介調教師】ダンシングプリンスで開業初勝利!夢は大きく「この馬で海外へ」 - netkeiba特派員 | 競馬コラム - netkeiba
今年3月、美浦に厩舎を開業した宮田敬介調教師(39)。2006年に厩務員としてこの世界に飛び込み、栗田博厩舎、田島厩舎、国枝厩舎で調教助手などを務め経験を積み、2019年に調教師免許を習得。そして4月… No.1競馬情報サイト「netkei...

『ダンシングプリンス、いつか大仕事をしてくれるはず』と温めていた下書き。遠く沙国の地でセンセーショナルな勝利を収めてくれて、本当に嬉しかったです(^^)

*

ダンシングプリンスの鞍上のクリストフ・ルメール騎手はオーソリティ(2017.2.12)、ソングライン(2018.3.4)、ステイフーリッシュ(2015.2.22)に続いて2022年のサウジカップデーのGレース4勝の荒稼ぎとなりました。

オーソリティ(2017.2.12)-2022年のネオムターフC(沙GIII)の勝ち馬-
オーソリティ(Authority) 牡 鹿毛 2017.2.12生 安平町・ノーザンファーム生産 馬主・(有)シルクレーシング 美浦・木村 哲也厩舎
ソングライン(2018.3.4)-2022年の1351ターフスプリント(沙GIII)の勝ち馬-
ソングライン(Songline) 牝 青鹿毛 2018.3.4生 安平町・ノーザンファーム生産 馬主・(有)サンデーレーシング 美浦・林 徹厩舎
ステイフーリッシュ(2015.2.22)-2022年のレッドシーターフH(沙GIII)の勝ち馬-
ステイフーリッシュ(Stay Foolish) 牡 鹿毛 2015.2.22生 千歳市・社台ファーム生産 馬主・(有)社台レースホース 栗東・矢作 芳人厩舎

2022年のサウジカップデーのGレース4勝を遂げた日本調教馬たちの血統を並べて見た時、ふと思ったことがありました。

2022年のサウジカップデーのGレース4勝を遂げた日本調教馬たち
競走名・記事名など 馬名
(生年月日)
[F No.]
母の
何番仔?
[料の遺伝]
4代血統構成
母父 祖母父 曾祖母父
ネオムターフC
(沙GIII。キングアブドゥルアジーズ芝2100m)
オーソリティ
(2017.2.12)
[16-a]
2番仔
(2連産目)
[5.50]
オルフェーヴル
(サンデーサイレンス系)
シンボリクリスエス
(Roberto系)
スペシャルウィーク
(サンデーサイレンス系)
Sadler’s Wells
(Northern Dancer系)
1351ターフスプリント
(沙GIII。キングアブドゥルアジーズ芝1351m)
ソングライン
(2018.3.4)
[B3]
初仔[5.75] キズナ
(サンデーサイレンス系)
シンボリクリスエス
(Roberto系)
アグネスタキオン
(サンデーサイレンス系)
★Machiavellian
(Mr. Prospector系)
レッドシーターフH
(沙GIII。キングアブドゥルアジーズ芝3000m)
ステイフーリッシュ
(2015.2.22)
[5-g]
3番仔
(3連産目)
[5.50]
ステイゴールド
(サンデーサイレンス系)
キングカメハメハ
(Mr. Prospector系)
Silver Hawk
(Roberto系)
Chieftain
(Bold Ruler系)
リヤドダートスプリント
(沙GIII。キングアブドゥルアジーズ・ダート1200m)
ダンシングプリンス
(2016.5.17)
[11-f]
8番仔
(2連産目)
[6.00]
★パドトロワ
(Mr. Prospector系)
バブルガムフェロー
(サンデーサイレンス系)
ノーザンテースト
(Northern Dancer系)
Creme dela Creme
(Hyperion系)

4頭中3頭の母父に藤沢和雄調教師の管理馬の名前が見えて、『シンボリクリスエスとバブルガムフェロー、空の上から藤沢先生にはなむけを贈ったのか』、と。

*

沙国で花開いたダンシングプリンスの能力。この後は帰国するようですが、世界の舞台で見せたスピードは本物。踊る王子の次走を楽しみにしたいと思います。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

ダンシングプリンス海外初勝利 宮田師「素晴らしいレースしてくれた」/リヤドダートスプリント | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト
リヤドダートスプリントをダンシングプリンス(牡6、宮田)が逃げ切り、宮田厩舎が海外初勝利を挙げた。27日、管理する宮田敬介師(41)が中山競馬場で取材に応じ、喜びを語った。「素晴らしいレースをしてく
タイトルとURLをコピーしました