2020年のクラシック候補生を確認する(No.11)-クリスタルブラック(2017.4.25)+ケヴィン(2017.1.26)-

クリスタルブラック 牡 黒鹿毛 2017.4.25生 新冠・大狩部牧場生産 馬主・岡田勇氏 美浦・高橋文雅厩舎

クリスタルブラック(2017.4.25)の4代血統表
キズナ
青鹿毛 2010.3.5
種付け時活性値:1.50
ディープインパクト
鹿毛 2002.3.25
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ウインドインハーヘア
鹿毛 1991.2.20
Alzao 1980.2.28
Burghclere 1977.4.26
キャットクイル
鹿毛 1990.5.22
Storm Cat
黒鹿毛 1983.2.27
Storm Bird 1978.4.19
Terlingua 1976.2.7
Pacific Princess
鹿毛 1973.5.10
★Damascus 1964.4.14
Fiji 1960
アッシュケーク
鹿毛 2006.3.23
仔受胎時活性値:0.50
タイキシャトル
栗毛 1994.3.23
種付け時活性値:0.75
Devil’s Bag
鹿毛 1981.2.19
Halo 1969.2.7
Ballade 1972.3.10
ウェルシュマフィン
鹿毛 1987.3.15
Caerleon 1980.3.27
Muffitys 1982.3.7
ケイアイグローリー
鹿毛 1993.4.27
仔受胎時活性値:1.00
Kris S.
黒鹿毛 1977.4.25
種付け時活性値:1.75
Roberto 1969.3.16
Sharp Queen 1965.4.19
Star Pitcher
鹿毛 1988.4.24
仔受胎時活性値:1.00
★Star Choice
鹿毛 1979.4.3
種付け時活性値:0.00
Rare’n Pitch
鹿毛 1983.4.29
仔受胎時活性値:1.00

<5代血統表内のクロス:Halo4×4、Hail to Reason5×5×5>

クリスタルブラック(2017.4.25)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
キズナ
(サンデーサイレンス系)
タイキシャトル
(Halo系)
Kris S.
(Roberto系)
Star Choice
(Intent系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Kris S.
(アッシュケーク)
3.50
(No. 1-n)
5番仔
(3連産目)

*

2020年の第60回京成杯(GIII。中山芝2000m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 1 クリスタルブラック 牡3 56 吉田 豊 2:02.1   8-11-10-10 35.4 476
[+4]
高橋 文雅 7
2 12 スカイグルーヴ 牝3 54 C.ルメール 2:02.2 1/2 2-2-2-1 36.2 444
[+4]
木村 哲也 1
3 7 ディアスティマ 牡3 56 A.シュタルケ 2:02.6 2 1/2 4-4-4-4 36.4 480
[0]
高野 友和 6
4 10 ビターエンダー 牡3 56 津村 明秀 2:02.6 クビ 8-8-7-7 36.2 470
[+12]
相沢 郁 4
5 5 キングオブドラゴン 牡3 56 田辺 裕信 2:02.8 1 1/2 4-4-4-4 36.6 498
[0]
矢作 芳人 8

1番人気のエピファネイア(2010.2.11)産駒スカイグルーヴ(2017.1.23)が中山芝の直線350mを抜け出して勝利を収めるかに思われた刹那、外から飛ぶように駆けて来た馬が1頭。7番人気のキズナ産駒クリスタルブラック、「桃、緑菱山形、桃袖」の勝負服をまとった鞍上の鼓舞に応えて、最後は半馬身差し切っていました。高橋文雅調教師&吉田豊騎手という大久保洋吉一門のタッグ、高橋師にとっては開業9年目の初めての重賞制覇、吉田騎手にとっては2017年のツクバアズマオー(2011.1.30)による中山金杯(GIII)以来3年ぶりの重賞制覇。そしてまた、馬主の岡田勇氏、生産の大狩部牧場にとってもJRA重賞初制覇とと相成りました。黒鹿毛の馬体よろしくクリスタルブラック、その馬名意味は「黒い水晶」ということです。

https://news.yahoo.co.jp/byline/satoshihiramatsu/20200107-00157753/

*

ケヴィン 牡 青鹿毛 2017.1.26生 千歳・社台ファーム生産 馬主・米田稔氏 栗東・長谷川浩大厩舎

ケヴィン(2017.1.26)の4代血統表
キズナ
青鹿毛 2010.3.5
種付け時活性値:1.50
ディープインパクト
鹿毛 2002.3.25
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ウインドインハーヘア
鹿毛 1991.2.20
Alzao 1980.2.28
Burghclere 1977.4.26
キャットクイル
鹿毛 1990.5.22
Storm Cat
黒鹿毛 1983.2.27
Storm Bird 1978.4.19
Terlingua 1976.2.7
Pacific Princess
鹿毛 1973.5.10
★Damascus 1964.4.14
Fiji 1960
トレラピッド
鹿毛 2005.4.11
仔受胎時活性値:0.75
Anabaa Blue
鹿毛 1998.4.12
種付け時活性値:1.50
Anabaa
鹿毛 1992.3.13
Danzig 1977.2.12
Balbonella 1984
Allez Les Trois
栗毛 1991.4.26
Riverman 1969.3.22
Allegretta 1978.3.10
Tres Ravi
黒鹿毛 1997.3.18
仔受胎時活性値:1.75
Monsun
黒鹿毛 1990.3.4
種付け時活性値:1.50
Konigsstuhl 1976.5.17
Mosella 1985.3.25
Tres Magnifique
鹿毛 1984.5.18
仔受胎時活性値:1.00
Gay Fandango
栗毛 1972.5.10
種付け時活性値:0.75
Toscadora
鹿毛 1971.3.10
仔受胎時活性値:1.00

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×5>

ケヴィン(2017.1.26)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
キズナ
(サンデーサイレンス系)
Anabaa Blue
(Danzig系)
Monsun
(Bahram系)
Gay Fandango
(Forli系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
キズナ 4.50 母が欧州GII2着2回
(No. 12-b)
6番仔
(流産後)

*

2020年の若駒S(L。京都芝2000m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 4 ケヴィン 牡3 56 和田 竜二 2:02.5   2-2-2-2 36.3 484
[-4]
長谷川 浩大 3
2 1 アリストテレス 牡3 56 福永 祐一 2:02.5 クビ 5-5-5-5 35.8 468
[0]
音無 秀孝 4
3 3 ラインベック 牡3 56 武 豊 2:02.8 1 3/4 3-3-3-2 36.5 468
[-2]
友道 康夫 1
4 6 パンサラッサ 牡3 56 坂井 瑠星 2:02.9 クビ 1-1-1-1 37.3 452
[-4]
矢作 芳人 5
5 5 マイネルミンドール 牡3 56 国分 優作 2:03.1 1 1/2 6-6-6-6 36.2 444
[-2]
相沢 郁 6

2020年1月26日に行われた若駒Sを制したのは、満3歳の誕生日を自身で祝った3番人気のキズナ産駒ケヴィン。外から差し迫った5番人気のエピファネイア産駒アリストテレス(2017.4.8) を「クビ」だけ凌いだところが京都芝2000mの決勝点。関西の出世レースを制して、勇躍いざ行かんクラシックと思われましたが、好事魔多し。

新極ウマ・プレミアム|日刊スポーツ

レースの2日後、左第3手根骨の骨折により手術を受けたということ。未来ある若駒、ここは無理をせず、万全を期してから復活を果たして欲しいものです。そんなケヴィン、馬名意味は「人名より」ということです。

  

図らずもキズナ産駒が1着、エピファネイア産駒が2着という、芝2000mの2競走の結果を紹介した記事となりました。父の代から仔の代へ。時は流れ、血は巡り、馬は駆け続けます。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

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