2019年のクラシック候補生を確認する(其の陸)

ダノンファンタジー 牝 鹿毛 2016.1.30生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・(株)ダノックス 栗東・中内田充正厩舎

ダノンファンタジー(2016.1.30)の4代血統表
ディープインパクト
鹿毛 2002.3.25
種付け時活性値:1.25
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ウインドインハーヘア
鹿毛 1991.2.20
Alzao
鹿毛 1980.2.28
Lyphard 1969.5.10
Lady Rebecca 1971.2.28
Burghclere
鹿毛 1977.4.26
Busted 1963.3.16
Highclere 1971.4.9
ライフフォーセール(ARG)
鹿毛 2008.8.1
仔受胎時活性値:1.625
Not For Sale(ARG)
黒鹿毛 1994.10.2
種付け時活性値:1.25
Parade Marshal
黒鹿毛 1983.3.25
Caro 1967.4.11
Stepping High 1969.2.21
Love for Sale
鹿毛 1979.10.14
Laramie Trail 1972.5.6
Museliere 1973
Doubt Fire(BRZ)
黒鹿毛 2001.8.19
仔受胎時活性値:1.50
Ski Champ(USA)
芦毛 1986.5.29
種付け時活性値:1.625
★Icecapade 1969.4.4
Ski Goggle 1980.5.25
My Little Life(BRZ)
鹿毛 1990.9.1
仔受胎時活性値:0.50
Ghadeer(FR)
鹿毛 1978.2.4
種付け時活性値:0.875
Dimane(BRZ)
鹿毛 1982
仔受胎時活性値:1.75

<5代血統表内のクロス:Lyphard4×5>

ダノンファンタジー(2016.1.30)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ディープインパクト
(Halo系)
Not For Sale
(フオルテイノ系)
Ski Champ
(Nearctic系)
Ghadeer
(Lyphard系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Ski Champ
(Doubt Fire)
5.375 母が亜GI2勝馬
(No. 7-a)
3番仔
(3連産目)

2018年の第23回ファンタジーS(GIII)。その馬名から、このレースを制するのは宿命だったのでしょうか、ダノンファンタジー。馬名意味は「冠名+幻想。幻想的な走りを期待して」。その幻想的な走りを以てして重賞初制覇を遂げたダノンファンタジー、新馬戦2着に敗れた相手が、グランアレグリア(2016.1.24)でした。

では、以下にダノンファンタジーのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。なお、近親牝系図内のレース名、格付けはいずれも施行当時のものです。

Doubt Fire 2001 1勝 ルイスフェルナンドシルネリマ大賞(伯GIII)2着ほか
|ライフフォーセール 2008.8.1 ブエノスアイレス大賞(亜GI) ラプラタオークス(亜GI)ほか
||ダノンファンタジー 2016.1.30 (本馬) ファンタジーS(GIII)

ダノンファンタジーの牝系は南米で継承されている7号族a分枝系。ダノンファンタジーの母ライフフォーセールは上図に示した亜GI2勝のほか、亜GII3勝、亜GIII1勝と亜グループレース6勝の名牝でした。

また、ダノンファンタジーの0の理論的な最優性先祖である祖母父Ski Champ。米国生まれの同馬は5勝を挙げ5月25日大賞(亜GI)、アメリカ賞(亜GII)の勝ち馬。と言うよりも、日本の競馬ファンにとっては、スキーパラダイス(1990.5.12)、スキーキャプテン(1992.4.24)、バーボンカントリー(1994.5.17)等の半兄と言ったほうが、通りが良いですね^^;

*

アドマイヤマーズ 牡 栗毛 2016.3.16生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・近藤利一氏 栗東・友道康夫厩舎

アドマイヤマーズ(2016.3.16)の4代血統表
ダイワメジャー
栗毛 2001.4.8
種付け時活性値:1.50
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
スカーレットブーケ
栗毛 1988.4.11
ノーザンテースト
栗毛 1971.3.15
Northern Dancer 1961.5.27
Lady Victoria 1962.2.20
スカーレツトインク
栗毛 1971.5.5
Crimson Satan 1959.5.4
Consentida 1962.4.6
ヴィアメディチ
栗毛 2007.4.27
仔受胎時活性値:2.00
Medicean
栗毛 1997.2.26
種付け時活性値:0.25
▲Machiavellian
黒鹿毛 1987.1.31
★Mr. Prospector 1970.1.28
Coup de Folie 1982.4.2
Mystic Goddess
栗毛 1990.2.20
Storm Bird 1978.4.19
Rose Goddess 1979.5.18
Via Milano
黒鹿毛 2001.1.18
仔受胎時活性値:1.25
Singspiel
鹿毛 1992.2.25
種付け時活性値:0.00
In The Wings 1986.1.17
Glorious Song 1976.4.22
Salvinaxia
芦毛 1993.5.9
仔受胎時活性値:1.75
Linamix
芦毛 1987.2.5
種付け時活性値:1.25
Salve
栗毛 1982.5.4
仔受胎時活性値:0.50

<5代血統表内のクロス:Halo3×5×5、Northern Dancer4×5>

アドマイヤマーズ(2016.3.16)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ダイワメジャー
(Halo系)
Medicean
(Mr. Prospector系)
Singspiel
(Sadler’s Wells系)
Linamix
(Lyphard系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ダイワメジャー 5.50 母が仏GIII勝ち馬
(No. 4-l)
5番仔
(5連産目)

2018年の第53回デイリー杯2歳S(GII)。6月末の中京芝1600mの新馬戦でケイデンスコール(2016.2.11)を負かし、7月の中京2歳S(OP)はやはり中京芝1600mを3馬身差勝ち。そうして3戦目、京都芝1600mのGII戦では同じダイワメジャー産駒であるメイショウショウブ(2016.3.6)を4分の3馬身差で沈めて、デビュー3連勝。アドマイヤマーズ、赤く燃える火星を名前に戴く栗毛の流星馬、その出で立ちは父ダイワメジャーを彷彿とさせます。

では、以下にアドマイヤマーズのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。なお、近親牝系図内のレース名、格付けはいずれも施行当時のものです。

Via Milano 2001.1.18 3勝 レゼルヴワール賞(仏GIII)ほか
|ヴィアメディチ 2007.4.27 4勝 リウレイ賞(仏GIII)
||Via Pisa 2012.2.27 2勝 リディアテシオ賞(伊GI)3着
||Via Firenze 2013.3.27 2勝 バランシーン(UAE・GII)2着ほか
||アドマイヤマーズ 2016.3.16 (本馬) デイリー杯2歳S(GII)ほか
|Via Manzoni 2012.3.24 2勝 ヴァントー賞(仏GIII)3着
|Via Ravenna 2014.4.16 2勝 アンプリュダンス賞(仏GIII)

アドマイヤマーズの牝系は欧州で継承されている4号族l分枝系。母、祖母が仏GIII勝ち馬であり、近親にもグループレース活躍馬が見えます。活力充分というところでしょうか。

 

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

*

マイシンザン
マイシンザン

ダノンファンタジーちゃんが第23回ファンタジーSを勝った当日、ファンタジスト(2016.4.22)が東京の第54回京王杯2歳S(GII)を制したんよな。

ワイルドブラスター
ワイルドブラスター

2018年11月3日の土曜日、文化の日の重賞は、東西で未来を夢見る2歳馬が勝利を収めた訳ですね。

マイシンザン
マイシンザン

そうやな。で、全くどうでもいい話だが、このサイトの管理人は、ファンタジー小説では「ロードス島戦記」が好きって、言ってたわ。

ワイルドブラスター
ワイルドブラスター

ずいぶん若い時、ロードス島戦記の作家である水野良さんのサイン付きテレホンカードを入手したこともあるそうで。

マイシンザン
マイシンザン

でも、引っ越しの際に失くしてしまったって……。ふてぇ野郎だ!!

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