Douglas Macarthur 牡 鹿毛 2014.1.27生 愛国・Lodge Park Stud生産 馬主・M J Jooste & Mrs Magnier & M Tabor & D Smith 愛国・A P O’Brien厩舎
Galileo 鹿毛 1998.3.30 種付け時活性値:1.75 |
★ Sadler’s Wells 鹿毛 1981.4.11 |
Northern Dancer 鹿毛 1961.5.27 |
Nearctic 1954.2.11 |
Natalma 1957.3.26 | |||
Fairy Bridge 鹿毛 1975.5.4 |
Bold Reason 1968.4.8 | ||
Special 1969.3.28 | |||
Urban Sea 栗毛 1989.2.18 |
Miswaki 栗毛 1978.2.22 |
Mr. Prospector 1970.1.28 | |
Hopespringseternal 1971.5.27 | |||
Allegretta 栗毛 1978.3.10 |
Lombard 1967.1.31 | ||
Anatevka 1969.2.13 | |||
Alluring Park 黒鹿毛 1999.4.30 仔受胎時活性値:1.50 |
Green Desert 鹿毛 1983.4.16 種付け時活性値:1.75 |
Danzig 鹿毛 1977.2.12 |
Northern Dancer 1961.5.27 |
Pas de Nom 1968.1.27 | |||
Foreign Courier 鹿毛 1979.4.11 |
Sir Ivor 1965.5.5 | ||
Courtly Dee 1968.3.8 | |||
Park Express 黒鹿毛 1983.3.23 仔受胎時活性値:1.75 |
Ahonoora 栗毛 1975.4.12 種付け時活性値:1.75 |
Lorenzaccio 1965.2.23 | |
Helen Nichols 1966 | |||
Matcher 黒鹿毛 1966 仔受胎時活性値:2.00(0.00) |
Match 鹿毛 1958 種付け時活性値:1.75 |
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Lachine 鹿毛 1960 仔受胎時活性値:1.25 |
<5代血統表内のクロス:Northern Dancer3×4>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
Galileo (Sadler’s Wells系) |
Green Desert (Danzig系) |
Ahonoora (Luthier系) |
Match (Teddy系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
Galileo | 6.50 or 4.50 |
全姉が英オークス馬 (No. 19-b) |
8番仔? |
「オブライエン厩舎、愛ダービートライアルで上位3着を独占」というタイトルから、「エイダン・パトリック・オブライエンは本当にスゴイなぁ」と思い記事を確認したら、勝ち馬の馬名が「Douglas Macarthur」で、血統を開くと「伯父シンコウフォレスト」という、色々と日本に縁のある馬でしたので、ご紹介いたします。
2017年の愛ダービートライアルS(GIII)。レパーズタウン競馬場の1マイル2ハロンの一戦、3頭の激しい鍔迫り合いを制したのは、最内で際どく粘ったDouglas Macarthur。アタマ差2着がYucatan(2014.5.17)-母がGI3勝の名牝Six Perfections(2000.2.24)-、さらに短アタマ差3着がCapri(2014.2.7)。いずれにしてもエイダン・パトリック・オブライエン厩舎、いずれにしてもGalileo産駒。ちなみに、この3頭は同コース同距離の前走バリーサックスS(愛GIII)でも、Douglas Macarthur、Yucatan、Capriの順に2着、3着、4着でした。
なお、愛ダービートライアルSの主な勝ち馬には、Golden Fleece(1979.4.1)、Sadler’s Wells、Theatrical(1982.3.13)、シアトルダンサー(1984.4.22)、St Jovite(1989.3.11)、Sinndar(1997.2.27)、Galileo、High Chaparral(1999.3.1)、アラムシャー(2000.4.18)、Yeats(2001.4.23)、Dylan Thomas(2003.4.23)、Fame and Glory(2006.3.20)、Fascinating Rock(2011.3.28)等がいます。Douglas Macarthurにとっては、祖父Sadler’s Wells、父Galileoに続く、父仔3代制覇となりました。
それでは、Douglas Macarthurのごくごく簡単な近親牝系図を示しておきます。
Park Express 1983.3.23 5勝 フェニックスチャンピオンS(現愛チャンピオンS、GI) ナッソーS(当時英GII、現英GI) ランカシャーオークス(当時英GIII、現英GII) |シンコウフォレスト 9勝 1993.4.29 高松宮記念(GI) 阪急杯(GIII) 函館スプリントS(GIII) |Alluring Park 1勝 1999.4.30 ||Was 2009.5.11 2勝 英オークス(GI) ||Douglas Macarthur 2014.1.27 (本馬) 愛ダービートライアルS(GIII) |New Approach 2005.2.18 8勝 英ダービー(GI) 英チャンピオンS(GI) 愛チャンピオンS デューハーストS(英GI) 愛ナショナルS(GI) 愛フューチュリティS(GII) タイロスS(愛GIII)
全姉が英オークス馬、伯父がシンコウフォレスト、叔父が英ダービーを含むGI5勝馬、そして祖母が愛GI馬。Douglas Macarthur、これは紛れもなくピッカピカの良血馬です。また、母Alluring Parkはその父Green Desertですので、シンコウフォレストの全妹ですね。
ローテーションから察するに、第238回英ダービー、第152回愛ダービー(GI)路線に進むのではないかと思われる、Douglas Macarthur。シンコウフォレストの甥っ仔、頑張って欲しいものです。
それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。