リンドタイヨー 牡 鹿毛 1977.3.14生~1983.7.22没 静内町・山口牧場生産 馬主・(株)デルマークラブ 美浦・見上 恒芳厩舎
テスコボーイ 黒鹿毛 1963 種付け時活性値:1.25【13】 |
Princely Gift 鹿毛 1951 |
Nasrullah 鹿毛 1940.3.2 |
Nearco 1935.1.24 |
Mumtaz Begum 1932 | |||
Blue Gem 鹿毛 1943 |
Blue Peter 1936 | ||
Sparkle 1935 | |||
Suncourt 黒鹿毛 1952 |
Hyperion 栗毛 1930.4.18 |
Gainsborough 1915 | |
Selene 1919 | |||
Inquisition 黒鹿毛 1936 |
Dastur 1929 | ||
Jury 1929 | |||
ガレイ 栗毛 1964.4.13 仔受胎時活性値:1.00【12】 |
オーロイ 鹿毛 1957 種付け時活性値:1.50【6】 |
Aureole 栗毛 1950.4.14 |
Hyperion 1930.4.18 |
Angelola 1945 | |||
Millet 黒鹿毛 1949 |
Mieuxce 1933 | ||
Kannabis 1941 | |||
クリピン 栗毛 1957.3.20 仔受胎時活性値:1.50【6】 |
ミナミホマレ 鹿毛 1939.3.31 種付け時活性値:0.25【17】 |
プリメロ 1931 | |
フロリスト 1919.4.27 | |||
崇敏 栗毛 1941.2.20 仔受胎時活性値:1.75【15】 |
★月友 栗毛 1932.3.13 種付け時活性値:0.00【8】 |
||
玄麗 1932.4.22 仔受胎時活性値:2.00【8】 |
<5代血統表内のクロス:Hyperion3×4、Blandford5×5>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
テスコボーイ (Princely Gift系) |
オーロイ (Hyperion系) |
ミナミホマレ (Blandford系) |
月友 (Man o’ War系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
オーロイ (ガレイ) |
5.50 (【12】+【6】+【15】+【8】) |
(No. 2-n ソートウエーブ系) | 7番仔? (3連産目?) |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 走破 時計 |
着差 | 調教師 | 人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | リンドタイヨー | 牡2 | 54 | 横山富雄 | 1:36.7 | 見上恒芳 | 2 | |
2 | 9 | サーペンプリンス | 牡2 | 54 | 谷原義明 | 1:36.8 | クビ | 大久保末吉 | 6 |
3 | 8 | レーシングマツク | 牡2 | 54 | 増沢末夫 | 1:37.1 | 2 | 久恒久夫 | 7 |
4 | 7 | ポリートウシヨウ | 牝2 | 53 | 蓑田早人 | 1:37.4 | 1.3/4 | 森末之助 | 1 |
5 | 4 | シヤダイダンサー | 牝2 | 53 | 竹原啓二 | 1:37.7 | 2 | 松山吉三郎 | 3 |
リンドタイヨーの現年齢表記2歳時の戦績を辿りますと、
No. | 年月日 | 開催場 | レース名 | 距離 | 着順 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1979/6/16 | 札幌 | 新馬戦 | ダート1000m | 3 |
2 | 1979/6/30 | 札幌 | 新馬戦 | ダート1000m | 2 |
3 | 1979/7/14 | 札幌 | 未勝利戦 | ダート1000m | 1 |
4 | 1979/7/29 | 札幌 | 北海道3歳S | ダート1200m | 3 |
5 | 1979/8/24 | 函館 | すずらん賞 | 芝1200m | 2 |
6 | 1979/9/16 | 函館 | 函館3歳S | 芝1200m | 2 |
7 | 1979/10/21 | 中山 | 京成杯3歳S | 芝1200m | 2 |
8 | 1979/11/18 | 東京 | 府中3歳S | 芝1600m | 2 |
9 | 1979/12/9 | 中山 | 朝日杯3歳S | 芝1600m | 1 |
札幌、函館、中山、東京、そして中山。渡り歩いてならぬ、渡り走って9戦目、抜群の安定感を期待されたのか2番人気で挑んだ朝日杯3歳S。わずかに「クビ」だけサーペンプリンス(1977.4.17)を退けて掴んだ勝利が、そのまま優駿賞最優秀2歳牡馬につながったのでした。
明けて3歳。京成杯4着の後に挑んだ東京4歳Sを4馬身差で快勝したまでは、輝きを放っていたリンドタイヨー。けれど日輪の力は、深管骨瘤の傷が癒えたはずの3歳秋以降、思うような煌めきを見せませんでした。心と身体の微妙な関係。人も馬も生命ある生き物は何も変わりません。
ただ、それでも精一杯に頑張って、2歳時に世代牡馬王者に登り詰めたリンドタイヨー。
辿る戦績があり、思い馳せられる血統が残っているのですから、その蹄跡はただただ立派だったのです。
*
そんな訳で今年2025年は私が年男ということもありまして、全12回で自分と同じ年に生まれた1977年生まれ世代の馬たちを改めて記しておこうと思います。
それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。
*
[リンドタイヨー(1977.3.14)の主な競走成績]
- 朝日杯3歳S、東京4歳S
- 京成杯3歳S、函館3歳S
- 北海道3歳S
通算21戦3勝、2着5回、3着2回。
【中央重賞懐古的回顧】1979年朝日杯3歳S 異例・異彩・異能の「幻のダービー馬」リンドタイヨー
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