レーヌミノル 牝 栗毛 2014.4.24生 静内・フジワラフアーム生産 馬主・吉岡實氏 栗東・本田優厩舎
ダイワメジャー 栗毛 2001.4.8 種付け時活性値:1.00 |
サンデーサイレンス 青鹿毛 1986.3.25 |
★Halo 黒鹿毛 1969.2.7 |
Hail to Reason 1958.4.18 |
Cosmah 1953.4.4 | |||
Wishing Well 鹿毛 1975.4.12 |
Understanding 1963.2.17 | ||
Mountain Flower 1964.3.23 | |||
スカーレットブーケ 栗毛 1988.4.11 |
★ノーザンテースト 栗毛 1971.3.15 |
Northern Dancer 1961.5.27 | |
Lady Victoria 1962.2.20 | |||
スカーレットインク 栗毛 1971.5.5 |
Crimson Satan 1959 | ||
Consentida 1962 | |||
ダイワエンジェル 栗毛 2000.5.4 仔受胎時活性値:1.25 |
タイキシャトル 栗毛 1994.3.23 種付け時活性値:1.25 |
Devil’s Bag 鹿毛 1981.2.19 |
Halo 1969.2.7 |
Ballade 1972.3.10 | |||
ウェルシュマフィン 鹿毛 1987.3.15 |
Caerleon 1980.3.27 | ||
Muffitys 1982.3.7 | |||
プリンセススキー 鹿毛 1985.5.1 仔受胎時活性値:1.50 |
ロイヤルスキー 栗毛 1974.5.24 種付け時活性値:0.50 |
Raja Baba 1968.4.5 | |
Coz o’Nijinsky 1969.4.27 | |||
ギフトプリンセス 鹿毛 1976.5.24 仔受胎時活性値:2.00 |
テスコボーイ 黒鹿毛 1963 種付け時活性値:1.00 |
||
ヤマトタチバナ 鹿毛 1959.4.2 仔受胎時活性値:2.00(0.00) |
<5代血統表内のクロス:Halo3×4>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
ダイワメジャー (Halo系) |
タイキシャトル (Halo系) |
ロイヤルスキー (Bold Ruler系) |
テスコボーイ (Princely Gift系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
タイキシャトル (ダイワエンジェル) |
6.75 or 4.75 |
祖母がGIII勝ち馬 (No.2-c プリンセスリタ系) |
9番仔 (9連産目) |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 |
斤 量 |
騎手 |
走破 時計 |
着差 |
上り 3F |
馬体重 [前走比] |
調教師 |
人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 10 | レーヌミノル | 牝3 | 55 | 池添謙一 | 1:34.5 | 35.4 |
466 [-2] |
本田優 | 8 | |
2 | 6 | リスグラシュー | 牝3 | 55 | 武豊 | 1:34.6 | 1/2 | 35.3 |
436 [-2] |
矢作芳人 | 3 |
3 | 14 | ソウルスターリング | 牝3 | 55 | C.ルメール | 1:34.6 | クビ | 35.4 |
474 [-2] |
藤沢和雄 | 1 |
4 | 8 | カラクレナイ | 牝3 | 55 | 田辺裕信 | 1:34.7 | クビ | 35.0 |
480 [+2] |
松下武士 | 7 |
5 | 12 | アエロリット | 牝3 | 55 | 横山典弘 | 1:34.7 | クビ | 35.0 |
480 [-6] |
菊沢隆徳 | 6 |
2017年の第77回桜花賞。終わってみれば、1着と3着が入れ替わっただけで、上位3頭は昨年2016年の第68回阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)の上位3頭。阪神芝1600mのGIレースで強さを見せた馬たちが、改めてその実力を見せたという結果でした。
そんな中で小倉2歳S(GIII)以来の勝利を収めたレーヌミノル。前に馬を置き我慢を重ねる修練が実り、その名の通り、桜の女王を戴冠。レース時は勝負服とお揃いのメンコで隠されていますが、レーヌミノルは美しい栗毛の流星のベッピンさん。黄色の帽子、「白、赤縦縞、袖赤一本輪」の勝負服を乗せて、先行4番手から抜け出した様は、正に桜の女王にふさわしい美しさと強さでした。稍重の阪神芝1600mで1分34秒5の勝ち時計も速い。恐れ入りました。
初コンビとなったレーヌミノルを見事にエスコートされた池添謙一騎手は、2002年の第62回のアローキャリー(1999.3.1)以来となる2度目の桜花賞制覇。管理される本田優調教師は、調教師としてGI初勝利と共に、史上4人目となる「騎手と調教師での桜花賞V」を遂げられました。また、オーナーの吉岡實さんもGI初優勝、生産牧場であるフジワラフアームはウイングアロー(1995.3.25)による2000年の第1回ジャパンカップダート(現チャンピオンズカップ、GI)以来17年ぶりのJRAGI勝ちを収められました。それぞれにおめでとうございました。
若干余談となりますが、2001年の第61回は、ペーパーオーナーゲームで指名していたサクセスストレイン(1998.4.9)の応援もあり、現地で観戦していました。レースは単勝1.3倍の圧倒的1番人気に応えたテイエムオーシャン(1998.4.9)と本田優騎手(当時)が3馬身差の快勝。私が持っていたのは、テイエムオーシャンとサクセスストレインの馬連1点のみでした。そう、1998年4月9日の同日に、この世に生を受けた2頭の馬連でした。そうして、今日2017年4月9日は2頭の19歳の誕生日。本田調教師、かつての相棒の誕生日に、調教師として大仕事を果たされたのでした。
閑話休題。桜の女王となったレーヌミノル。【桜花賞】タメれば切れる!レーヌミノルは「千二の馬じゃない」― スポニチ Sponichi Annexの記事によると、中井仁助手曰く「適距離は1600~2000メートル」ということですから、3歳春の牝馬どうしならば、第78回優駿牝馬(GI)への進路も十分に考えられます。「母父タイキシャトル」は、ワンアンドオンリー(2011.2.23)やストレイトガール(2009.3.12)からも、府中の根幹距離GIで良い仕事を果たす印象もありますので、レーヌミノル、次走が楽しみになりました。
それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。