White Abarrio(ホワイトアバリオ) 牡 芦毛 2019.3.18生 米国・Spendthrift Farm, LLC生産 馬主・C2 Racing Stable LLC and La Milagrosa Stable, LLC 米国・Richard E. Dutrow, Jr厩舎
Race Day 芦毛 2011.4.8 種付け時活性値:1.75【7】 |
Tapit 芦毛 2001.2.27 |
Pulpit 鹿毛 1994.2.15 |
A.P. Indy 1989.3.31 |
Preach 1989.3.26 | |||
Tap Your Heels 芦毛 1996.2.16 |
★Unbridled 1987.3.5 | ||
Ruby Slippers 1982.3.18 | |||
Rebalite 鹿毛 2004.4.25 |
More Than Ready 黒鹿毛 1997.4.4 |
サザンヘイロー 1983.2.9 | |
Woodman’s Girl 1990.4.30 | |||
Printing Press 鹿毛 1981.3.5 |
★In Reality 1964.3.1 | ||
Wealth of Nations 1975.3.29 | |||
Catching Diamonds 鹿毛 2015.3.2 仔受胎時活性値:0.75【3】 |
Into Mischief 鹿毛 2005.3.28 種付け時活性値:0.25【9】 |
Harlan’s Holiday 鹿毛 1999.4.6 |
▲Harlan 1989.3.2 |
Christmas in Aiken 1992.3.25 | |||
Leslie’s Lady 鹿毛 1996.3.10 |
▲Tricky Creek 1986.4.19 | ||
Crystal Lady 1990.5.12 | |||
Grand Breeze 栗毛 2005.4.15 仔受胎時活性値:0.25【9】 |
Grand Slam 黒鹿毛 1995.5.3 種付け時活性値:0.25【9】 |
▲Gone West 1984.3.10 | |
Bright Candles 1987.5.18 | |||
Breeze Lass 鹿毛 1990.4.26 仔受胎時活性値:1.50【14】 |
It’s Freezing 栗毛 1972.3.8 種付け時活性値:0.25【17】 |
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Faneuil Lass 鹿毛 1979.3.14 仔受胎時活性値:0.50【10】 |
<5代血統表内のクロス:Mr. Prospector5×5>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
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Race Day (A.P. Indy系) |
Into Mischief (Storm Cat系) |
Grand Slam (Mr. Prospector系) |
It’s Freezing (Nasrullah系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
Race Day (Mr. Prospector) |
3.00 (【3】+【9】+【14】+【10】) |
伯父がUAE・GIII2勝馬 (No. 9-e) |
初仔 |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 斤 量 |
騎手 | 走破時計 ・着差 |
調教師 | 人 気 |
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1 | 3 | White Abarrio | 牡4 | 57.2 | Irad Ortiz Jr | 2:02.87 | Richard Dutrow Jr | 1 |
2 | 5 | デルマソトガケ | 牡3 | 55.3 | C.ルメール | 1 | 音無 秀孝 | 9 |
3 | 13 | Proxy | 牡5 | 57.2 | Joel Rosario | 1 1/4 | Michael Stidham | 6 |
4 | 12 | Arabian Knight | 牡3 | 55.3 | Flavien Prat | クビ | Bob Baffert | 2 |
5 | 8 | ウシュバテソーロ | 牡6 | 57.2 | 川田 将雅 | 3/4 | 高木 登 | 3 |
White Abarrio。ダート大国の威厳を見せ付けるかのように、日本馬に立ちはだかったのは現地1番人気馬でした。3歳時の2022年4月にガルフストリームパーク・ダート9ハロンのフロリダダービー(米GI)を制していたように若年期から素質を見せていたWhite Abarrioでしたが、ついに本格化という様相を見せたのは前走8月のサラトガ・ダート9ハロンのホイットニーS(米GI)を6と4分の1馬身差で制した時。その勢いのままに臨んだWhite Abarrio、今回のブリーダーズカップ・クラシックは12頭立て3番手で押し進め、1マイル1分35秒29で通過時には2番手、サンタアニタパーク・ダートの直線およそ300ヤードに入る時には既に先頭。デルマソトガケ(2020.4.28)がど根性で巻き返しを見せましたが、1馬身差を着けたところがゴールポスト。White Abarrio、節目の第40回ブリーダーズカップ・クラシックの勝者としてその名を刻みました。
本邦期待のデルマソトガケとウシュバテソーロ(2017.3.4)。結果は2着と5着。
デルマソトガケ。先行4番手から進めて3角から4角で押し始めた時には「サスガにケンタッキーダービー以来、半年ぶりでは厳しいか」と思いましたが、直線で巻き返しを見せた時には目を丸くしてビックリしました。2020年生まれ世代の日本生産調教のダートホースは、強い馬たちがめちゃくちゃ揃っています。その中でもデルマソトガケ。今後、国内だけではなく海外での転戦も楽しみになる、ブリーダーズカップ・クラシック2着の大善戦でした。
ウシュバテソーロ。ドバイワールドカップ(UAE・GI)の勝ち馬であるウシュバテソーロを以てしても高い壁である米国ダートの最高峰。今回はデルマソトガケに先んじられましたけれど、強力な先達として「若い者には負けんぜよ」というところを。まだまだ見せて欲しいと思います。
デルマソトガケ、ウシュバテソーロ。2頭共に本当にお疲れ様でした。
それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。