Pignan(2020.8.11)-第114回マナワツサイアーズプロデュースS(新GI)の勝ち馬-

Result

Pignan(ピニャン) 牝 鹿毛 2020.8.11生 新国・A O Burton & Mrs L a Hunt生産 馬主・Andy Rennie, Christian Cullen, David Monnery 新国・Lisa Latta厩舎

Pignan(2020.8.11)の4代血統表

ステファノス
鹿毛 2011.2.13
種付け時活性値:0.125【8.5】

ディープインパクト
鹿毛 2002.3.25
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ウインドインハーヘア
鹿毛 1991.2.20
Alzao 1980.2.28
Burghclere 1977.4.26
ココシュニック
芦毛 2005.2.5
クロフネ
芦毛 1998.3.31
フレンチデピュティ 1992.1.30
ブルーアヴェニュー 1990.2.15
ゴールドティアラ
栗毛 1996.4.25
Seeking the Gold 1985.4.7
Bright Tiara 1989.3.27
Hirondelle(NZ)
栗毛 2014.8.31
仔受胎時活性値:1.25【5】
Sepoy(AUS)
栗毛 2008.9.27
種付け時活性値:1.25【5】
Elusive Quality
鹿毛 1993.1.27
★Gone West 1984.3.10
Touch of Greatness 1986.4.30
Watchful
鹿毛 2001.11.16
デインヒル 1986.3.26
Canny Miss 1991.9.9
Huluava(NZ)
鹿毛 2003.9.19
仔受胎時活性値:0.50【10】
Pins(AUS)
鹿毛 1996.9.10
種付け時活性値:1.50【6】
Snippets 1984.11.1
No Finer 1979.10.7
Alpine(NZ)
鹿毛 1997.8.31
仔受胎時活性値:1.25【5】
Zabeel(NZ)
鹿毛 1986.10.25
種付け時活性値:0.50【10】
Manawa Belle(NZ)
栗毛 1984
仔受胎時活性値:1.00【12】

<5代血統表内のクロス:Mr. Prospector5×5>

Pignan(2020.8.11)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ステファノス
(サンデーサイレンス系)
Sepoy
(Mr. Prospector系)
Pins
(Tom Fool系)
Zabeel
(Sir Tristram系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Pins
(Kaoru)
4.00
(【5】+【10】+【5】+【12】)
高祖母の仔に新GI馬
(No. 18)
2番仔
(2連産目)

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2023年の第114回マナワツサイアーズプロデュースS(新GI。アワプニ芝1400m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 8 Pignan 牝2 55 Joe Doyle 1:23.93 Lisa Latta 8
2 9 Aprilia 牝2 55 Fred Kersley 3/4 Andrew Forsman 10
3 2 To Catch A Thief せん2 57 Craig Grylls クビ Graham Richardson & Rogan Norvall 7
4 1 Trobriand 牡2 57 Opie Bosson 1 1/4 Mark Walker 1
5 10 Chantilly Lace 牝2 55 Vinnie Colgan 半クビ Chrissy Bambry 11
ステファノス産駒のピニャン、NZの2歳G1マナワツSPSで父子とも重賞初制覇 | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト
ニュージーランドのアワプニ競馬場で現地1日に行われた2歳G1マナワツサイアーズプロデュースステークス(芝1400m)を、現役時代に日本で活躍したステファノス産駒のピニャンが快勝して波乱を呼んだ。

むぅ、新国の2歳、3歳のGI戦線でディープインパクトの孫の活躍が留まるところを知りません。

Tokyo Tycoon(2020.9.11)-2023年のシステマS(新GI)の勝ち馬-
Tokyo Tycoon(トウキョウタイクーン) せん 鹿毛 2020.9.11生 新国・Rich Hill Thoroughbreds Ltd生産 馬主・Meadowbank Masters Racing & Te Akau Satono Samurai Racing 新国・Mark Walker厩舎
Pennyweka(2019.9.19)-第55回ニュージーランドオークス(GI)の勝ち馬-
Pennyweka(ペニーウェカ) 牝 鹿毛 2019.9.19生 新国・J V & L D Wallace生産 馬主・The Galloping Wekas Jazweka Syndicate 新国・Jim Wallace厩舎

サトノアラジン(2011.2.16)産駒のTokyo Tycoon(2020.9.11)、Pennyweka(2019.9.19)に続いて、今度はステファノス産駒のPignanが新国伝統の2歳戦であるマナワツサイアーズプロデュースSで12頭立て8番人気を跳ね返しての勝利を見せてくれました。種牡馬ステファノスは産駒のグループレース初勝利がGIの大舞台となりました。そんなステファノスは現役時代に4勝を挙げ、重賞勝ちは富士S(GIII)の1勝のみでしたが、GI2着が天皇賞・秋(GI)、クイーンエリザベス2世カップ(香GI)、大阪杯(GI)と3回、GI3着が天皇賞・秋香港カップ(GI)と2回あり、GI級の能力を秘めた馬でした。↑で引いたJRA-VAN Worldの記事によりますと引退後の2019年にニュージーランドのノヴァラパークスタッドが購入し、現地で種牡馬入りしたということ。そうして孝行娘となったPignanはステファノスの初年度産駒であり、種付け頭数109頭、生産頭数77頭の内の1頭です。

Novara Park Stud | Pedigree Overview | Waikato, New Zealand
Staphanos (JPN) 2011 / Breeding / LOVERACING.NZ

近年はスタッドブックがWEBで開かれている国も多いので有り難いものです。特に新国のLOVERACING.NZや亜国のStud Book Argentinoはサイト内で繁殖成績やレース成績が網羅的に確認できますので、私は大変お世話になっておりますm(_ _)m

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サトノアラジン、ステファノスの両種牡馬の産駒が新国で適正を見せていますが、両頭は0の理論的にはディープインパクトが8歳時交配のミニモの遺伝を受けている2011年生まれ世代の同期生どうし。そしてまたサトノアラジンのTokyo Tycoon、ステファノスのPignanと、2020年生まれ世代の南半球産馬には8.5歳時交配の準ミニモの遺伝を与えています。弊サイトでは機械的に年齢差しか確認しておらず恐縮ですが、0リフレッシュの効果の好例を見ているように感じています。

種牡馬ステファノスにGI勝ちを贈った孝行娘Pignan。3歳を迎えるシーズンでは新国のクラシックに向かうことになると思いますが、さらなる活躍を見せて欲しいもの。大洋州(オセアニア)で活躍するサンデーサイレンス、ディープインパクトの血、日本の空の下から応援しています。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

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