アドマイヤマックス 牡 鹿毛 1999.4.10生~2023.2.12没 早来町・ノーザンファーム生産 馬主・近藤 利一氏 栗東・橋田 満厩舎
サンデーサイレンス 青鹿毛 1986.3.25 種付け時活性値:1.00【12】 |
★ Halo 黒鹿毛 1969.2.7 |
Hail to Reason 黒鹿毛 1958.4.18 |
Turn-to 1951 |
Nothirdchance 1948 | |||
Cosmah 鹿毛 1953.4.4 |
★Cosmic Bomb 1944 | ||
Almahmoud 1947.5.18 ♀ | |||
Wishing Well 鹿毛 1975.4.12 |
Understanding 栗毛 1963.2.17 |
★Promised Land 1954.3.31 | |
Pretty Ways 1953.3.21 | |||
Mountain Flower 鹿毛 1964.3.23 |
Montparnasse 1956 | ||
Edelweiss 1959.2.15 | |||
ダイナシユート 栗毛 1982.5.13 仔受胎時活性値:2.00【16】 |
ノーザンテースト 栗毛 1971.3.15 種付け時活性値:0.50【10】 |
▲Northern Dancer 鹿毛 1961.5.27 |
Nearctic 1954.2.11 |
Natalma 1957.3.26 | |||
Lady Victoria 黒鹿毛 1962.2.20 |
Victoria Park 1957.5.10 | ||
Lady Angela 1944 ♀ | |||
シヤダイマイン 黒鹿毛 1973.4.9 仔受胎時活性値:2.00(0.00)【8】 |
ヒツテイングアウエー 鹿毛 1958.4.9 種付け時活性値:1.50【14】 |
Ambiorix 1946 | |
Striking 1947 | |||
フアンシミン 芦毛 1967.4.21 仔受胎時活性値:1.25【5】 |
Determine 芦毛 1951.4.7 種付け時活性値:1.75【15】 |
||
Fanciful Miss 鹿毛 1954.4.21 仔受胎時活性値:1.00【12】 |
<5代血統表内のクロス:Almahmoud(♀)4×5、Lady Angela(♀)4×5(母方)>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
サンデーサイレンス (Halo系) |
ノーザンテースト (Northern Dancer系) |
ヒツテイングアウエー (Tourbillon系) |
Determine (Hyperion系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
Determine (フアンシミン) |
6.25 or 4.25 (【16】+【8】+【5】+【12】) |
姪ラインクラフト (No. 9-f) |
9番仔 (空胎後) |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 |
斤 量 |
騎手 |
走破 時計 |
着差 |
通過 順位 |
上り 3F |
馬体重 [増減] |
調教師 |
人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 16 | アドマイヤマックス | 牡2 | 55 | 福永 祐一 | 1:48.2 | 10-11-11 | 35.4 |
450 [-4] |
橋田 満 | 2 | |
2 | 1 | マチカネアカツキ | 牡2 | 55 | 村田 一誠 | 1:48.6 | 2 1/2 | 4-4-4 | 36.5 |
506 [+2] |
藤沢 和雄 | 4 |
3 | 18 | アブレイズ | 牡2 | 55 | 北村 宏司 | 1:48.7 | 3/4 | 5-4-4 | 36.6 |
462 [-4] |
手塚 貴久 | 11 |
4 | 8 | セイコーアカデミー | 牡2 | 55 | 柴田 善臣 | 1:48.8 | 1/2 | 12-11-11 | 36.0 |
442 [-4] |
鈴木 康弘 | 3 |
5 | 12 | トーセンサクシード | 牡2 | 55 | 田中 勝春 | 1:48.8 | ハナ | 7-8-8 | 36.2 |
426 [+8] |
稗田 研二 | 15 |
1F毎の ラップ |
12.6 – 11.3 – 11.7 – 12.2 – 12.0 – 12.0 – 12.0 – 12.1 – 12.3 |
---|---|
ラップの 累計タイム |
12.6 – 23.9 – 35.6 – 47.8 – 59.8 – 1:11.8 – 1:23.8 – 1:35.9 – 1:48.2 |
上り | 4F 48.4 – 3F 36.4 |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 |
斤 量 |
騎手 |
走破 時計 |
着差 |
通過 順位 |
上り 3F |
馬体重 [増減] |
調教師 |
人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | アドマイヤマックス | 牡5 | 56 | 武 豊 | 1:33.2 | 8-7 | 34.3 |
470 [-6] |
橋田 満 | 1 | |
2 | 6 | モノポール | 牡5 | 56 | 蛯名 正義 | 1:33.4 | 1 1/4 | 5-5 | 34.8 |
464 [+2] |
大久保 洋吉 | 2 |
3 | 8 | メテオバースト | 牡3 | 54 | 横山 典弘 | 1:33.5 | クビ | 12-12 | 34.3 |
480 [+18] |
萩原 清 | 4 |
4 | 4 | ロードフラッグ | せん7 | 56 | 田中 勝春 | 1:33.6 | 3/4 | 10-11 | 34.5 |
466 [+4] |
伊藤 正徳 | 5 |
5 | 10 | シャイニンルビー | 牝5 | 54 | 北村 宏司 | 1:33.7 | 3/4 | 13-14 | 34.4 |
468 [+2] |
藤沢 和雄 | 6 |
1F毎の ラップ |
12.4 – 11.2 – 11.3 – 11.6 – 11.8 – 11.4 – 11.4 – 12.1 |
---|---|
ラップの 累計タイム |
12.4 – 23.6 – 34.9 – 46.5 – 58.3 – 1:09.7 – 1:21.1 – 1:33.2 |
上り | 4F 46.7 – 3F 34.9 |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 |
斤 量 |
騎手 |
走破 時計 |
着差 |
通過 順位 |
上り 3F |
馬体重 [増減] |
調教師 |
人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 18 | アドマイヤマックス | 牡6 | 57 | 武 豊 | 1:08.4 | 7-7 | 34.6 |
484 [-4] |
橋田 満 | 4 | |
2 | 15 | キーンランドスワン | 牡6 | 57 | 四位 洋文 | 1:08.8 | 2 1/2 | 9-9 | 34.7 |
482 [-2] |
森 秀行 | 6 |
3 | 12 | プレシャスカフェ | 牡6 | 57 | 蛯名 正義 | 1:08.8 | クビ | 7-7 | 34.9 |
492 [-6] |
小島 太 | 1 |
4 | 13 | カルストンライトオ | 牡7 | 57 | 大西 直宏 | 1:08.9 | 1/2 | 1-1 | 35.6 |
504 [-8] |
大根田 裕之 | 3 |
5 | 10 | ナイキアヘッド | 牡6 | 57 | 村田 一誠 | 1:09.0 | クビ | 11-12 | 34.8 |
488 [-8] |
古賀 史生 | 15 |
1F毎の ラップ |
11.8 – 10.3 – 11.2 – 11.4 – 11.6 – 12.1 |
---|---|
ラップの 累計タイム |
11.8 – 22.1 – 33.3 – 44.7 – 56.3 – 1:08.4 |
上り | 4F 46.3 – 3F 35.1 |
*
アドマイヤマックスは印象に残っているサンデーサイレンス産駒の1頭です。と言いますのも、2001年に発売されたKKベストセラーズのペーパーオーナーゲーム本で中島国治氏が期待できるサンデーサイレンス産駒として名前を挙げられていた1頭だったのでした。他にはチアズシュタルク(1999.3.30)やモノポライザー(1999.4.4)、チャペルコンサート(1999.1.31)等がいました。名前を挙げられていた馬たちは、ほとんどが非連産の母が前年産駒なし後の仔で「空胎後に名馬あり」を改めて思ったもの。アドマイヤマックスは重賞3勝の名牝ダイナシユートが空胎後の9番仔、チアズシュタルクは母チアズフラワー(1990.4.24)が空胎後の4番仔、モノポライザーは母ダイナカール(1980.5.10)が空胎後の9番仔-最後の仔-、チャペルコンサートは母リープフォージョイが流産後の初仔です。ちなみに、チアズシュタルクは全姉の桜花賞(GI)馬チアズグレイス(1997.3.30)と同じ誕生日ですね。
中島氏が名前を挙げられていたサンデーサイレンス産駒の中では唯一GI馬となったアドマイヤマックス。6歳春の高松宮記念、桶狭間の電撃の6ハロン戦、大外18番枠ものかは、ピューンと伸びて最後は2着に2と2分の1馬身差の快勝。正直に告白しますと、アドマイヤマックスをクラシックタイプと思っていた私、セントライト記念(GII)2着の後に臨んだ菊花賞(GI)で本命にしていたのはここだけの内緒です^^;。そんなアドマイヤマックス、長じて短距離戦でGI馬に登り詰めたのですが、それは社台グループの基幹牝系のひとつであるフアンシミン系にとっても、初めてのGI制覇。いったん勢いが付いたら止まらないもので、「同一牝系の連動する活躍」を思ったのは2週間後。桜花賞でアドマイヤマックスの姪であるラインクラフト(2002.4.4)がシーザリオ(2002.3.31)、デアリングハート(2002.3.9)を封じてGI制覇を遂げたのでした。日付を見れば2005年4月10日。アドマイヤマックス満6歳の誕生日、姪がGI勝利で祝ってくれました。
鹿毛の流星が麗しい馬であったアドマイヤマックス、代表産駒であるジーワン3勝馬ケイティブレイブ(2013.5.11)が種牡馬入りしており、その血を次代につなげようとしてくれています。
願わくは、時が流れて、改めて血統表の中でアドマイヤマックスの文字を見られることを祈って。合掌。
それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。
*
[アドマイヤマックス(1999.4.10)の主な競走成績]
- 高松宮記念(GI)、富士S(GIII)、東京スポーツ杯2歳S(GIII)
- 安田記念(GI)、セントライト記念(GII)
- スプリンターズS(GI)2回、関屋記念(GIII)、京阪杯(GIII)、ラジオたんぱ杯2歳S(GIII)
通算23戦4勝、2着2回、3着5回。