ナカヤマフェスタ(2006.4.5)-【2010年】のJRA・GI勝ち馬を辿る(No.11)-

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ナカヤマフェスタ 牡 鹿毛 2006.4.5生 むかわ町・新井牧場生産 馬主・和泉 信子氏→和泉 信一氏 美浦・二ノ宮 敬宇厩舎

ナカヤマフェスタ(2006.4.5)の4代血統表
ステイゴールド
黒鹿毛 1994.3.24
種付け時活性値:0.75【11】
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ゴールデンサッシュ
栗毛 1988.4.23
デイクタス
栗毛 1967.4.11
Sanctus 1960.2.28
Doronic 1960.3.25
ダイナサツシユ
鹿毛 1979.3.16
ノーザンテースト 1971.3.15
ロイヤルサツシユ 1966
ディアウィンク
鹿毛 1998.5.27
仔受胎時活性値:1.75【7】
タイトスポット
鹿毛 1987.2.24
種付け時活性値:0.50【10】
His Majesty
鹿毛 1968.4.15
Ribot 1952.2.27
Flower Bowl 1952
Premium Win
鹿毛 1981.4.26
Lyphard 1969.5.10
Classic Perfection 1972.4.22
セイレイ
鹿毛 1991.4.14
仔受胎時活性値:1.50【6】
デインヒル
鹿毛 1986.3.26
種付け時活性値:1.00【4】
Danzig 1977.2.12
Razyana 1981.4.18
センスオブリズム
鹿毛 1984.4.17
仔受胎時活性値:1.50【6】
Cure the Blues
鹿毛 1978.4.27
種付け時活性値:1.25【5】
Sensibility
鹿毛 1971
仔受胎時活性値:1.00【12】

<5代血統表内のクロス:His Majesty3×5(母方)、Hail to Reason4×5、Northern Dancer5×5×5>

ナカヤマフェスタ(2006.4.5)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ステイゴールド
(サンデーサイレンス系)
タイトスポット
(Ribot系)
デインヒル
(Danzig系)
Cure the Blues
(Hail to Reason系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Cure the Blues
(セイレイ)
5.75 タイキブリザードと同牝系
(No. 3-h)
3番仔
(3連産目)

*

2010年の第51回宝塚記念(GI。阪神芝2200m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 17 ナカヤマフェスタ 牡4 58 柴田 善臣 2:13.0 10-11-8-6 35.8 466
[+2]
二ノ宮 敬宇 8
2 8 ブエナビスタ 牝4 56 横山 典弘 2:13.1 1/2 4-3-5-4 36.3 460
[+12]
松田 博資 1
3 2 アーネストリー 牡5 58 佐藤 哲三 2:13.2 1/2 2-2-2-2 36.6 526
[-6]
佐々木 晶三 3
4 18 ドリームジャーニー 牡6 58 池添 謙一 2:13.3 1/2 11-11-12-12 35.9 428
[-6]
池江 泰寿 4
5 3 ネヴァブション 牡7 58 後藤 浩輝 2:13.5 1 8-7-11-6 36.4 482
[+6]
伊藤 正徳 12
JRAホームページ|データファイル|競走成績データ

2010年の第51回宝塚記念。1頭取消で17頭立てとなった春のグランプリを制したのは、戦前8番人気だったナカヤマフェスタ。前走メトロポリタンS(OP)を制した勢いと、後から振り返ればグランプリ得意の父の血が騒いだのかナカヤマフェスタ。道中中団の外目待機、4角から直線にかけて柴田善臣騎手の左ムチ連打に応えると、先に行っていたブエナビスタ(2006.3.14)アーネストリー(2005.5.17)も決して止まっている訳ではないのに、決勝点では流す余裕すらも見せてナカヤマフェスタ。2歳時の東京スポーツ杯2歳S(JpnIII)、3歳時のセントライト記念(JpnII)、そして4歳時の宝塚記念と、3年連続重賞制覇と共に中距離の非根幹距離上手を見せてくれました。なおこの宝塚記念が、2022年春の黄綬褒章を受章されたことでもおなじみの柴田騎手にとって、右回りで行われるJRA・GIレースの初制覇でもありました。

ナカヤマフェスタ。宝塚記念を制した2010年、その年の秋の凱旋門賞(仏GI)2着が競走生活のハイライトでしょうか。

日本に輸入された凱旋門賞馬を辿る(其の捌)-バゴ(2001.2.3)&ワークフォース(2007.3.14)-
バゴ(Bago) 牡 黒鹿毛 2001.2.3生 仏国・Famille Niarchos生産 馬主・Famille Niarchos 仏国・Jonathan E.Pease厩舎ワークフォース(Workforce) 牡 鹿毛 2007.3.14生 英国・Juddmonte Farms Ltd生産 馬主・K Abdullah 英国・Sir Michael Stoute厩舎

すんでのところまで行った「アタマ」差。本当に惜しかった。ナカヤマフェスタ、その馬名意味は「冠名+祭」ということです。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

*

[ナカヤマフェスタ(2006.4.5)の主な競走成績]

  1. 宝塚記念(GI)、セントライト記念(JpnII)、東京スポーツ杯2歳S(JpnIII)
  2. 凱旋門賞(仏GI)、フォワ賞(仏GII)、京成杯(GIII)

通算15戦5勝、2着3回。

https://nakayama-racehorseowners.or.jp/main/salon/item/1719/1
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