思い出のGI1勝馬を辿る(其の拾)-カルストンライトオ(1998.5.3)-

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カルストンライトオ 牡 黒鹿毛 1998.5.3生 浦河・大島牧場生産 馬主・清水貞光氏 栗東・大根田裕之厩舎

カルストンライトオ(1998.5.3)の4代血統表
ウォーニング
青鹿毛 1985.4.13
種付け時活性値:1.00
Known Fact
黒鹿毛 1977.3.15
In Reality
鹿毛 1964.3.1
Intentionally 1956.4.2
My Dear Girl 1957.2.17
Tamerett
黒鹿毛 1962.2.17
Tim Tam 1955.4.19
Mixed Marriage 1952
Slightly Dangerous
鹿毛 1979.4.8
Roberto
鹿毛 1969.3.16
▲Hail to Reason 1958.4.18
Bramalea 1959.4.12
Where You Lead
栗毛 1970.4.23
★Raise a Native 1961.4.18
Noblesse 1960
オオシマルチア
黒鹿毛 1990.5.2
仔受胎時活性値:1.75
クリスタルグリツターズ
鹿毛 1980.5.30
種付け時活性値:0.25
Blushing Groom
栗毛 1974.4.8
Red God 1954.2.15
Runaway Bride 1962
Tales to Tell
鹿毛 1967.3.18
Donut King 1959.2.8
Fleeting Doll 1961.3.15
オオシマスズラン
鹿毛 1978.5.5
仔受胎時活性値:0.75
カウアイキング
黒鹿毛 1963.4.3
種付け時活性値:1.50
Native Dancer 1950.3.27
Sweep In 1942
ネバージヨオー
栗毛 1969.6.2
仔受胎時活性値:2.00
ネヴアービート
栃栗毛 1960
種付け時活性値:0.00
グンシン
栗毛 1959.6.21
仔受胎時活性値:0.25

<5代血統表内のクロス:Native Dancer4×5>

カルストンライトオ(1998.5.3)の0の理論的総括
母父祖母父曾祖母父
ウォーニング
(Intent系)
クリスタルグリツターズ
(Blushing Groom系)
カウアイキング
(Native Dancer系)
★ネヴアービート
(Never Say Die系)
形相の遺伝料の遺伝牝系母の何番仔?
カウアイキング
(オオシマスズラン)
4.75祖母が重賞勝ち馬
(No. 10-b ボニーナンシー系)
2番仔
(2連産目)

*

2004年の第38回スプリンターズS(GI。中山芝1200m)の結果(上位5頭)


馬名性齢
騎手走破
時計
着差通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
15カルストンライトオ牡657大西 直宏1:09.91-136.3498
[-2]
大根田 裕之5
21デュランダル牡557池添 謙一1:10.6416-1435.8452
[-6]
坂口 正大2
312ケープオブグッドホープせん657B.プレブル1:10.6クビ9-936.4540
[前計不]
D.オートン8
416ウインラディウス牡657田中 勝春1:10.81 1/412-1236.4512
[-2]
藤沢 和雄7
515シルキーラグーン牝455柴田 善臣1:10.8ハナ6-636.8456
[0]
池上 昌弘12

2004年の第38回スプリンターズS。1番人気に推されたのはウォーニング産駒のサニングデール(1999.4.1)でしたが、雨と不良馬場に祟られたのか後方のまま。けれど、ウォーニング産駒が沈んでも、勝ったのもウォーニング産駒のカルストンライトオでした。現在も残る芝1000mの日本レコード53秒7を誇った稀代の快速、雨中でもスイスイと飛ばすと、あれよあれよの逃走劇で、中山の直線310mを向いたところでは完全にセーフティリード。黄色のメンコを着けた黒鹿毛の大作、実は清水久詞調教師のお父様である清水貞光氏の勝負服「白、青袖赤二本輪、赤鋸歯形」をまとった大西直宏騎手を乗せて、傘が揺れた中山競馬場のスタンドの前で鮮やかな4馬身差勝ちを魅せてくれました。

中山競馬場の不良馬場でのGI(級)レースの勝利と言えば、本WEBサイトで紹介している馬ではハワイアンイメージ(1977.5.22)がいます。カルストンライトオとハワイアンイメージの共通点は、母方にカウアイキングの血を持っていることですね。米国血脈のカウアイキングが小回りの不良馬場で活きたというところでしょうか。

Kauai King
Maryland Thoroughbred Hall of Fame, a joint venture from the Maryland Horse Breeders Assoc., Maryland Racing Media Association, Maryland Jockey Club.

それにしても、21世紀に入ってからの日本のGIレースにおいて、直父系Matchem(1748)系の馬が1番人気に推されて敗れたものの、それでも同父のMatchem系の馬が勝利を収めるとは……。2004年は春の第34回高松宮記念(GI)をサニングデールが制しており、春秋のスプリントGIをウォーニング産駒が制するという稀有な年でした。

という訳で、次回の「思い出のGI1勝馬を辿る(其の拾壱)」ではサニングデールの記事をお届けいたします^^;

 

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

*

[カルストンライトオ(1998.5.3)の主な競走成績]

  1. スプリンターズS(GI)、アイビスサマーダッシュ(GIII)2回
  2. 阪急杯(GIII)
  3. セントウルS(GIII)2回、函館スプリントS(GIII)、アイビスサマーダッシュ(GIII)、ファルコンS(GIII)

通算36戦9勝、2着4回、3着7回。

*

ワイルドブラスター
ワイルドブラスター

カルストンライトオ、新潟芝1000mのアイビスサマーダッシュ(GIII)における、2002年と2004年の隔年制覇も鮮やかでした。

マイシンザン
マイシンザン

芝1000mの日本レコードとなった2002年の1ハロン毎のラップは「12.0-9.8-10.2-9.6-12.1」で53秒7。

ワイルドブラスター
ワイルドブラスター

カルストンライトオの二の脚の速さが如実に現れていますね。