タケホープ(1970.3.24)-優駿賞年度代表馬を辿る(No.2)-

Horse of the Year

タケホープ 牡 鹿毛 1970.3.24生~1994.7.17没 浦河・谷川牧場生産 馬主・近藤たけ氏 美浦・稲葉幸夫厩舎

タケホープ(1970.3.24)の4代血統表

インデイアナ
鹿毛 1961
種付け時活性値:0.00【8】

Sayajirao
黒鹿毛 1944
Nearco
黒鹿毛 1935.1.24
Pharos 1920.4.4
Nogara 1928
Rosy Legend
黒鹿毛 1931
★Dark Legend 1914
Rosy Cheeks 1919
Willow Ann
栗毛 1942
Solario
鹿毛 1922
Gainsborough 1915.1.24
Sun Worship 1912
Court of Appeal
芦毛 1931
Apelle 1923
Brown Princess 1925
ハヤフブキ
黒鹿毛 1963.5.2
仔受胎時活性値:1.50【6】
タリヤートス
黒鹿毛 1957
種付け時活性値:1.25【5】
Tulyar
黒鹿毛 1949.5.12
Tehran 1941
Neocracy 1944
Certosa
栗毛 1951
Prince Chevalier 1943
Arctic Sun 1941
ラインランド
鹿毛 1957.6.9
仔受胎時活性値:1.25【5】
ライジングフレーム
黒鹿毛 1947
種付け時活性値:0.25【9】
The Phoenix 1940
Admirable 1942
マーヴエラス
鹿毛 1951.4.22
仔受胎時活性値:1.25【5】
プリメロ
鹿毛 1931
種付け時活性値:0.75【19】
オーマツカゼ
栗毛 1944.4.12
仔受胎時活性値:1.50【6】

<5代血統表内のクロス:Nearco3×5×5×5>

タケホープ(1970.3.24)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
★インデイアナ
(Nearco系)
タリヤートス
(Bois Roussel系)
ライジングフレーム
(Bend Or系)
プリメロ
(Blandford系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
タリヤートス
(Bois Roussel)
5.50 半姉タケフブキ
(No. 12 ビユーチフルドリーマー系)
2番仔
(2連産目)

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1973年の第40回東京優駿(東京芝2400m)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢 騎手 走破
時計
着差 調教師
1 21 タケホープ 牡3 嶋田 功 2:27.8  稲葉 幸夫 9
2 15 イチフジイサミ 牡3 津田 昭 2:28.1 1・3/4 松永 光雄 12
3 5 ハイセイコー 牡3 増沢 末夫 2:28.7 3・1/2 鈴木 勝太郎 1
4 16 ホウシユウエイト 牡3 野平 祐二 2:29.0 1・3/4 日迫 淸 3
5 23 ナスノオーカン 牡3 田村 正光 2:29.0 アタマ 稲葉 幸夫 25

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1973年の第34回菊花賞(京都芝3000m)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢 騎手 走破
時計
着差 調教師
1 11 タケホープ 牡3 武 邦彦 3:14.2  稲葉 幸夫 6
2 4 ハイセイコー 牡3 増沢 末夫 3:14.2 ハナ 鈴木 勝太郎 1
3 3 イチフジイサミ 牡3 郷原 洋行 3:14.7 3 松永 光雄 5
4 13 ホウシユウエイト 牡3 中野 勝也 3:14.8 クビ 日迫 淸 3
5 7 マチカネハチロー 牡3 福永 洋一 3:14.8 アタマ 清田 十一 10

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1973年の優駿賞年度代表馬、タケホープ。「ハイセイコーが四ツ脚なら、こっちだって四ツ脚だよ」。稲葉幸夫調教師と嶋田功騎手の師弟コンビ、前年の1972年にはタケホープの半姉タケフブキ(1969.4.13)で第33回優駿牝馬、第40回東京優駿の前週にはナスノチグサ(1970.3.27)で第34回優駿牝馬を制していた東京芝2400mの舞台。「東京芝2400mのスペシャリスト」を背にしたタケホープ、果たせるかな、同期の怪物ハイセイコー(1970.3.6)を3着に下して、生産者、馬主、調教師、騎手のいずれにも「ダービー初制覇」をプレゼントしたのでした。

日本中央競馬会の長い歴史の中で東京優駿と菊花賞の二冠を達成した「牡馬」は、実は2020年終了時点でタケホープ唯1頭だけ。菊花賞は嶋田騎手が落馬負傷のため、武邦彦騎手が代打騎乗となりました。「ターフの魔術師」を背にしたタケホープ、まさに「武の希望」が叶ったのか、決勝点では「3cm」だけ皐月賞馬を交わしていました。タケクニさんがご子息の番組で語られたところによりますと、2歳時に調教の手伝いでタケホープに騎乗されたこともあったそうで、「ハイセイコーよりタケホープのほうが強いってよう言うてたんですわ、僕(レースで)乗るつもりがないから」「この馬は乗りやすい馬だから」「全然引っかからない。自分の思うところに走った」ということです。

そんなタケホープ、翌1974年には長距離馬の本懐を見せて天皇賞・春を制覇。

1974年の第69回天皇賞・春(京都芝3200m)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢 騎手 走破
時計
着差 調教師
1 1 タケホープ 牡4 嶋田 功 3:22.6  稲葉 幸夫 2
2 2 ストロングエイト 牡5 中島 啓之 3:22.7 クビ 奥平 真治 3
3 12 クリオンワード 牡4 安田 伊佐夫 3:22.8 クビ 栗田 勝 4
4 11 メジロスイセイ 牡6 梅内 忍 3:23.3 3 梅内 慶蔵 7
5 8 キヨノサカエ 牡4 福永 洋一 3:23.5 1・1/2 武田 文吾 5

天皇賞・春を勝った時点では八大競走を3戦3勝。その競馬に行っての勝負強さ、サスガはタケホープ。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

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[タケホープ(1970.3.24)の主な競走成績]

  1. 東京優駿、菊花賞、天皇賞・春、AJCC
  2. 有馬記念、中山記念、東京4歳S

通算19戦7勝、3着3回。