中島国治氏関連馬(其の弐拾)-ロッキライン(1973.5.30)-

ロッキライン 牡 鹿毛 1973.5.30生 浦河・田中牧場生産 馬主・安西競走馬(有) 船橋・熊坂明厩舎

ロッキライン(1973.5.30)の4代血統表

フイダルゴ
鹿毛 1956
種付け時活性値:0.00
Arctic Star
黒鹿毛 1942
Nearco
黒鹿毛 1935.1.24
Pharos 1920.4.4
Nogara 1928
Serena
鹿毛 1929
Winalot 1921
Charmione 1922
Miss France
鹿毛 1946
Jock
黒鹿毛 1936
Asterus 1923
Naic 1928 ♀
Nafah
鹿毛 1940
Abjer 1933
Flower 1936
コメツトライン
鹿毛 1965.2.6
仔受胎時活性値:1.75
アトランテイス
鹿毛 1959
種付け時活性値:1.25
Milesian
鹿毛 1953
My Babu 1945.3.2
Oatflake 1942
Atlantida
鹿毛 1953
ニンバス 1946
Olympian Queen 1946
フラツタリー
黒鹿毛 1958
仔受胎時活性値:1.50
★Auriban
鹿毛 1949
種付け時活性値:0.00
Pharis 1936
Arriba 1942
El Goela
鹿毛 1944
仔受胎時活性値:1.25
Djebel
鹿毛 1937
種付け時活性値:1.50
Orlamonde
鹿毛 1937
仔受胎時活性値:1.50

<5代血統表内のクロス:Nearco3×5、Pharos4×5×5、Asterus4×5×5、Naic(♀)4×5、Djebel4×5(母方)、Tourbillon5×5(母方)>

ロッキライン(1973.5.30)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
★フイダルゴ
(Nearco系)
アトランテイス
(My Babu系)
★Auriban
(Pharis系)
Djebel
(Tourbillon系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Djebel
(Coeur a Coeur)
6.00 リキアイノーザンと同牝系
(No. 14-f フラツタリー系)
2番仔?
(2連産目?)

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1976年の第22回東京ダービーの勝ち馬、ロッキライン。1976年の第43回東京優駿を制したクライムカイザー(1973.5.22)と同い年の、浦河の田中牧場の生産馬。田中牧場は、同一年に東京優駿勝ち馬と東京ダービー勝ち馬を輩出するという快挙を遂げました。ロッキラインが東京ダービーを制した際の大井ダート2400mの勝ち時計2分30秒8は、大井ダート2400mで開催された東京ダービーでは、最後までレースレコードタイムとして残りました。なお、クライムカイザーが東京優駿を制した際の本賞金は5000万円、ロッキラインが東京ダービーを制した際の本賞金は3500万円。日本経済の安定成長期、中央と地方の垣根は、賞金面でも低かったことを示しています。

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余談になるが昭和46年の秋、あのインフルエザで競馬が中止になった年、田中彰治氏から生産の智恵を貸せ、と依頼を受けた。同氏は私がドルメロのシステムを知っていることをすでに承知していた。その結果、1973年産からクライムカイザー(日本ダービー)、ロッキライン(東京ダービー、大井)を生産、ロッキラインはフィルダゴ満16歳の0交配。他に全ての生産馬が勝ち馬になった。

誤字脱字には目を瞑って^^;。ロッキラインは↑の4代血統表でも、かなり仕掛けられた配合ですが、さらに5代血統表まで見ると、フィダルゴの母父であるJockと、ロッキラインの高祖母であるOrlamondeが、「父Asterus×母Naic」の全兄妹です。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

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[ロッキライン(1973.5.30)の主な競走成績]

  1. 東京ダービー、黒潮盃

通算11戦7勝、2着1回。

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