ブレイブスマッシュ 牡 鹿毛 2013.3.22生 日高・エスティファーム生産 馬主・島川隆哉氏→Australian Bloodstock, Mt Hallowell Stud Et Al 美浦・小笠倫弘厩舎→豪州・Darren Weir厩舎
トーセンファントム 黒鹿毛 2007.2.9 種付け時活性値:1.25 |
ネオユニヴァース 鹿毛 2000.5.21 |
サンデーサイレンス 青鹿毛 1986.3.25 |
★Halo 1969.2.7 |
Wishing Well 1975.4.12 | |||
ポインテッドパス 栗毛 1984.4.27 |
Kris 1976.3.23 | ||
Silken Way 1973 | |||
バースデイローズ 栗毛 1995.3.2 |
トニービン 鹿毛 1983.4.7 |
カンパラ 1976.2.19 | |
Severn Bridge 1965 | |||
エリザベスローズ 栗毛 1989.5.3 |
ノーザンテースト 1971.3.15 | ||
ノーベンバーローズ 1982.2.7 | |||
トーセンスマッシュ 栗毛 2004.2.29 仔受胎時活性値:2.00 |
トウカイテイオー 鹿毛 1988.4.20 種付け時活性値:1.75 |
シンボリルドルフ 鹿毛 1981.3.13 |
パーソロン 1960 |
スイートルナ 1972.5.4 | |||
トウカイナチユラル 鹿毛 1982.5.20 |
ナイスダンサー 1969.3.6 | ||
トウカイミドリ 1977.3.20 | |||
アナスミラビリス 鹿毛 1991.6.9 仔受胎時活性値:1.00 |
リアルシヤダイ 黒鹿毛 1979.5.27 種付け時活性値:0.75 |
Roberto 1969.3.16 | |
Desert Vixen 1970.4.19 | |||
スカーレツトブルー 栗毛 1982.5.1 仔受胎時活性値:2.00 |
◆ノーザンテースト 栗毛 1971.3.15 種付け時活性値:0.50 |
||
スカーレツトインク 栗毛 1971.5.5 仔受胎時活性値:0.50 |
<5代血統表内のクロス:ノーザンテースト4×4、Hail to Reason5×5、Northern Dancer5×5×5>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
トーセンファントム (Halo系) |
トウカイテイオー (My Babu系) |
リアルシヤダイ (Roberto系) |
◆ノーザンテースト (Northern Dancer系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
トウカイテイオー | 5.50 or 3.50 or 1.50 |
伯母トーセンジョウオー (No. 4-d) |
5番仔 (5連産目) |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 |
斤 量 |
騎手 |
走破時計 ・着差 |
調教師 |
人 気 |
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1 | 9 | ブレイブスマッシュ | 牡5 | 59 | Craig A Williams | 1:23.16 | Darren Weir | 1 |
2 | 5 | トーセンスターダム | 牡7 | 59 | Ben Allen | 3/4 | Darren Weir | 3 |
3 | 10 | Showtime | 牡3 | 55.5 | Dwayne Dunn | アタマ | Michael, Wayne & John Hawkes | 4 |
4 | 2 | Humidor | せん5 | 59 | Damian Lane | 2 | Darren Weir | 5 |
5 | 1 | Snitzson | 牡4 | 59 | Kerrin McEvoy | 3/4 | David A & B Hayes & Tom Dabernig | 10 |
2018年のフューチュリティS。遠く南半球、豪州の地におけるGIレースで、元々日本にて島川隆哉氏の勝負服で走っていた2頭のワンツーフィニッシュ。3着にも吉田勝己氏の勝負服の3歳馬が入り、日本に縁のある結果となりました。
ブレイブスマッシュ。豪州に渡ってから7戦目、1番人気に応えてGI初勝利を遂げました。ブレイブスマッシュは、距離1600mまでであれば、日豪併せて[4-6-3-4]の成績で、日本で言うところの掲示板を外したのは3歳春の第21回NHKマイルカップ(GI)8着だけ。短距離で安定して走ることができるチカラが、短距離の大レースも多い豪州で遺憾無く発揮されていますね。昨年2017年の第1回ジ・エベレスト3着も立派でした。
ブレイブスマッシュの父トーセンファントムは主な勝ち鞍がいちょうS(当時OP)というマイナー種牡馬ですが、自家生産に燃える島川オーナーの愛にも助けられ、2年度産駒から見事に国際GI勝ち馬を送り込みました。ブレイブスマッシュの祖父ネオユニヴァースは、ヴィクトワールピサ(2007.3.31)、アンライバルド(2006.4.13)、そしてトーセンファントム等の活躍を見るにつけ、種牡馬の父としても優れた資質を持っていると改めて感じます。
そしてまた、ブレイブスマッシュの母父トウカイテイオー。近年の日本でも「ステイゴールド×メジロマックイーン牝馬」のステマ配合で注目されましたが、Tourbillon(1928)の血、母系に入って活かされました。元々豪州及び新国でもTourbillon系の血は活かされており、上述の第1回ジ・エベレストの勝ち馬Redzel(2012.9.19)は「父スニッツェル×母父Rubiton」で母父Rubiton(1983.10.18)がトウカイテイオーと同じくMy Babu(1945)系。トウカイテイオーと同じくジャパンカップ(GI)の勝ち馬である新国の名牝Horlicks(1983.10.7)は「父Three Legs×母父Moss Trooper」で母父Moss Trooper(1972.4.15)がDjebel(1937)系。そしてやはりジャパンカップの勝ち馬である豪州の名馬Better Loosen Up(1985.8.29)は「父Loosen Up×母父Better Boy」で母父Better Boy(1951)がMy Babu系。ブレイブスマッシュ、自身の母系の血が活きる地が、豪州なのかも知れません。
ブレイブスマッシュ、これからも豪州の地で活躍を続けて欲しいものです。勝利という滋養を蓄えて行って、第2回ジ・エベレストでは2017年よりも上の着順を期待しています。
それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。