バブルガムフェロー(1993.4.11)-カンテレ競馬【公式】さんの良い仕事に乗る(No.5)-

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バブルガムフェロー 牡 鹿毛 1993.4.11生~2010.4.26没 千歳市・社台フアーム生産 馬主・(有)社台レースホース 美浦・藤沢 和雄厩舎

バブルガムフェロー(1993.4.11)の4代血統表
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
種付け時活性値:1.50【6】

Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason
黒鹿毛 1958.4.18
Turn-to 1951
Nothirdchance 1948
Cosmah
鹿毛 1953.4.4
★Cosmic Bomb 1944
Almahmoud 1947.5.18 ♀
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding
栗毛 1963.2.17
★Promised Land 1954.3.31
Pretty Ways 1953.3.21
Mountain Flower
鹿毛 1964.3.23
Montparnasse 1956
Edelweiss 1959.2.15
バブルカンパニー
栗毛 1977.4.5
仔受胎時活性値:1.75【15】
Lyphard
鹿毛 1969.5.10
種付け時活性値:1.75【7】
Northern Dancer
鹿毛 1961.5.27
Nearctic 1954.2.11
Natalma 1957.3.26
Goofed
栗毛 1960.3.29
Court Martial 1942.3.20
Barra 1950
Prodice
栗毛 1969.2.2
仔受胎時活性値:1.75【7】
Prominer
栗毛 1962
種付け時活性値:1.50【6】
★Beau Sabreur 1945
Snob Hill 1957
Euridice
栗毛 1962.4.14
仔受胎時活性値:1.50【6】
Tabriz
芦毛 1947
種付け時活性値:1.50【14】
Euroclydon
栗毛 1947
仔受胎時活性値:1.50【14】

<5代血統表内のクロス:Almahmoud(♀)4×5>

バブルガムフェロー(1993.4.11)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
サンデーサイレンス
(Halo系)
Lyphard
(Northern Dancer系)
Prominer
(Hyperion系)
Tabriz
(Bois Roussel系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Lyphard
(バブルカンパニー)
6.50 半兄Candy Stripes
(No. 1-b)
10番仔
(3連産目)

*

1995年の第47回朝日杯3歳S(GI。中山芝1600m)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢 騎手 走破
時計
着差 調教師
1 4 バブルガムフェロー 牡2 岡部 幸雄 1:34.2 藤沢 和雄 1
2 10 エイシンガイモン 牡2 武 豊 1:34.3 3/4 加用 正 2
3 9 ゼネラリスト 牡2 横山 典弘 1:34.7 2・1/2 山本 正司 4
4 7 セイントリファール 牡2 村山 明 1:34.8 1/2 大久保 正陽 10
5 6 タヤスダビンチ 牡2 牧田 和弥 1:34.9 クビ 中村 好夫 5

*

1996年の第45回スプリングS(GII。中山芝1800m)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 2 バブルガムフェロー 牡3 56 岡部幸雄 1:50.1 9-9-8-8 35.7 486
[-4]
藤沢和雄 1
2 12 チアズサイレンス 牡3 56 M.ロバーツ 1:50.2 1/2 7-7-10-8 35.7 466
[-6]
山内研二 4
3 10 キャッシュラボーラ 牡3 56 加藤和宏 1:50.4 1.1/4 4-6-4-4 36.2 484
[-8]
小林常泰 6
4 4 ダンディコマンド 牡3 56 村本善之 1:50.5 3/4 7-7-8-10 36.1 470
[+8]
福島信晴 2
5 9 メイショウジェニエ 牡3 56 河内洋 1:50.6 クビ 11-10-6-4 36.3 432
[-8]
高橋直 3

*

1996年の第114回天皇賞・秋(GI。東京芝2000m)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢 騎手 走破
時計
着差 調教師
1 4 バブルガムフェロー 牡3 蛯名 正義 1:58.7 藤沢 和雄 3
2 8マヤノトップガン 牡4 田原 成貴 1:58.8 1/2 坂口 正大 4
3 16サクラローレル 牡5 横山 典弘 1:58.9 クビ 境 勝太郎 1
4 11マーベラスサンデー 牡4 武 豊 1:58.9 アタマ 大沢 真 2
5 3 ゴーゴーゼット 牡5 村本 善之 1:59.1 1・1/2 新井 仁 9

1996年の第114回天皇賞・秋。戦前の1番人気は第113回天皇賞・春(GI)でナリタブライアン(1991.5.3)を破り、前走オールカマー(GII)でマヤノトップガン(1992.3.24)を破っていたサクラローレル(1991.5.8)。2番人気は目下6連勝で重賞4連勝と波に乗っていたマーベラスサンデー(1992.5.31)。3番人気は出走17頭中唯1頭の現年齢表記3歳馬だったバブルガムフェロー。4番人気は宝塚記念(GI)を制していたものの天皇賞・春、オールカマーとサクラローレルに後塵を拝していたのが嫌われたのかマヤノトップガン。時が下って名前を並べてみれば、豪華な一戦であった1996年の秋の盾。

そんなレースを制したのは、バブルガムフェローと蛯名正義騎手。並み居る強豪古馬たちを打ち破り、JRAがグレード制を導入した1984年以降では初めてとなる「3歳馬による天皇賞・秋制覇」を成し遂げました。テン乗りだった蛯名騎手はデビュー10年目で嬉しいGI初制覇となりました。この天皇賞・秋を皮切りに合計でJRAジーワン26勝を挙げられた名手にとっても、忘れ難い勝利だったのでしょう。

藤沢先生からは、「受けて立つ競馬をしなさい」とアドバイスをもらって、本当にそういう競馬をしたんだけど、これで本当に勝つんだと思ってね。馬の走りはさすがだったし、「受けて立つ競馬をしなさい」という先生の言葉に合点がいった気がしたよ。

【蛯名正義×藤岡佑介】第2回「3歳が古馬3強を撃破 名勝負!バブルガムフェローの天皇賞・秋」 – 藤岡佑介 | 競馬コラム – netkeiba.com

蛯名調教師がおっしゃっている通り、バブルガムフェローが制した天皇賞・秋は、見返す度に「受けて立つ」という言葉がよぎります。黒の帽子に「黄、黒縦縞、袖青一本輪」の勝負服、鹿毛の流星も鮮やかな3歳馬。道中終始先行3番手から堂々たる走りを見せて、後ろから差し迫った古馬勢を封じ込めたのでした。

*

1997年の第50回鳴尾記念(GII。阪神芝2000m)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 10 バブルガムフェロー 牡4 59 岡部幸雄 2:01.4 4-4-4-3 35.6 474
[-14]
藤沢和雄 2
2 13 トウカイタロー 牡7 57 村山明 2:01.7 2 1-1-1-1 36.2 536
[-8]
松元省一 6
3 15ダンスパートナー 牝5 57 河内洋 2:01.8 クビ 12-12-11-6 35.7 448
[0]
白井寿昭 4
4 8 セトステイヤー せん5 57 上村洋行 2:02.2 2.1/2 2-2-2-2 36.6 494
[0]
W.P.ケーブ 7
5 7 ザフォリア 牡4 57 熊沢重文 2:02.2 クビ 8-8-11-6 36.1 486
[+2]
池江泰郎 10

*

1997年の第48回毎日王冠(GII。東京芝1800m)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 6 バブルガムフェロー 牡4 59 岡部幸雄 1:46.1 3-4-4 35.0 480
[+12]
藤沢和雄 1
2 3 ツクバシンフォニー 牡4 57 横山典弘 1:46.2 1/2 3-3-3 35.2 486
[+4]
伊藤正徳 5
3 2 スピードワールド 牡3 55 的場均 1:46.3 3/4 9-8-9 34.7 486
[+2]
小西一男 2
4 5 シンカイウン 牡5 57 南井克巳 1:46.3 アタマ 3-5-8 34.8 452
[+2]
二分久男 4
5 1ジェニュイン 牡5 59 武豊 1:46.3 アタマ 6-5-5 35.0 492
[-10]
松山康久 3

*

バブルガムフェロー。初期のサンデーサイレンス産駒の中において優等生キャラ的な感を受けたのは、藤沢和雄厩舎の所属馬であったからかも知れません。そんなバブルガムフェロー、0の理論的には母父Lyphardを最優性先祖として判断していますが、何かのレースの折に大川慶次郎さんが「この馬はサンデーサイレンスよりもリファールが出ていますねぇ」と、おっしゃっていたように記憶しています。芝向きの硬質なマイラー形質がLyphardの本領という感もありますけれど、バブルガムフェローが現年齢表記4歳時の1997年の安田記念(GI)に出走していたら、楽勝していたのではないかと。……あ、そうなると、ステーブルメイトのタイキブリザード(1991.3.12)のGI勝ちを阻むことになったのか。バブルガムフェロー、距離もこなせる強い馬だっただけに、そこは厩舎の先輩の「三度目の正直」の邪魔はしなかったのでしょうか^^;

バブルガムフェローは結果的に4歳時はGII2勝に留まりました。しかし、そのGII2勝は共に斤量59kgなんですよね。やっぱり強い馬は別定59kgを背負って、きっちりかっちりGII勝ちを収めるものです。バブルガムフェロー、いつも先行策から真っ向勝負の「受けて立つ」競馬で、強い馬たる姿を見せようとしてくれた、忘れがたき優駿の1頭です。

バブルガムフェローの天皇賞・秋から25年。四半世紀を迎えた今年2021年、管理された藤沢調教師は最後の天皇賞・秋挑戦となります。

【藤沢和雄調教師】「タイキシャトルを牝馬にしたような…」グランアレグリアと挑む最後の天皇賞・秋 - netkeiba特派員 | 競馬コラム - netkeiba.com
▲天皇賞・秋を過去6度制している藤沢和雄調教師 (C)netkeiba.com現在GI5勝と圧倒的な強さを見せるグランアレグリア、その成長ぶりについて「どんどんたくましくなって、“いい馬”になった」と… No.1競馬情報サイト「netkeiba.com」の競馬コラム。月150本以上の競馬コラムを毎日更新中!

バブルガムフェロー、空の上から厩舎の後輩であるグランアレグリア(2016.1.24)の走り、見守っていてあげてください。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

*

[バブルガムフェロー(1993.4.11)の主な競走成績]

  1. 天皇賞・秋(GI)、朝日杯3歳S(GI)、毎日王冠(GII)、鳴尾記念(GII)、スプリングS(GII)
  2. 天皇賞・秋(GI)、宝塚記念(GI)
  3. ジャパンカップ(GI)、毎日王冠(GII)

通算13戦7勝、2着2回、3着3回。

*

第156回天皇賞・秋(GI)の勝ち馬
キタサンブラック 牡 鹿毛 2012.3.10生 日高・ヤナガワ牧場生産 馬主・(有)大野商事 栗東・清水久詞厩舎 キタサンブラック(2012.3.10)の4代血統表 ブラックタイド 黒鹿毛 2001....