レーヴディソール(2008.4.8)-【2010年】のJRA・GI勝ち馬を辿る(No.20)-

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レーヴディソール 牝 芦毛 2008.4.8生 安平町・ノーザンファーム生産 馬主・(有)サンデーレーシング 栗東・松田 博資厩舎

レーヴディソール(2008.4.8)の4代血統表
アグネスタキオン
栗毛 1998.4.13
種付け時活性値:0.25【9】
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
アグネスフローラ
鹿毛 1987.6.18
ロイヤルスキー
栗毛 1974.5.24
Raja Baba 1968.4.5
Coz O’Nijinsky 1969.4.27
アグネスレデイー
鹿毛 1976.3.25
▲リマンド 1965.2.16
イコマエイカン 1967.5.18
レーヴドスカー
芦毛 1997.4.24
仔受胎時活性値:0.50【10】
Highest Honor
芦毛 1983.6.15
種付け時活性値:1.25【13】
Kenmare
芦毛 1975.5.5
Kalamoun 1970.4.30
Belle of Ireland 1964
High River
鹿毛 1978.5.12
★Riverman 1969.3.22
Hairbrush 1970.4.3
Numidie
鹿毛 1988.4.8
仔受胎時活性値:2.00(0.00)【8】
バイアモン
鹿毛 1982.5.19
種付け時活性値:1.25【5】
Blushing Groom 1974.4.8
Lodeve 1972.5.1
Yamuna
鹿毛 1981.3.5
仔受胎時活性値:1.50【6】
★Green Dancer
鹿毛 1972.4.14
種付け時活性値:0.00【8】
Yeovil
鹿毛 1974.3.15
仔受胎時活性値:1.50【6】

<5代血統表内のクロス:Sir Gaylord5×5(母方)>

レーヴディソール(2008.4.8)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
アグネスタキオン
(サンデーサイレンス系)
Highest Honor
(ゼダーン系)
バイアモン
(Blushing Groom系)
★Green Dancer
(Nijinsky系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Highest Honor
(Belle of Ireland)
5.50 or 3.50 母が仏GI馬
(No. 1-p)
6番仔
(4連産目)

*

2010年の第62回阪神ジュベナイルフィリーズ(GI。阪神芝1600m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 11 レーヴディソール 牝2 54 福永 祐一 1:35.7   10-11 33.9 450
[-2]
松田 博資 1
2 4 ホエールキャプチャ 牝2 54 池添 謙一 1:35.8 1/2 5-9 34.1 456
[0]
田中 清隆 4
3 18 ライステラス 牝2 54 M.デムーロ 1:36.0 1 7-4 34.5 452
[+4]
和田 正道 8
4 1 アヴェンチュラ 牝2 54 和田 竜二 1:36.1 3/4 15-13 34.1 462
[-12]
角居 勝彦 3
5 12 ツルマルワンピース 牝2 54 安藤 勝己 1:36.1 クビ 5-3 34.7 488
[0]
橋口 弘次郎 11
JRAホームページ|データファイル|競走成績データ

2010年の第62回阪神ジュベナイルフィリーズ。当年9月の札幌芝1500mの新馬戦、10月の京都芝1600mのデイリー杯2歳S(GII)を連勝してここに臨んだレーヴディソール。18頭立てを単勝1.6倍の圧倒的1番人気に推された芦毛の牝馬、発馬は若干後手を踏んだものの、道中は中団位置の外側に構えたレーヴディソール。向こう正面で2番人気だったダンスインザムード(2001.4.10)の娘ダンスファンタジア(2008.4.2)が仕掛け気味に進出した際、「一緒に行きたい」と掛かる素振りを見せたのは2歳牝馬らしさでしたが、鞍上の福永祐一騎手になだめられると落ち着いて追走。直線、ソングオブウインド(2003.2.20)の娘ライステラス(2008.3.10)が馬場中央を抜け出したところを、外から「飛翔の夢(仏)」という意味の馬名に相応しく、飛ぶように差して来たレーヴディソール。最後は内から伸びたホエールキャプチャ(2008.2.24)との勝負となりましたが、決勝点では半馬身先着。2歳でも分かりやすい2頭と原毛色の色合いが濃い1頭、18頭中3頭だった芦毛馬たちによる1着から3着という結末でした。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

*

[レーヴディソール(2008.4.8)の主な競走成績]

  1. 阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)、デイリー杯2歳S(GII)、チューリップ賞(GIII)

通算6戦4勝。

#レーヴディソールは翌2011年初戦のチューリップ賞(GIII)を、単勝1.1倍の人気に応えてライステラスに4馬身差の圧勝。4戦4勝の無敗、競走馬としての将来が嘱目されましたが、桜花賞(GI)の1週前に右前脚の橈骨遠位端を骨折。サンタラリ賞(仏GI)の勝ち馬レーヴドスカー、送り出した仔は素養が高いものの、その体質の弱さがネックになることが多かった。レーヴディソール以外の仔にナイアガラ(2003.3.29)、レーヴダムール(2005.1.28)、アプレザンレーヴ(2006.3.13)、レーヴドリアン(2007.3.30)、レーヴミストラル(2012.5.8)、レーヴァテイン(2013.5.10)。その活躍の一方で「無事に走ることの難しさ」を思わせてくれる一族でもあります。

##レーヴディソール不在で混戦となった2011年の第71回桜花賞でしたが、1着マルセリーナ(2008.2.17)、3着トレンドハンター(2008.4.25)とステーブルメイトが活躍して「サスガに松田博資厩舎」というところを見せてくれました。なお、マルセリーナの桜花賞がディープインパクト(2002.3.25)産駒のGI初勝利でもありました。

第71回桜花賞(GI)の勝ち馬。
マルセリーナ 牝 鹿毛 2008.2.17生 千歳・社台ファーム生産 馬主・(有)社台RH 栗東・松田博資厩舎 マルセリーナ(2008.2.17)の4代血統表 ディープインパクト 鹿毛 2002.3.25 種付け時活性値:1.25 サンデー
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