ダノンキングリー 牡 黒鹿毛 2016.3.25生 浦河・三嶋牧場生産 馬主・(株)ダノックス 美浦・萩原清厩舎
ディープインパクト 鹿毛 2002.3.25 種付け時活性値:1.25【13】 |
サンデーサイレンス 青鹿毛 1986.3.25 |
★Halo 黒鹿毛 1969.2.7 |
Hail to Reason 1958.4.18 |
Cosmah 1953.4.4 | |||
Wishing Well 鹿毛 1975.4.12 |
Understanding 1963.2.17 | ||
Mountain Flower 1964.3.23 | |||
ウインドインハーヘア 鹿毛 1991.2.20 |
Alzao 鹿毛 1980.2.28 |
Lyphard 1969.5.10 | |
Lady Rebecca 1971.2.28 | |||
Burghclere 鹿毛 1977.4.26 |
Busted 1963.3.16 | ||
Highclere 1971.4.9 | |||
マイグッドネス 黒鹿毛 2005.4.20 仔受胎時活性値:0.50【10】 |
Storm Cat 黒鹿毛 1983.2.27 種付け時活性値:1.25【21】 |
Storm Bird 鹿毛 1978.4.19 |
★Northern Dancer 1961.5.27 |
South Ocean 1967.4.8 | |||
Terlingua 栗毛 1976 |
Secretariat 1970.3.30 | ||
Crimson Saint 1969.3.15 | |||
Caressing 黒鹿毛 1998.4.18 仔受胎時活性値:1.50【6】 |
Honour and Glory 鹿毛 1993.3.24 種付け時活性値:1.00【4】 |
★Relaunch 1976.3.16 | |
Fair to All 1986.3.24 | |||
Lovin Touch 栗毛 1980.4.4 仔受胎時活性値:0.25【17】 |
Majestic Prince 栗毛 1966.3.19 種付け時活性値:1.25【13】 |
||
Forest Princess 芦毛 1973.2.28 仔受胎時活性値:1.50【6】 |
<5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×5>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
ディープインパクト (サンデーサイレンス系) |
Storm Cat (Storm Bird系) |
Honour and Glory (Intent系) |
Majestic Prince (Raise a Native系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
ディープインパクト | 3.75 |
半兄ダノンレジェンド (No. 9-f) |
6番仔 (2連産目) |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 |
斤 量 |
騎手 |
走破 時計 |
着差 |
通過 順位 |
上り 3F |
馬体重 [増減] |
調教師 |
人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 11 | ダノンキングリー | 牡5 | 58 | 川田 将雅 | 1:31.7 | 8-8 | 33.1 |
456 [+6] |
萩原 清 | 8 | |
2 | 5 | グランアレグリア | 牝5 | 56 | C.ルメール | 1:31.7 | アタマ | 11-11 | 32.9 |
502 [+4] |
藤沢 和雄 | 1 |
3 | 13 | シュネルマイスター | 牡3 | 54 | 横山 武史 | 1:31.8 | 1/2 | 5-5 | 33.4 |
474 [-6] |
手塚 貴久 | 4 |
4 | 8 | インディチャンプ | 牡6 | 58 | 福永 祐一 | 1:31.9 | クビ | 5-5 | 33.5 |
484 [+6] |
音無 秀孝 | 2 |
5 | 9 | トーラスジェミニ | 牡5 | 58 | 戸崎 圭太 | 1:32.1 | 1 1/4 | 2-2 | 34.2 |
472 [-4] |
小桧山 悟 | 13 |
2021年の第71回安田記念。14頭立ての一戦、戦前8番人気だったダノンキングリー、道中は8番手を進んで、直線は大外から一気の強襲。最後間隙を縫うようにして伸びて来た1番人気のグランアレグリア(2016.1.24)の追撃を「アタマ」差しのいだところが決勝点。テン乗りとなった川田将雅騎手に操られたダノンキングリー、通算7度目のGI挑戦にして、ついにその名の通り「王にふさわしい」存在として、GIの戴きを蹄中に収めました。そうして祖父サンデーサイレンス、父ディープインパクトに続いて、父仔3代に渡る「3月25日生まれのGI馬」と相成りました。
ダノンキングリーは「父ディープインパクト×母Storm Cat牝馬」というおなじみのニックを持っています。キズナ(2010.3.5)、アユサン(2010.2.21)、ラキシス(2010.1.31)、エイシンヒカリ(2011.5.3)、サトノアラジン(2011.2.16)、リアルスティール(2012.3.1)、Study of Man(2015.4.9)、ラヴズオンリーユー(2016.3.26)という先達に続いてダノンキングリー、「父ディープインパクト×母Storm Cat牝馬」により輩出されたGI馬に名を連ねました。若干余談的ではありますがラキシス、サトノアラジン、ラヴズオンリーユー、そしてダノンキングリーと4頭に騎乗経験があり重賞勝利を収められている川田騎手は、このニックで生み出される良馬たちをよく心得られている、ということでしょうか。思えば、今春の京都新聞杯(GII)を制したレッドジェネシス(2018.3.17)の鞍上も川田騎手でした。サスガ。
ダノンキングリーの生産は浦河の三嶋牧場。前週の第88回東京優駿(GI)でも密かに生産馬のバスラットレオン(2018.3.25)を応援していたのですが、今回の安田記念が嬉しいGI初勝利となりました。おめでとうございました。三嶋牧場に関しては、我らが「優駿達の蹄跡」の管理人であらせられるアホヌラ様のYouTubeチャンネル「アホヌラ競馬ch」における、
の動画が、しみじみと沁みました。
それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。