クラスペディア(2022.3.31)&エネルジコ(2022.4.23)-2025年のクラシック候補生を確認する(No.23)-

Pedigree

クラスペディア 牡 黒鹿毛 2022.3.31生 新冠町・田端牧場生産 馬主・塚田 義広氏 栗東・河嶋 宏樹厩舎

クラスペディア(2022.3.31)の4代血統表
ミスターメロディ
鹿毛 2015.3.29
種付け時活性値:1.50【6】
Scat Daddy
黒鹿毛 2004.5.11
ヨハネスブルグ
鹿毛 1999.2.23
ヘネシー 1993.3.25
Myth 1993.2.26
Love Style
栗毛 1999.3.22
Mr. Prospector 1970.1.28
Likeable Style 1990.1.30
Trusty Lady
鹿毛 1998.4.30
Deputy Minister
黒鹿毛 1979.5.17
Vice Regent 1967.4.29
Mint Copy 1970.2.24
Klassy Kim
鹿毛 1991.4.26
Silent Screen 1967.4.23
クールアライヴァル 1986.2.25
ウンベラータ
鹿毛 2010.2.5
仔受胎時活性値:0.75【11】
アグネスタキオン
栗毛 1998.4.13
種付け時活性値:0.75【11】
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
アグネスフローラ
鹿毛 1987.6.18
ロイヤルスキー 1974.5.24
アグネスレデイー 1976.3.25
オンブルリジェール
黒鹿毛 1999.2.12
仔受胎時活性値:0.50【10】
Double Bed
鹿毛 1983.6.3
種付け時活性値:1.75【15】
Be My Guest 1974.4.12
Claire’s Slipper 1974.5.11
Flawlessly
鹿毛 1991.3.9
仔受胎時活性値:1.75【7】
Rainbow Quest
鹿毛 1981.5.15
種付け時活性値:0.25【9】
Pauvresse
鹿毛 1978.4.4
仔受胎時活性値:1.00【12】

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×5>

クラスペディア(2022.3.31)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ミスターメロディ
(Storm Cat系)
アグネスタキオン
(サンデーサイレンス系)
Double Bed
(Northern Dancer系)
Rainbow Quest
(Blushing Groom系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Double Bed
(ウンベラータ)
4.00
(【11】+【10】+【7】+【12】)
祖母が仏GIII勝ち馬
(No. 7-e ヒートビート系)
5番仔
(不受胎後)

*

2025年のクロッカスS(L。東京芝1400m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 3 クラスペディア 牡3 57 小崎 綾也 1:22.9 1-1 33.6 500
[+4]
河嶋 宏樹 3
2 2 ティラトーレ 牝3 55 木幡 巧也 1:23.0 1/2 3-3 33.2 488
[0]
牧 光二 2
3 1 プリティディーヴァ 牝3 55 戸崎 圭太 1:23.3 1 3/4 5-5 33.2 474
[+8]
田中 博康 1
4 4 ストレイトトーカー 牡3 57 大野 拓弥 1:23.3 アタマ 7-6 33.1 478
[-2]
岩戸 孝樹 4
5 5 スマッシュアウト 牡3 57 杉原 誠人 1:23.4 1/2 2-2 33.8 438
[0]
栗田 徹 6
2025年のクロッカスS(L。東京芝1400m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.9 – 11.5 – 12.3 – 12.6 – 11.8 – 10.8 – 11.0
ラップの
累計タイム
12.9 – 24.4 – 36.7 – 49.3 – 1:01.1 – 1:11.9 – 1:22.9
上り 4F 46.2 – 3F 33.6
【クロッカスS】(東京)クラスペディアが念願の初勝利|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI
【クロッカスS】(東京)クラスペディアが念願の初勝利|ラジオNIKKEI:競馬番組

クラスペディア。好発から入りの600m36秒7、800m通過49秒3というスローペースの逃げに持ち込んだ小崎綾也騎手のエスコートに応え、上がりの600m33秒6の鋭脚でティラトーレ以下の後続勢を封じ込めました。↑のJRA公式チャンネルから引いたレース動画でラジオNIKKEI小林雅巳アナウンサーが伝えてくださった通り逃げ切ってここで初勝利となったクラスペディア、近年未勝利戦をスキップして初勝利がオープンレースとなった例はナムラクレア(2019.3.30)がいますが、1986年以降の記録では初勝利が3歳のオープンレースとなったのはクラスペディアが初めてだったそうです。併せて、塚田義広オーナーにとっては所有馬の初勝利でもありました。おめでとうございます(^^)

【クロッカスS】初勝利を飾ったクラスペディア キャリア0勝による3歳オープンでの初勝利は86年以降初めて
2月1日の東京10R・クロッカスS(3歳オープン・リステッド、芝1400メートル=7頭立て)は、ここまで勝利をつかめていなかったクラスペディア(牡3歳、栗東・河嶋宏樹厩舎、父ミスターメロディ)が、初勝利をオープンで飾った。勝ち時計は1分22...

新種牡馬ミスターメロディは、ききょうS(OP)を制したスリールミニョン(2022.2.16)に続いて、クラスペディアがJRAのオープンレース勝ちを収めた2頭目の産駒となりました。ミスターメロディ自身が中京芝1400mのファルコンS(GIII)の勝ち馬ですけれど、スリールミニョンが制したききょうSが中京芝1400m、クラスペディアが制したクロッカスSが東京芝1400mと「左回りの芝1400m」のリズムが父仔共に合っている、というところでしょうか。

0勝馬によるリステッド競走勝ちということもあり、ちょっと長めの紹介となったクラスペディア。その実力が本物であることを示してくれましたので、今後も頑張ってほしいもの。今回のクロッカスSでは逃げ粘る姿に、声を出して応援してしまいました。クラスペディア、その馬名意味は「植物名。母名より連想」ということです。

#そもそもクラスペディアが0勝馬でありながらオープンクラスに在籍していたのは、デビュー2戦目の小倉2歳S(GIII)でエイシンワンド(2022.3.5)の2着だったから。クラスペディアとエイシンワンドは「竹馬の友」というべき間柄で、中京芝1200mの新馬戦から始まり、小倉2歳S、京王杯2歳S(GII)朝日杯フューチュリティS(GI)、そしてクロッカスSとデビュー以来5戦連続で同じレースを走っています。仲良し😊

*

エネルジコ 牡 黒鹿毛 2022.4.23生 安平町・ノーザンファーム生産 馬主・(有)シルクレーシング 美浦・高柳 瑞樹厩舎

エネルジコ(2022.4.23)の4代血統表
ドゥラメンテ
鹿毛 2012.3.22
種付け時活性値:0.25【9】

キングカメハメハ
鹿毛 2001.3.20
Kingmambo
鹿毛 1990.2.19
Mr. Prospector 1970.1.28
Miesque 1984.3.14
マンファス
黒鹿毛 1991.2.23
ラストタイクーン 1983.5.9
Pilot Bird 1983.2.9
アドマイヤグルーヴ
鹿毛 2000.4.30
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
エアグルーヴ
鹿毛 1993.4.6
トニービン 1983.4.7
ダイナカール 1980.5.10
エノラ
栗毛 2007.4.28
仔受胎時活性値:1.50【14】

Noverre
鹿毛 1998.5.2
種付け時活性値:0.00【8】
Rahy
栗毛 1985.2.18
Blushing Groom 1974.4.8
Glorious Song 1976.4.22
ダンスールファビュルー
鹿毛 1982.3.2
Northern Dancer 1961.5.27
Fabuleux Jane 1974.4.11
Enrica
栗毛 1994.3.17
仔受胎時活性値:1.00【12】
Niniski
鹿毛 1976.2.15
種付け時活性値:0.25【17】
Nijinsky 1967.2.21
Virginia Hills 1971.3.15
Eicidora
青毛 1987.3.17
仔受胎時活性値:1.50【6】
Surumu
栗毛 1974.2.26
種付け時活性値:1.00【12】
Envira
鹿毛 1969.5.10
仔受胎時活性値:0.25【17】

<5代血統表内のクロス:Halo4×5、Northern Dancer4×5(母方)>

エネルジコ(2022.4.23)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ドゥラメンテ
(Mr. Prospector系)
Noverre
(Blushing Groom系)
Niniski
(Nijinsky系)
Surumu
(Alchimist系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Surumu
(Eicidora)
4.25
(【14】+【12】+【6】+【17】)
母と姪が独オークス馬
(No. 19)
11番仔
(11連産目)

*

レース結果 JRA
2025年のセントポーリア賞(東京芝1800m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 11 エネルジコ 牡3 57 池添 謙一 1:48.2 9-9-10 34.0 454
[+14]
高柳 瑞樹 1
2 6 ミッキーマドンナ 牝3 55 R.キング 1:48.4 1 1/4 4-6-7 34.5 454
[+4]
堀 宣行 2
3 12 プレシャスデイ 牡3 57 西村 淳也 1:48.5 1 7-7-8 34.5 494
[+4]
伊坂 重信 5
4 5 キングメーカー 牡3 57 M.デムーロ 1:48.5 クビ 2-2-2 35.0 494
[+12]
須貝 尚介 3
5 2 コスモイシュタル 牝3 55 松岡 正海 1:48.6 3/4 4-3-3 34.9 426
[+6]
深山 雅史 9
2025年のセントポーリア賞(東京芝1800m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.7 – 11.4 – 12.0 – 12.2 – 12.5 – 12.6 – 11.7 – 11.5 – 11.6
ラップの
累計タイム
12.7 – 24.1 – 36.1 – 48.3 – 1:00.8 – 1:13.4 – 1:25.1 – 1:36.6 – 1:48.2
上り 4F 47.4 – 3F 34.8
【セントポーリア賞】(東京)エネルジコが大外から鮮やかに差し切り連勝|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI
【セントポーリア賞】(東京)エネルジコが大外から鮮やかに差し切り連勝|ラジオNIKKEI:競馬番組

エネルジコ。「力強く(伊)。父名、母名より連想」という馬名通り、発馬の出遅れも物ともせず、直線で大外を力強く抜け出して来ました。果たされたのは父ドゥラメンテに続く、父仔2代のセントポーリア賞制覇。お父さんと同じく馬体重プラス14kgでセントポーリア賞勝ちを収めたエネルジコ、2024年10月の新馬戦に続く東京芝1800mの連勝により、2戦2勝の無敗で2025年の牡馬クラシック戦線に名乗りを上げました。エネルジコは母エノラがディアナ賞(独GI)勝ち馬、そして年上の姪であるErle(2021.3.21)もディアナ賞勝ち馬と、母系が筋の通った頭文字Eの独国の19号族。楽しみな1頭であると思います。

Erle(エルレ。2021.3.21)-第166回ディアナ賞(独GI)の勝ち馬-
Erle(エルレ。2021.3.21)-第166回ディアナ賞(独GI)の勝ち馬-

 

それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

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