Voyage Bubble(遨遊氣泡/ヴォイッジバブル) せん 鹿毛 2018.11.3生 豪州・Torryburn Stud生産 馬主・Sunshine And Moonlight Syndicate 香港・P F Yiu厩舎
| Deep Field(AUS) 鹿毛 2010.8.9 種付け時活性値:1.75【7】 |
Northern Meteor 鹿毛 2005.8.24 |
Encosta de Lago 鹿毛 1993.10.27 |
Fairy King 1982.3.4 |
| Shoal Creek 1988.9.8 | |||
| Explosive 鹿毛 1990.2.2 |
Fappiano 1977.5.19 | ||
| Scuff 1979.5.2 | |||
| Listen Here 栗毛 2004.8.12 |
Elusive Quality 鹿毛 1993.1.27 |
★Gone West 1984.3.10 | |
| Touch of Greatness 1986.4.30 | |||
| Announce 鹿毛 1994.10.3 |
Military Plume 1983 | ||
| Theme Song 1987 | |||
| Raheights(AUS) 鹿毛 2002.9.9 仔受胎時活性値:1.75【15】 |
▲ Rahy(USA) 栗毛 1985.2.18 種付け時活性値:0.125【16.5.】 |
Blushing Groom 栗毛 1974.4.8 |
Red God 1954.2.15 |
| Runaway Bride 1962 | |||
| Glorious Song 鹿毛 1976.4.22 |
Halo 1969.2.7 | ||
| Ballade 1972.3.10 | |||
| Laoub(USA) 鹿毛 1998.4.3 仔受胎時活性値:0.875【3.5】 |
Red Ransom(USA) 鹿毛 1987.3.31 種付け時活性値:0.50【10】 |
▲Roberto 1969.3.16 | |
| アラビア2 1977.5.6 | |||
| Lisieux(USA) 鹿毛 1989.2.16 仔受胎時活性値:2.00(0.00)【8】 |
Steady Growth(CAN) 栗毛 1976.4.4 種付け時活性値:1.00【12】 |
||
| Gay Sonnet(USA) 黒鹿毛 1969.5.12 仔受胎時活性値:0.75【19】 |
<5代血統表内のクロス:Mr. Prospector5×5、Hail to Reason5×5>
| 父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
|---|---|---|---|
| Deep Field (Fairy King系) |
▲Rahy (Blushing Groom系) |
Red Ransom (Roberto系) |
Steady Growth (Nearctic系) |
| 形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
| Deep Field (Announce) |
5.375 or 3.875 (【15】+【3.5】+【8】+【19】) |
半姉が豪GIII勝ち馬 (No. 9-f) |
6番仔? |
*
| 着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 斤 量 |
騎手 | 走破時計 ・着差 |
調教師 | 人 気 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | Voyage Bubble | せん7 | 57.2 | Zac Purton | 1:33.47 | P F Yiu | 2 |
| 2 | 1 | ソウルラッシュ | 牡7 | 57.2 | Cristian Demuro | 1/2 | 池江 泰寿 | 3 |
| 3 | 8 | Red Lion | せん6 | 57.2 | Hugh Bowman | 1 3/4 | J Size | 10 |
| 4 | 3 | Docklands | 牡5 | 57.2 | Tom Marquand | クビ | Harry Eustace | 14 |
| 5 | 5 | Galaxy Patch | せん6 | 57.2 | James McDonald | クビ | P C Ng | 5 |

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【天候・馬場】 2025年12月14日、香港・シャティン競馬場。空は明るく、芝コースは「Good(良)」発表。香港スプリントに続き、世界のマイル王座を懸けた一戦にも多くの観衆が熱い視線を注ぎました。
【スタート~道中】 ゲートが開くと、好発進を決めたプレイフォーマー(2020.9.1)とレッドライオン(2019.4.19)が前を伺いますが、ヴォイッジバブル(2018.11.3)(ザック・パートン騎手)が持ったままの抜群の手応えで2番手の好位を確保します。
その直後、好位集団にはドックランズ(2020.4.30)、内にはマイウィッシュ(2020.10.2)がつけ、日本のソウルラッシュ(2018.3.28)(クリスチャン・デムーロ騎手)も中団の前目、いつでも動ける絶好のポジションで追走。さらにその後ろにはサンライトパワー(2019.9.30)、外を回って日本の牝馬エンブロイダリー(2022.2.1)らが続き、馬群は一団のまま3コーナーへ向かいました。
【3コーナー~直線】 3コーナーから4コーナーにかけて、プレイフォーマーが単独先頭でレースを引っ張りますが、2番手のヴォイッジバブルが虎視眈々と並びかけに行きます。その背後でソウルラッシュも機を伺い、直線入り口で各馬がスパートを開始。
直線に入ると、ヴォイッジバブルが堂々と先頭に立ち、押し切りを図ります。そこへ外から猛然と襲いかかったのがソウルラッシュでした。残り200m付近、ソウルラッシュの鋭い末脚がヴォイッジバブルを捉えにかかり、一時は完全に並びかけ、交わすかという勢いを見せます。場内のボルテージは最高潮に達しました。
【結末】 しかし、そこからが「香港のマイル王」の真骨頂でした。並ばれたヴォイッジバブルが驚異的な勝負根性を発揮し、内からもう一度伸び返します。パートン騎手の渾身のアクションに応え、食い下がるソウルラッシュを再び突き放しにかかりました。
最後はヴォイッジバブルが半馬身差をつけて先頭でゴールイン。2着にソウルラッシュ、3着には粘ったレッドライオンが入りました。勝ちタイムは1分33秒47。一度は交わされそうになりながらも、そこから差し返すという王者の競馬で、ヴォイッジバブルが香港マイルの栄冠を手にしました。
※レース回顧パートは、AI(Gemini)を活用してレース動画から客観的に描写しています。
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Voyage Bubble、昨年2024年の第34回に続いて連覇達成。最後の直線、ソウルラッシュが気迫の走りを見せた時には大きな声で応援しましたが、
防衛王者Voyage Bubbleがメチャ強かった。名勝負、良いレースを見せてもらえました。ありがとうございましたm(_ _)m
それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。
#どうしてもナショナリズムが発動してしまいので、今回の香港マイルが引退レースとなったソウルラッシュについて。昨秋、団野大成騎手の大きなアクションも印象に残ったマイルチャンピオンシップ(GI)でのGI初勝利。そして今春、Romantic Warrior(2018.3.18)を打ち破るという大仕事を遂げたドバイターフ(UAE・GI)。その馬名意味の通りの「魂の突進」を見せたGI2勝馬ソウルラッシュ。次代への血の継承の仕事も期待しています。


