City of Light(シティオブライト) 牡 鹿毛 2014.5.7生 米国・Ann Marie Farm生産 馬主・Warren, Jr., Mr. and Mrs. William K. 米国・Michael W. McCarthy厩舎
Quality Road 鹿毛 2006.3.23 種付け時活性値:1.75 |
Elusive Quality 鹿毛 1993.1.27 |
★Gone West 鹿毛 1984.3.10 |
Mr. Prospector 1970.1.28 |
Secrettame 1978.3.15 | |||
Touch of Greatness 鹿毛 1986.4.30 |
Hero’s Honor 1980.4.30 | ||
Ivory Wand 1973.3.21 | |||
Kobla 鹿毛 1995.5.11 |
Strawberry Road(AUS) 鹿毛 1979.9.28 |
Whiskey Road 1972.2.19 | |
Giftisa 1974.11.2 | |||
Winglet 鹿毛 1988.3.19 |
Alydar 1975.3.23 | ||
Highest Trump 1972.2.4 | |||
Paris Notion 黒鹿毛 1998.3.31 仔受胎時活性値:1.75 |
デヒア 鹿毛 1991.4.13 種付け時活性値:1.50 |
Deputy Minister 黒鹿毛 1979.5.17 |
Vice Regent 1967.4.29 |
Mint Copy 1970.2.24 | |||
Sister Dot 鹿毛 1985.2.11 |
Secretariat 1970.3.30 | ||
Sword Game 1976.3.5 | |||
Fabulous Notion 鹿毛 1980.4.23 仔受胎時活性値:0.25 |
Somethingfabulous 鹿毛 1972.4.20 種付け時活性値:1.75 |
Northern Dancer 1961.5.27 | |
Somethingroyal 1952.3.12 ♀ | |||
Careless Notion 鹿毛 1970.3.18 仔受胎時活性値:0.25 |
Jester 鹿毛 1955.4.1 種付け時活性値:1.50 |
||
Miss Uppity 鹿毛 1956.5.6 仔受胎時活性値:1.25 |
<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×4×5、Secretariat5×4、Somethingroyal(♀)4×5、Raise a Native5×5>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
Quality Road (Mr. Prospector系) |
デヒア (Deputy Minister系) |
Somethingfabulous (Northern Dancer系) |
Jester (Tom Fool系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
Quality Road | 3.50 |
祖母が米GI馬 (No. 2-e) |
9番仔? (3連産目?) |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 |
斤 量 |
騎手 |
走破時計 ・着差 |
調教師 |
人 気 |
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1 | 3 | City of Light | 牡5 | 56.2 | Javier Castellano | 1:47.71 | Michael McCarthy | 2 |
2 | 4 | Seeking The Soul | 牡6 | 56.2 | John R Velazquez | 5 3/4 | Dallas Stewart | 9 |
3 | 5 | Accelerate | 牡6 | 56.2 | Joel Rosario | 1 1/2 | John W Sadler | 1 |
4 | 1 | Bravazo | 牡4 | 56.2 | Luis Saez | 4 3/4 | D Wayne Lukas | 5 |
5 | 10 | Audible | 牡4 | 56.2 | Flavien Prat | クビ | Todd Pletcher | 3 |
2019年の第3回ペガサスワールドカップ招待S。第1回のArrogate(2013.4.11)、第2回のGun Runner(2013.3.8)に続いて、2013年生まれ世代3頭目の「ブリーダーズカップ・クラシック(米GI)&ペガサスワールドカップ招待SのW制覇」を狙ったAccelerate(2013.5.10)でしたが、そうは問屋がおろさないと、若年馬が奮起を見せました。ブリーダーズカップはブリーダーズカップでも、2018年の第12回ブリーダーズカップ・ダートマイル(米GI)を制していたCity of Light。番手先行から終始積極的に推し進め、4分の3マイルの手前あたりで「たまらん」とばかりにハビエル・カステリャーノ騎手と共に先頭に躍り出ると、後はCity of Lightとカステリャーノ騎手のふたり舞台。終わってみれば、ブリーダーズカップ・ダートマイルでも2着だったSeeking The Soul(2013.5.4)に5と4分の3馬身差の圧勝を以てCity of Light、賞金総額900万ドル、1着賞金400万ドルの大一番でGI4勝目を遂げました。
City of Lightは5歳馬ですが、今回のペガサスワールドカップ招待Sで11戦6勝、2着4回、3着1回という少キャリア。2017年の3歳時の7月にデビュー後、1勝2着3回で挑んだ初めてのグレードレースであるマリブS(米GI)でGI勝利を収めると、2018年の4歳時はブリーダーズカップ・ダートマイル、トリプルベンドS(米GI)、オークローンH(米GII)を勝つなど5戦3勝2着1回3着1回。大切に使われて、City of Light。一戦必勝の陣営に応えて、11戦目の大舞台で大仕事を果たしました。
では、以下にCity of Lightのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。なお、近親牝系図内のレース名、格付けはいずれも施行当時のものです。
Fabulous Notion 1980.4.23 9勝 サンタスサーナS(米GI) リンダヴィスタH(米GIII)ほか
|Fabulous Goer 1992.4.15 0勝
||Fabulous Bonus 2001.4.30 1勝
|||Royal Lahaina 2008.2.25 7勝 ゴーフォーワンドH(米GII)
|Fabulously Fast 1994 4勝 テストS(米GI)ほか
|Paris Notion 1998.3.31 不出走
||City of Light 2014.5.7 (本馬) ペガサスワールドカップ招待S(米GI) ブリーダーズカップ・ダートマイル(米GI) トリプルベンドS(米GI) マリブS(米GI)ほか
|Paris Rose 2002.3.16 0勝
||Decelerator 2007.1.30 5勝 デビュータントS(米GIII)ほか
|||Nafaayes 2015.10.6 イピトンベチャレンジ(南阿GII)ほか
||Cool Blue Red Hot 2008.4.11 4勝 ドワイヤーS(米GII)3着ほか
City of Lightの牝系は2号族e分枝系。祖母、伯母にGI勝ち馬が見え、その他にもGレース好戦馬が見えます。活力がある近親馬の中でも一際光を放つCity of Light、積み重ねたGI4勝が燦然と輝いています。
齢と共に強さも重ねて、City of Light。距離9Fのペガサスワールドカップ招待Sを制して挑む2019年は、果たして、どのような路線になりますでしょうか。9Fから10Fの米国古牡馬の王道路線か、あるいは距離実績が豊富な8F以下の路線か。City of Light、その光が向かう先に幸多からんことを。
それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。
*
2019年01月31日(木)追記。
City of Light、Accelerateと共にレーンズエンドファームで今年2019年から種牡馬入りだったんですね。失礼いたしましたm(_ _)m