Hit Show(ヒットショー) 牡 芦毛 2020.5.9生 米国・Gary & Mary West Stables Inc.生産 馬主・Wathnan Racing 米国・Brad Cox厩舎
Candy Ride(ARG) 鹿毛 1999.9.27 種付け時活性値:0.875【19.5】 |
Ride the Rails 黒鹿毛 1991.3.5 |
Cryptoclearance 黒鹿毛 1984.4.9 |
Fappiano 1977.5.19 |
Naval Orange 1975.5.26 | |||
Herbalesian 鹿毛 1969.4.29 |
Herbager 1956.4.19 | ||
Alanesian 1954.4.28 | |||
Candy Girl 栗毛 1990.7.7 |
Candy Stripes 栗毛 1982.4.12 |
Blushing Groom 1974.4.8 | |
バブルカンパニー 1977.4.5 | |||
City Girl 栗毛 1982 |
Farnesio 1974.10.15 | ||
Cithara 1975 | |||
Actress 芦毛 2014.2.25 仔受胎時活性値:1.25【5】 |
Tapit 芦毛 2001.2.27 種付け時活性値:1.00【12】 |
Pulpit 鹿毛 1994.2.15 |
A.P. Indy 1989.3.31 |
Preach 1989.3.26 | |||
Tap Your Heels 芦毛 1996.2.16 |
★Unbridled 1987.3.5 | ||
Ruby Slippers 1982.3.18 | |||
Milwaukee Appeal 鹿毛 2006.4.11 仔受胎時活性値:1.75【7】 |
★Milwaukee Brew 鹿毛 1997.1.31 種付け時活性値:0.00【8】 |
★Wild Again 1980.5.22 | |
Ask Anita 1990.3.21 | |||
Appealing Forum 芦毛 1999.4.22 仔受胎時活性値:1.50【6】 |
Open Forum 芦毛 1994.3.6 種付け時活性値:1.00【4】 |
||
Appealing Inez 栗毛 1989.1.18 仔受胎時活性値:0.25【9】 |
<5代血統表内のクロス:Fappiano4×5、Mr. Prospector5×5>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
Candy Ride (Mr. Prospector系) |
Tapit (A.P. Indy系) |
★Milwaukee Brew (Nearctic系) |
Open Forum (Deputy Minister系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
Tapit (Actress) |
4.75 (【5】+【7】+【6】+【9】) |
母が米GII勝ち馬 (No. A1) |
2番仔 (2連産目) |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 斤 量 |
騎手 | 走破時計 ・着差 |
調教師 | 人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | Hit Show | 牡5 | 57 | Florent Geroux | 2:03.50 | Brad H Cox | 9 |
2 | 6 | Mixto | 牡5 | 57 | Frankie Dettori | 0.64L | Doug O’Neill | 8 |
3 | 1 | フォーエバーヤング | 牡4 | 57 | 坂井 瑠星 | 2.03L | 矢作 芳人 | 1 |
4 | 10 | Walk of Stars | せん6 | 57 | Mickael Barzalona | 4.48L | Bhupat Seemar | 3 |
5 | 3 | Il Miracolo | 牡5 | 57 | John R Velazquez | 5.76L | Antonio Sano | 11 |

日本勢の総大将であったフォーエバーヤング(2021.2.24)。JRA発売の勝馬投票券では単勝1.1倍という圧倒的1番人気に推されましたが、まさかの3着。最終コーナーを回る時に「動きがあまり良くない」と思わず呟いてしまいましたけれど、レース後の坂井瑠星騎手のコメントを思えば、大激戦となった前走サウジカップ(沙GI)の疲れもあったのではないかと思います。それでも最後は3着まで盛り返したのは類まれな地力の賜物です。

2025年のドバイワールドカップの勝ち馬は、ダート競馬の本場である米国からやって来た9番人気の伏兵Hit Show。11頭立てを道中8番手、唯1頭だけの芦毛馬が馬群中団やや後方に構え、メイダン・ダートの直線400mに入ると、番手先行から抜け出しに掛かったMixto(2020.5.1)との差はあったものの、徐々に迫り最後の最後で0.64馬身交わしたところがゴールポスト。本国ではルーカスクラシック(米GII)、フェイアットS(米GII)とGII勝ちまでであったHit Showでしたけれど、中東の大一番で真価を発揮して、初のGI勝利と1着賞金690万米ドルを蹄中に収めたという結末でした。
Hit Showの父Candy Rideは現役時代に6戦6勝。母国である亜国でダート1200mのデビュー戦を12馬身差で制した後、サンイシドロ大賞(亜GI)、ホアキン・S.デ・アンチョレナ大賞(亜GI)とGI2勝を遂げ亜国3戦3勝で米国に移籍。半年間の休養の後、米国で出走してクレーミング競走、アメリカンH(米GII)、そしてパシフィッククラシックSと米国でも3戦3勝。生涯無敗で競走生活を終えたCandy Ride、26歳を迎える2025年もスタッドフィーが7万5000米ドルという一線級の種牡馬としてレーンズエンドファームで繋養されています。そんなCandy Rideの最良後継馬はGun Runner(2013.3.8)。

現役時代に19戦12勝の成績を収めたGun Runnerはブリーダーズカップ・クラシック(米GI)、ホイットニーS(米GI)、ペガサスワールドC招待S(米GI)、ウッドワードS(米GI)、スティーヴンフォスターH(米GI)、クラークH(米GI)と米GI6勝の名馬。Gun Runnerは4歳時の2017年にドバイワールドカップに挑みましたが、とんでもない競馬を見せた同い年のArrogate(2013.4.11)に敗れて2着。Gun Runnerはドバイワールドカップの後に本格化を見せて連勝街道を走り、同期生に対して逆襲することになりますけれど、Gun Runnerの主戦はHit Showと同じくフローレン・ジェルー騎手だったのでした。ジェルー騎手にとっては8年越しのドバイワールドカップ制覇となりましたがGun Runner、Hit Showと共にCandy Rideの仔であったのは、血の不思議な巡り合わせだったのかも知れません。
ドバイ首長国連邦最大のレースで一等星となる輝きを見せたHit Show。砂上を鮮やかに駆けた芦毛馬、米国本国でのさらなる快走を期待したくなる見事な末脚でした。
それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。
#レーンズエンドファームの2025年繋養種牡馬のデジタル小冊子がやっぱりカッコいいです。

##Hit Showは父がCandy Ride、祖母父がMilwaukee Brew。この2頭はCandy Rideの現役最終戦となった2003年のパシフィッククラシックSで一緒に走っていました。4頭立てでしたがCandy Ride、Medaglia d’Oro(1999.4.11)、Fleetstreet Dancer(1998.5.12)、Milwaukee Brewと実力馬が揃ったことにより、2025年の現在も残るデルマー・ダート10ハロン1分59秒11というレコードタイムでの決着となったのでした。