第144回ケンタッキーオークス(米GI)の勝ち馬-Monomoy Girl(2015.3.26)-

Result

Monomoy Girl 牝 栗毛 2015.3.26生 米国・FPF LLC & Highfield Ranch生産 馬主・Dubb, M., Monomoy Stables, LLC, The Elkstone Group LLC and Bethlehem Stables LLC 米国・Brad H. Cox厩舎

Monomoy Girl(2015.3.26)の4代血統表
Tapizar
鹿毛 2008.5.6
種付け時活性値:1.50
Tapit
芦毛 2001.2.27
Pulpit
鹿毛 1994.2.15
A.P. Indy 1989.3.31
Preach 1989.3.26
Tap Your Heels
芦毛 1996.2.16
★Unbridled 1987.3.5
Ruby Slippers 1982.3.18
Winning Call
鹿毛 1998.4.7
Deputy Minister
黒鹿毛 1979.5.17
Vice Regent 1967.4.29
Mint Copy 1970.2.24
Call Now
鹿毛 1992.3.28
Wild Again 1980.5.22
Carols Christmas 1977.4.10
Drumette
鹿毛 2008.4.20
仔受胎時活性値:1.50
ヘニーヒューズ
栗毛 2003.4.5
種付け時活性値:1.00
ヘネシー
栗毛 1993.3.25
Storm Cat 1983.2.27
Island Kitty 1976.2.23
Meadow Flyer
鹿毛 1989.1.22
Meadowlake 1983.3.12
Shortley 1980.3.11
Endless Parade
黒鹿毛 1997.4.22
仔受胎時活性値:0.50
Williamstown
黒鹿毛 1990.3.8
種付け時活性値:1.50
Seattle Slew 1974.2.15
Winter Sparkle 1983.5.2
Mnemosyne
鹿毛 1989.4.25
仔受胎時活性値:1.75
Saratoga Six
鹿毛 1982.4.13
種付け時活性値:1.50
My Lady Love
鹿毛 1981.4.27
仔受胎時活性値:1.75

<5代血統表内のクロス:Seattle Slew5×4>

Monomoy Girl(2015.3.26)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
Tapizar
(Seattle Slew系)
ヘニーヒューズ
(Storm Cat系)
Williamstown
(Seattle Slew系)
Saratoga Six
(Raise a Native系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Tapizar 5.50 伯父が米GIII勝ち馬
(No. 21-a)
3番仔?
(3連産目?)

*

2018年の第144回ケンタッキーオークス(米GI。チャーチルダウンズ・ダート9F)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 14 Monomoy Girl 牝3 54.9 Florent Geroux 1:49.13 Brad H Cox 2
2 5 Wonder Gadot 牝3 54.9 John R Velazquez 1/2 Mark Casse 8
3 10 Midnight Bisou 牝3 54.9 Mike E Smith 3 3/4 Bill Spawr 1
4 13 Eskimo Kisses 牝3 54.9 Corey J Lanerie 1/2 Kenneth McPeek 6
5 4 Chocolate Martini 牝3 54.9 Javier Castellano 5 1/2 Thomas Amoss 7

2018年の第144回ケンタッキーオークス。例年「Run for the Roses」の前日に行われる「Lilies for the Fillies」。ケンタッキーダービー(米GI)がバラを賭けた戦いならば、ケンタッキーオークスは百合を賭けた戦い。2018年の第144回を制したのは、Monomoy Girl。2018年はレイチェルアレクサンドラS(米GII)、第80回アッシュランドS(米GI)とグレードレース連勝で臨んだ大一番。Monomoy Girlとフロラン・ジェルー騎手、道中は先行3番手から最終コーナー手前では先頭に立ち、鋭く迫ったWonder Gadot(2015.5.22)とジョン・ヴェラスケス騎手との叩き合いを制し、最後は半馬身差で先頭ゴール。栗毛に星ひとつ、鮮やかに駆けて、Monomoy Girl。鞍上のジェル―騎手、そして管理されるブラッド・H.コックス調教師にケンタッキーオークス初制覇をプレゼントしました。コックス師はケンタッキーオークスの前走アッシュランドSがGI初制覇だったそうで、コックス師にとって、Monomoy Girlは忘れられない名牝になることでしょう。

では、以下にMonomoy Girlのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。なお、近親牝系図内のレース名、格付けはいずれも施行当時のものです。

Mnemosyne 1989.4.25 0勝
|Endless Parade 1997.4.22 5勝
||Drum Major 2002.1.22 6勝 ニッカボッカーH(米GIII)ほか
||Drumette 2008.4.20 1勝
|||Monomoy Girl 2015.3.26 (本馬) ケンタッキーオークス(米GI) アッシュランドS(米GI) レイチェルアレクサンドラS(米GII)ほか

米国で継承されている21号族a分枝系。伯父に米GIII勝ち馬が1頭見えるだけの地味な牝系ではありますが、祖母Endless Paradeはステークス3勝を含む5戦5勝の素質馬でした。そんな息を潜めるかのようにして、静かに受け継がれて来た牝系から現れた一等星がMonomoy Girl。

Monomoy Girl、次走は第150回ベルモントS(米GI)と同日、2018年6月9日土曜日に開催の第88回エイコーンS(米GI)の模様。第144代ケンタッキーダービー馬と第144代ケンタッキーオークス馬の同日競演、楽しみにしたいと思います。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

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