Saxon Warrior 牡 鹿毛 2015.1.26生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・Derrick Smith & Mrs John Magnier & Michael Tabor 愛国・A P O’Brien厩舎
ディープインパクト 鹿毛 2002.3.25 種付け時活性値:1.00 |
サンデーサイレンス 青鹿毛 1986.3.25 |
★Halo 黒鹿毛 1969.2.7 |
Hail to Reason 1958.4.18 |
Cosmah 1953.4.4 | |||
Wishing Well 鹿毛 1975.4.12 |
Understanding 1963.2.17 | ||
Mountain Flower 1964.3.23 | |||
ウインドインハーヘア 鹿毛 1991.2.20 |
Alzao 鹿毛 1980.2.28 |
Lyphard 1969.5.10 | |
Lady Rebecca 1971.2.28 | |||
Burghclere 鹿毛 1977.4.26 |
Busted 1963.3.16 | ||
Highclere 1971.4.9 | |||
メイビー 鹿毛 2009.2.9 仔受胎時活性値:1.25 |
Galileo 鹿毛 1998.3.30 種付け時活性値:0.50 |
★Sadler’s Wells 鹿毛 1981.4.11 |
Northern Dancer 1961.5.27 |
Fairy Bridge 1975.5.4 | |||
Urban Sea 栗毛 1989.2.18 |
Miswaki 1978.2.22 | ||
Allegretta 1978.3.10 | |||
Sumora 鹿毛 2002.2.23 仔受胎時活性値:1.50 |
デインヒル 鹿毛 1986.3.26 種付け時活性値:1.75 |
★Danzig 1977.2.12 | |
Razyana 1981.4.18 | |||
Rain Flower 栗毛 1997.5.11 仔受胎時活性値:1.00 |
Indian Ridge 栗毛 1985.3.22 種付け時活性値:0.75 |
||
Rose of Jericho 鹿毛 1984.3.14 仔受胎時活性値:1.00 |
<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×4×5>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
ディープインパクト (Halo系) |
Galileo (Sadler’s Wells系) |
デインヒル (Danzig系) |
Indian Ridge (Clarion系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
デインヒル | 4.75 |
母が愛GI勝ち馬 (No. 1-t) |
2番仔 (2連産目) |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 |
斤 量 |
騎手 |
走破時計 ・着差 |
調教師 |
人 気 |
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1 | 9 | Saxon Warrior(JPN) | 牡3 | 57.2 | Donnacha O’Brien | 1:36.55 | A P O’Brien | 2 |
2 | 10 | Tip Two Win | 牡3 | 57.2 | David Probert | 1 1/2 | Roger Teal | 11 |
3 | 14 | Masar | 牡3 | 57.2 | William Buick | アタマ | Charlie Appleby | 1 |
4 | 11 | Elarqam | 牡3 | 57.2 | Jim Crowley | 1/2 | Mark Johnston | 4 |
5 | 12 | Roaring Lion | 牡3 | 57.2 | Oisin Murphy | クビ | John Gosden | 6 |
2018年の第210回英2000ギニー。史上初の日本産馬による英2000ギニー制覇、成る。馬場中央を逃げるかたちで、そのまま押し切る強い競馬。4戦4勝、洋の東西の違いはあれど、父と同じく無敗でクラシック初戦を制したSaxon Warrior。これは6月2日に行われる第239回英ダービー(GI)が、本当に楽しみになりました。
以前の記事でも示しましたが、Saxon Warriorの簡単な近親牝系図を再掲しておきます。なお、近親牝系図内のレース名、格付けはいずれも施行当時のものです。
Rose of Jericho 1984.3.14 不出走 |Archway 1988.2.23 3勝 グリーンランズS(愛GIII)ほか |ドクターデヴィアス 1989.3.10 6勝 英ダービー(GI) 愛チャンピオンS(GI) デューハーストS(英GI) ヴィンテージS(英GIII)ほか |シンコウキング 1991.4.24 8勝 高松宮杯(GI)ほか |ローズオブスズカ 1992.4.18 不出走 ||ローマンスズカII 1997.4.1 不出走 |||スズカローラン 2002.5.13 4勝 ||||スズカデヴィアス 2011.5.8 現役 京都記念(GII)2着 金鯱賞(GII)3着ほか ||スズカフェニックス 2002.3.29 8勝 高松宮記念(GI) 阪神カップ(GII) 東京新聞杯(GIII)ほか |Royal Court 1993.4.12 3勝 オーモンドS(英GIII) |Rain Flower 1997.5.11 不出走 ||Sumora 2002.2.23 2勝 |||メイビー 2009.2.9 5勝 モイグレアスタッドS(愛GI) デビュータントS(愛GII) シルバーフラッシュS(愛GIII)ほか ||||Saxon Warrior 2015.1.26 (本馬) 英2000ギニー(GI) レーシングポストT(英GI) ベレスフォードS(愛GII) |||Promise to Be True 2014.5.18 2勝 シルバーフラッシュS(愛GIII) ||Dancing Rain 2008.4.24 4勝 英オークス(GI) ディアナ賞(独I) ブリティッシュ・チャンピオンズ・フィリーズ&メアズS(英GII)
日本に馴染み深い馬たちの名前も見える1号族t分枝系。近親に第213回英ダービー馬ドクターデヴィアス、第233回英オークス馬Dancing Rainとエプソムダウンズ芝12F6yの勝ち馬が見えるところも、スタミナのバックボーンとして心強い。
Saxon Warrior、日本産の英クラシックホースの進路に幸多からんことを。日本の空の下から祈っています。
それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。
#2018年05月06日(日)追記。「同一牝系馬の連動する活躍」は、よくよく見られる現象ですが、西洋のSaxon Warriorの第210回英2000ギニー勝利を受けて、東洋のスズカデヴィアスが第40回新潟大賞典(GIII)で嬉しい重賞初制覇を遂げました。