メールドグラース(Mer de Glace) 牡 黒鹿毛 2015.5.26生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・(有)キャロットファーム 栗東・清水久詞厩舎
ルーラーシップ 鹿毛 2007.5.15 種付け時活性値:1.75 |
キングカメハメハ 鹿毛 2001.3.20 |
Kingmambo 鹿毛 1990.2.19 |
Mr. Prospector 1970.1.28 |
Miesque 1984.3.14 | |||
マンファス 黒鹿毛 1991.2.23 |
ラストタイクーン 1983.5.9 | ||
Pilot Bird 1983.2.9 | |||
エアグルーヴ 鹿毛 1993.4.6 |
トニービン 鹿毛 1983.4.7 |
カンパラ 1976.2.19 | |
Severn Bridge 1965 | |||
ダイナカール 鹿毛 1980.5.10 |
★ノーザンテースト 1971.3.15 | ||
シヤダイフエザー 1973.2.20 | |||
グレイシアブルー 青鹿毛 2002.5.1 仔受胎時活性値:1.00 |
サンデーサイレンス 青鹿毛 1986.3.25 種付け時活性値:1.75 |
★Halo 黒鹿毛 1969.2.7 |
Hail to Reason 1958.4.18 |
Cosmah 1953.4.4 | |||
Wishing Well 鹿毛 1975.4.12 |
Understanding 1963.2.17 | ||
Mountain Flower 1964.3.23 | |||
ブルーラスター 青鹿毛 1994.3.12 仔受胎時活性値:1.75 |
★Nureyev 鹿毛 1977.5.2 種付け時活性値:0.00 |
Northern Dancer 1961.5.27 | |
Special 1969.3.28 | |||
Blue Note 鹿毛 1985.4.9 仔受胎時活性値:2.00 |
Habitat 鹿毛 1966.5.4 種付け時活性値:0.50 |
||
Balsamique 鹿毛 1973.5.27 仔受胎時活性値:0.75 |
<5代血統表内のクロス:Nureyev3×5、Northern Dancer4×5>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
ルーラーシップ (Mr. Prospector系) |
サンデーサイレンス (Halo系) |
★Nureyev (Northern Dancer系) |
Habitat (Sir Gaylord系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
ルーラーシップ | 5.50 | 伯父グラスボンバー (No. 16) |
5番仔 (2連産目) |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 斤 量 |
騎手 | 走破時計 ・着差 |
調教師 | 人 気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 3 | メールドグラース | 牡4 | 55.5 | Damian Lane | 2:30.16 | 清水 久詞 | 3 |
2 | 14 | Vow And Declare | せん4 | 52.5 | Craig A Williams | 1 | Danny O’Brien | 3 |
3 | 2 | Mirage Dancer | 牡5 | 56 | Ben Melham | アタマ | Trent Busuttin & Natalie Young | 8 |
4 | 11 | Constantinople | 牡3 | 53 | Luke Nolen | アタマ | David A & B Hayes & Tom Dabernig | 1 |
5 | 6 | Finche | せん5 | 54.5 | Michael Walker | アタマ | Chris Waller | 2 |
2019年の第142回コーフィールドC。1着賞金300万豪ドルという高額賞金の一戦、本邦期待のメールドグラース、豪州の地で見事にGI初制覇を遂げました。道中は後方2番手、三分三厘からマクリ一発。ダミアン・レーン騎手、かつてトーセンスターダム(2011.3.14)でトゥーラックH(豪GI)を制した際にも見せられた、「勝つ自信あります」と言わんがばかりの大外ぶん回し。果たせるかなメールドグラース、2019年は負け無しの6連勝。1月の1000万下、2月の尼崎S(準OP)、4月の新潟大賞典(GIII)、6月の鳴尾記念(GIII)、8月の小倉記念(GIII)、そして10月のコーフィールドC。新潟大賞典と鳴尾記念は、今回のコーフィールドCと同じくレーン騎手の手綱による勝利でしたが、新潟大賞典がレーン騎手のJRA重賞初勝利でしたね。
では、以下にメールドグラースのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。なお、近親牝系図内のレース名、格付けはいずれも施行当時のものです。
ブルーラスター 1994.3.12 不出走
|グラスボンバー 2000.4.2 7勝 福島記念(GIII)ほか
|フォトジェニー 2001.5.2 1勝 クイーンC(GIII)3着
|グレイシアブルー 2002.5.1 3勝
||メールドグラース 2015.5.26 (本馬) コーフィールドC(豪GI) 小倉記念(GIII) 鳴尾記念(GIII) 新潟大賞典(GIII)
メールドグラースの牝系は16号族。伯父グラスボンバーは2歳から9歳まで長きに渡り走り続け、2億9528万円を稼ぎ出した馬主孝行な馬でした。また、上図の範囲外ですが、メールドグラースの曾祖母Blue Noteは5勝を挙げモーリス・ド・ゲスト賞(仏GII)、ポルトマイヨ賞(仏GIII)と仏グループレース2勝の活躍馬であり、ミドルパークS(英GI)勝ち馬のZieten(1990.3.23)-ザイーテン。1994年の京王杯スプリングC(GII)ではスキーパラダイス(1990.5.12)の2着-、チェヴァリーパークS(英GI)勝ち馬のBlue Duster(1993.3.3)と直仔に2頭のGI勝ち馬を産んだ名繁殖牝馬でもありました。さらにメールドグラースの高祖母Balsamiqueからの別分枝にはメモリージャスパー(1991.5.5)の姿も見えます。
豪州伝統のコーフィールドCを制したメールドグラース。この後の進路が気になるところですが、
メルボルンカップ(豪GI)に向かうことになるのでしょうか。今のメールドグラースならば「カップス・ダブル」を果たしても、なんらおかしくありません。夢の続き、11月5日の”the race that stops a nation”も楽しみにしています。
それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。
*
このサイトの管理人、メールドグラースのGI勝ちが殊の外嬉しかったみたいやね。
なんでですか?
メールドグラースの誕生日が、このサイトの管理人と同日やからやって。
道理で若干気合の入った感のある記事になるはずです。