第13回ヴィクトリアマイル(GI)の勝ち馬-ジュールポレール(2013.5.2)-

Result

ジュールポレール 牝 鹿毛 2013.5.2生 白老・(有)社台コーポレーション白老ファーム生産 馬主・(株)G1レーシング 栗東・西園正都厩舎

ジュールポレール(2013.5.2)の4代血統表
ディープインパクト
鹿毛 2002.3.25
種付け時活性値:0.50
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ウインドインハーヘア
鹿毛 1991.2.20
Alzao
鹿毛 1980.2.28
Lyphard 1969.5.10
Lady Rebecca 1971.2.28
Burghclere
鹿毛 1977.4.26
Busted 1963.3.16
Highclere 1971.4.9
サマーナイトシティ
鹿毛 1999.3.14
仔受胎時活性値:1.25
エリシオ
鹿毛 1993.1.24
種付け時活性値:1.25
Fairy King
鹿毛 1982.3.4
Northern Dancer 1961.5.27
Fairy Bridge 1975.5.4
Helice
鹿毛 1988.4.4
Slewpy 1980.3.28
Hirondelle 1981.5.5
ダイアモンドシティ
鹿毛 1988.3.24
仔受胎時活性値:0.50
Mr. Prospector
鹿毛 1970.1.28
種付け時活性値:0.25
★Raise a Native 1961.4.18
Gold Digger 1962.5.28
Honey’s Flag
鹿毛 1979.1.26
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
Hoist the Flag
鹿毛 1968.3.31
種付け時活性値:0.50
Cathy Honey
栗毛 1967.5.4
仔受胎時活性値:0.75

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×5>

ジュールポレール(2013.5.2)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ディープインパクト
(Halo系)
エリシオ
(Fairy King系)
Mr. Prospector
(Raise a Native系)
Hoist the Flag
(Ribot系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
エリシオ
(Helice)
4.50 or 2.50 半兄サダムパテック
(No. 9-h)
6番仔
(流産後)

*

2018年の第13回ヴィクトリアマイル(GI。東京芝1600m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 4 ジュールポレール 牝5 55 幸英明 1:32.3    33.3 460
[-6]
西園正都 8
2 16 リスグラシュー 牝4 55 武豊 1:32.3 ハナ 32.9 450
[-2]
矢作芳人 1
3 6 レッドアヴァンセ 牝5 55 北村友一 1:32.3 クビ 33.6 448
[+4]
音無秀孝 7
4 10 アエロリット 牝4 55 戸崎圭太 1:32.4 1/2 34.0 504
[0]
菊沢隆徳 3
5 2 ミスパンテール 牝4 55 横山典弘 1:32.6 1 1/4 33.7 504
[-2]
昆貢 4

2018年の第13回ヴィクトリアマイル。雨中の府中、稍重のマイル戦。混戦を断ったのは8番人気のジュールポレールと幸英明騎手。道中は中団8番手追走、直線では馬場中央を鋭く伸び、先に抜け出していた7番人気のレッドアヴァンセ(2013.4.24)と北村友一騎手を捉えると、最後は1番人気のリスグラシュー(2014.1.18)と武豊騎手の追撃を「ハナ」だけ抑えて、重賞初制覇をGIで飾りました。ジュールポレール、その馬名意味は「白夜(仏)」ということ。 そしてまた、やはりマイルGIはディープインパクト産駒なのでしょうか。先週の第23回NHKマイルカップ(GI)を制したケイアイノーテック(2015.4.7)に続いてのGI連勝。サスガは世界各国でダービー候補を続出する、当代一の大種牡馬です。

では、以下にジュールポレールの簡単な近親牝系図を示しておきます。なお、近親牝系図内のレース名、格付けはいずれも施行当時のものです。

Cathy Honey 1967.5.4 9勝  エイコーンS レディースH ヴァインランドHほか
|Aloma 1974.2.8 0勝
||Aloma's Ruler 1979.4.21 7勝 プリークネスS(米GI) ウィザーズS(米GII)ほか
|Honey's Flag 1979.1.26 0勝
||ダイアモンドシティ 1988.3.24 5勝 アーリントンメイトロンH(米GIII)3着
|||Catienus 1994.5.16 5勝 サバーバンH(米GII)2着 サラトガBCH(米GII)2着2回 ホイットニーH(米GI)3着
|||サマーナイトシティ 1999.3.14 3勝
||||サダムパテック 2008.3.30 6勝 マイルチャンピオンシップ(GI) 京王杯SC(GII) 弥生賞(GII) 中京記念(GIII) 東京スポーツ杯2歳S(GIII)ほか
||||ジュールポレール 2013.5.2 (本馬) ヴィクトリアマイル(GI)ほか

米国から日本で継承されている9号族h分枝系。ジュールポレールの母サマーナイトシティは、サダムパテックに続いて2頭目のGI勝ち産駒を送り込みました。なかなか、2頭のGI馬の母になることは出来ません。時折しも2018年5月13日の母の日、尊ぶべきは賢母サマーナイトシティ。

ジュールポレールは、今回のヴィクトリアマイル勝利により[6-2-2-4]という全成績となりましたが、1600mに限れば[5-1-2-2]で、5着を外したことはありません。マイル戦の安定した走りを、ファンはよく見ていたのでしょう。雨も稍重も8番人気も跳ね返して、ジュールポレール。見事なGI初勝利でした。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

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