スティンガー(1996.5.15)

Obituary

スティンガー 牝 鹿毛 1996.5.15生~2023.9.21没 千歳市・社台ファーム生産 馬主・吉田 照哉氏 美浦・藤沢 和雄厩舎

スティンガー(1996.5.15)の4代血統表
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
種付け時活性値:0.25【9】

Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason
黒鹿毛 1958.4.18
Turn-to 1951
Nothirdchance 1948
Cosmah
鹿毛 1953.4.4
★Cosmic Bomb 1944
Almahmoud 1947.5.18
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding
栗毛 1963.2.17
★Promised Land 1954.3.31
Pretty Ways 1953.3.21
Mountain Flower
鹿毛 1964.3.23
Montparnasse 1956
Edelweiss 1959.2.15
レガシーオブストレングス
栗毛 1982.5.7
仔受胎時活性値:1.25【13】
Affirmed
栗毛 1975.2.21
種付け時活性値:1.50【6】
Exclusive Native
栗毛 1965.4.17
Raise a Native 1961.4.18
Exclusive 1953.4.12
Won’t Tell You
鹿毛 1962
Crafty Admiral 1948.6.6
Scarlet Ribbon 1957.4.8
Katonka
鹿毛 1972.3.7
仔受胎時活性値:0.25【9】
Minnesota Mac
鹿毛 1964.4.26
種付け時活性値:1.75【7】
Rough’n Tumble 1948
Cow Girl 1949
Minnetonka
鹿毛 1967.4.4
仔受胎時活性値:1.00【4】
Chieftain
黒鹿毛 1961.4.9
種付け時活性値:1.25【5】
Heliolight
鹿毛 1957.3.4
仔受胎時活性値:0.25【9】

<5代血統表内のクロス:なし>

スティンガー(1996.5.15)の0の理論的総括
母父祖母父曾祖母父
サンデーサイレンス
(Halo系)
Affirmed
(Raise a Native系)
Minnesota Mac
(Himyar系)
Chieftain
(Bold Ruler系)
形相の遺伝料の遺伝牝系母の何番仔?
Minnesota Mac
(Bull Dog)
2.75
(【13】+【9】+【4】+【9】)
全姉サイレントハピネス
(No. 9-c)
8番仔
(7連産目)

*

1998年の第50回阪神3歳牝馬S(GI。阪神芝1600m)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名性齢騎手走破
時計
着差調教師
112スティンガー牝2横山 典弘1:37.0藤沢 和雄3
21エイシンレマーズ牝2幸 英明1:37.32湯浅 三郎11
39ゴッドインチーフ牝2河内 洋1:37.83坂口 正大1
42スタートマーチ牝2四位 洋文1:38.01・1/4伊藤 圭三9
58ケイズエンジェル牝2植野 貴也1:38.53梅内 忍7
1998年の第50回阪神3歳牝馬S(GI。阪神芝1600m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.3 – 10.9 – 11.1 – 11.9 – 12.4 – 13.5 – 12.2 – 12.7
ラップの
累計タイム
12.3 – 23.2 – 34.3 – 46.2 – 58.6 – 1:12.1 – 1:24.3 – 1:37.0
上り4F 50.8 – 3F 38.4

*

1999年の第34回サンケイスポーツ賞4歳牝馬特別(GII。東京芝2000m)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名性齢
騎手走破
時計
着差通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
114スティンガー牝354岡部幸雄2:01.43-5-535.3448
[0]
藤沢和雄2
27フサイチエアデール牝354武豊2:01.4クビ3-3-335.4418
[-8]
松田国英1
38クロックワーク牝354横山典弘2:01.51/27-6-535.3458
[-6]
奥平真治3
46コウヨウヒロイン牝354武藤善則2:01.61/27-8-835.3460
[+6]
加藤修甫7
512エイシンルーデンス牝354野元昭嘉2:01.6クビ2-1-135.8452
[+2]
野元昭5
1999年の第34回サンケイスポーツ賞4歳牝馬特別(GII。東京芝2000m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.8 – 11.7 – 11.9 – 12.0 – 12.3 – 12.4 – 12.7 – 12.5 – 11.1 – 12.0
ラップの
累計タイム
12.8 – 24.5 – 36.4 – 48.4 – 1:00.7 – 1:13.1 – 1:25.8 – 1:38.3 – 1:49.4 – 2:01.4
上り4F 48.3 – 3F 35.6

*

2000年の第35回京都牝馬特別(GIII。京都芝1600m)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名性齢
騎手走破
時計
着差通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
13スティンガー牝456O.ペリエ1:34.94-334.1456
[0]
藤沢 和雄1
211エイシンルーデンス牝456野元 昭嘉1:34.9ハナ1-134.4462
[+2]
野元 昭6
37ハイフレンドコード牝556熊沢 重文1:35.01/25-534.1506
[0]
中島 敏文2
45ナリタルナパーク牝555渡辺 薫彦1:35.11/27-734.1434
[-2]
大久保 正陽3
510ラパシオン牝452福永 祐一1:35.1クビ2-234.5440
[+6]
北橋 修二10
2000年の第35回京都牝馬特別(GIII。京都芝1600m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.7 – 11.4 – 12.2 – 12.3 – 11.9 – 11.3 – 11.4 – 11.7
ラップの
累計タイム
12.7 – 24.1 – 36.3 – 48.6 – 1:00.5 – 1:11.8 – 1:23.2 – 1:34.9
上り4F 46.3 – 3F 34.4

*

2000年の第45回京王杯スプリングC(GII。東京芝1400m)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名性齢
騎手走破
時計
着差通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
117スティンガー牝455武 豊1:21.017-1733.6460
[+4]
藤沢 和雄5
213ブラックホーク牡659横山 典弘1:21.31 3/42-234.8526
[-8]
国枝 栄2
33タイキブライドル牡557岡部 幸雄1:21.3クビ2-234.7472
[-4]
伊藤 正徳7
414ウメノファイバー牝456佐藤 哲三1:21.3ハナ13-1334.1446
[0]
相沢 郁12
515シンボリインディ牡458蛯名 正義1:21.43/46-234.9460
[0]
藤沢 和雄8
2000年の第45回京王杯スプリングC(GII。東京芝1400m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.5 – 11.1 – 11.2 – 11.6 – 11.8 – 11.2 – 11.6
ラップの
累計タイム
12.5 – 23.6 – 34.8 – 46.4 – 58.2 – 1:09.4 – 1:21.0
上り4F 46.2 – 3F 34.6

*

2001年の第46回京王杯スプリングC(GII。東京芝1400m)の結果(上位5頭)


馬名性齢
騎手走破
時計
着差通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
117スティンガー牝556岡部 幸雄1:20.110-1034.3482
[+8]
藤沢 和雄2
213スカイアンドリュウ牡457菊沢 隆徳1:20.2クビ6-434.7494
[0]
角居 勝彦7
312ブラックホーク牡759横山 典弘1:20.2クビ4-434.8528
[-2]
国枝 栄1
41タイキブライドル牡657郷原 洋司1:20.41 1/46-734.8486
[+16]
伊藤 正徳13
53テスタロッサ牡559D.オリヴァー1:20.4アタマ12-1234.3532
[前計不]
D.ローソン5
2001年の第46回京王杯スプリングC(GII。東京芝1400m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.2 – 10.4 – 11.0 – 11.3 – 11.8 – 11.2 – 12.2
ラップの
累計タイム
12.2 – 22.6 – 33.6 – 44.9 – 56.7 – 1:07.9 – 1:20.1
上り4F 46.5 – 3F 35.2

*

スティンガーが死亡 JRA

スティンガー。「天才少女」という響きで思い出す馬は、ビワハイジ(1993.3.7)かスティンガーか、となりますのは、私が既にオールドファンだからでしょうか。デビュー29日目で掴んだGI勝利は、東京芝1600mの赤松賞1着からの連闘によるものでした。

そんなスティンガー、連闘でGI馬になったかと思えば、阪神3歳牝馬S以来のぶっつけで挑んだ桜花賞(GI)において青い帽子が出遅れて場内がどよめいたのも懐かしい。岡部幸雄騎手の桜花賞制覇の代わりに成されたのは、岡部騎手と馬事公苑同期の福永洋一さんのご子息であった福永祐一騎手のGI初勝利でした。

プリモディーネ(1996.4.5)-福永祐一騎手の引退に寄せて・前編-
プリモディーネ 牝 鹿毛 1996.4.5生 門別町・サンシヤイン牧場生産 馬主・伊達 秀和氏 栗東・西橋 豊治厩舎

藤沢和雄調教師の管理馬の「2歳GIから桜花賞直行」というローテーションによる3歳牝馬クラシックの勝利は、スティンガーから20年後のグランアレグリア(2016.1.24)により成されました。グランアレグリア、同じ青い帽子4枠8番からの発進で先輩の雪辱を果たしたのでした。

第79回桜花賞(GI)の勝ち馬-グランアレグリア(2016.1.24)+α-
グランアレグリア 牝 鹿毛 2016.1.24生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・(有)サンデーレーシング 美浦・藤沢和雄厩舎 シゲルピンクダイヤ 牝 黒鹿毛 2016.2.12生 日高・天羽牧場生産 馬主・森中蕃氏 栗東・渡辺薫彦厩舎

またスティンガーが連覇を果たした京王杯スプリングC。特に1回目の2000年の現年齢表記4歳時、テン乗りとなった武豊騎手を背にして18頭立ての17番手からピューンと伸びた様は「圧巻」でした。そしてまた、スティンガーの1996年生まれ世代は母父にAffirmedを持つ馬が大いに活躍した世代でした。記してみれば、

  1. スティンガー(1996.5.15)
    →阪神3歳牝馬S(GI)、京王杯スプリングC(GII)2回、サンケイスポーツ賞4歳牝馬特別(GII)、京都牝馬特別(GIII)ほか。牝馬。本稿の主役
  2. ナリタトップロード(1996.4.4)
    →菊花賞(GI)、阪神大賞典(GII)2回、京都大賞典(GII)、京都記念(GII)、弥生賞(GII)、きさらぎ賞(GIII)ほか。牡馬
  3. メイショウドトウ(1996.3.25)
    →宝塚記念(GI)、日経賞(GII)、オールカマー(GII)、金鯱賞(GII)、中京記念(GIII)ほか。牡馬
  4. メジロダーリング(1996.5.28)
    →アイビスサマーダッシュ(GIII)、函館スプリントS(GIII)ほか。牝馬

の4頭がJRAでGI連対を果たし内3頭がGI馬。1990年代末期から2000年初頭にかけては栗毛の米国三冠馬の血を強く思い知ったものです。

振り返れば思い出に残る馬であったスティンガー。27年の馬生、お疲れ様でした。どうぞ安らかに。合掌。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

*

[スティンガー(1996.5.15)の主な競走成績]

  1. 阪神3歳牝馬S(GI)、京王杯スプリングC(GII)2回、サンケイスポーツ賞4歳牝馬特別(GII)、京都牝馬特別(GIII)
  2. 高松宮記念(GI)、阪神牝馬S(GII)、東京新聞杯(GIII)

通算21戦7勝、3着3回。