Incentivise(インセンティヴァイズ) せん 鹿毛 2016.10.22生 豪州・Windemere Stud生産 馬主・Windemere Stud Pty Ltd, Yes Bloodstock Et Al 豪州・Peter G Moody厩舎
Shamus Award(AUS) 鹿毛 2010.10.28 種付け時活性値:1.25【5】 |
スニッツェル 鹿毛 2002.8.24 |
Redoute’s Choice 鹿毛 1996.8.15 |
デインヒル 1986.3.26 |
Shantha’s Choice 1992.10.28 | |||
Snippets’ Lass 鹿毛 1993.9.16 |
★Snippets 1984.11.1 | ||
Snow Finch 1984.4.21 | |||
Sunset Express 青鹿毛 1999.9.1 |
Success Express 鹿毛 1985.2.25 |
Hold Your Peace 1969.1.24 | |
Au Printemps 1979.4.21 | |||
Finito Fling 栗毛 1992.10.23 |
Luskin Star 1974 | ||
From the Wood 1985.3.20 | |||
Miss Argyle(AUS) 鹿毛 2004.8.21 仔受胎時活性値:0.75【11】 |
★ Iglesia(AUS) 黒鹿毛 1995.10.11 種付け時活性値:0.00【8】 |
ラストタイクーン 黒鹿毛 1983.5.9 |
トライマイベスト 1975.4.28 |
Mill Princess 1977.5.21 | |||
Yodells 栗毛 1988.8.16 |
★Marscay 1979.10.20 | ||
Yodelling Lady 1979.10.14 | |||
Precious Pearl(AUS) 鹿毛 1992.11.27 仔受胎時活性値:0.75【11】 |
Semipalatinsk(USA) 鹿毛 1978.2.6 種付け時活性値:1.25【13】 |
Nodouble 1965.3.4 | |
School Board 1968.2.1 | |||
Showsay(AUS) 黒鹿毛 1979.10.18 仔受胎時活性値:1.00【12】 |
Head Over Heels(FR) 鹿毛 1971.2.19 種付け時活性値:1.875【7.5】 |
||
Mink And Pearls(AUS) 黒鹿毛 1974.9.12 仔受胎時活性値:1.00【4】 |
<5代血統表内のクロス:なし>
父 | 母父 | 祖母父 | 曾祖母父 |
---|---|---|---|
Shamus Award (デインヒル系) |
★Iglesia (Northern Dancer系) |
Semipalatinsk (Star Kingdom系) |
Head Over Heels (Round Table系) |
形相の遺伝 | 料の遺伝 | 牝系 | 母の何番仔? |
Head Over Heels (Showsay) |
3.50 |
半兄が新GIII勝ち馬 (No. 2-e) |
8番仔? (8連産目?) |
*
着 順 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 |
斤 量 |
騎手 |
走破時計 ・着差 |
調教師 |
人 気 |
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1 | 2 | Incentivise | せん5 | 55.5 | Brett Prebble | 2:30.88 | Peter G Moody | 1 |
2 | 16 | Nonconformist | せん5 | 51.5 | Craig A Williams | 3.5 | Grahame Begg | 3 |
3 | 7 | Persan | せん5 | 53 | Linda Meech | 5.25 | Ciaron Maher & David Eustace | 10 |
4 | 12 | Montefilia | 牝4 | 52 | Jye McNeil | 5.35 | David Payne | 5 |
5 | 19 | Great House | せん5 | 50 | Teodore Nugent | 5.55 | Chris Waller | 14 |
2021年の第144回コーフィールドC。賞金総額500万豪ドル、1着賞金300万豪ドルは日本円にすると約2億5600万円という高額賞金を賭けて競われた、コーフィールド芝2400mの伝統の一戦。18頭立てを大外から発進して3.5馬身差の快勝を見せたのは1番人気のIncentivise。Incentiviseは今年2021年4月11日に初勝利を挙げた後、このコーフィールドCが9連勝目。6月のタタソールズC(豪GIII)、9月のマカイビーディーヴァS(豪GI)、10月のターンブルS(豪GI)、コーフィールドCとグループレースは4連勝。マカイビーディーヴァSから鞍上を務めるのは、もう随分と懐かしくなってしまいましたが、2006年の安田記念(GI)を制したBullish Luck(ブリッシュラック。1999.4.3)の鞍上でもあったブレット・プレブル騎手。あのレースのBullish Luckは本当に強かった。
Incentiviseは↑で引いたJRA-VAN ver.Worldの記事によりますと、プレブル騎手曰く最終コーナーの手前でムチを見せたんだ。それで後はメルボルンカップを見据えるだけ。彼は3200mも乗り切るだろうね
とのこと。むぅ、メルボルン州の出身でもあるプレブル騎手、2012年の第152回のGreen Moon(2007.2.16)以来となる2度目のメルボルンカップ(豪GI)制覇が見えた、というところでしょうか。
とはいえ、コーフィールドとメルボルンの「カップス・ダブル」を果たした馬は、140年以上の歴史で僅かに11頭だけという至難の業。
- Poseidon(1903.8.19) → 1906年に達成
- The Trump(1932) → 1937年に達成
- Rivette(1933) → 1939年に達成。牝馬
- Rising Fast(1949) → 1954年に達成
- Even Stevens(1957) → 1962年に達成
- Galilee(1963) → 1966年に達成
- Gurner’s Lane(1978.10.7) → 1982年に達成
- Let’s Elope(1987.11.20) → 1991年に達成。牝馬
- Doriemus(1990.11.17) → 1995年に達成
- Might and Power(1993.10.6) → 1997年に達成
- Ethereal(1997.11.16) → 2001年に達成。牝馬
「駆け落ちしよう」という馬名意味でおなじみのLet’s Elopeは、1992年の第12回ジャパンカップ(GI)も走ってくれました。また、日本との血統的なつながりで述べますと、Might and Powerは母父父がアーテイアス(1974.2.26)、祖母父がソーブレスド(1965)。21世紀に入ってから唯1頭だけ達成しているEtherealは父リズム(1987.3.31)です。リズムも懐かしい。サクラナミキオー(1995.4.4)のお父さん。
Incentivise、10連勝と共に20年ぶりとなる「カップス・ダブル」は果たされますでしょうか。国の動きを止めるレース、メルボルンカップ。第161回となる今年2021年は11月2日に行われます。
それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。