2016年のJBCデーの主役たち(其の弐)-ダノンレジェンド(2010.2.24)-。

Result

ダノンレジェンド 牡 黒鹿毛 2010.2.24生 米国・Colts Neck Stables, LLC生産 馬主・(株)ダノックス 栗東・村山明厩舎

ダノンレジェンド(2010.2.24)の4代血統表
Macho Uno
芦毛 1998.4.24
種付け時活性値:0.75
Holy Bull
芦毛 1991.1.24
Great Above
黒鹿毛 1972.1.19
Minnesota Mac 1964.4.26
Ta Wee 1966.3.26
Sharon Brown
芦毛 1980.5.20
Al Hattab 1966
Agathea’s Dawn 1970.4.27
Primal Force
鹿毛 1987.4.27
Blushing Groom
栗毛 1974.4.8
Red God 1954.2.15
Runaway Bride 1962
Prime Prospect
鹿毛 1978.3.20
Mr.Prospector 1970.1.28
Square Generation 1969.3.27
マイグッドネス
黒鹿毛 2005.4.20
仔受胎時活性値:1.00
Storm Cat
黒鹿毛 1983.2.27
種付け時活性値:1.25
Storm Bird
鹿毛 1978.4.19
Northern Dancer 1961.5.27
South Ocean 1967.4.8
Terlingua
栗毛 1976.2.7
Secretariat 1970.3.30
Crimson Saint 1969.3.15
Caressing
黒鹿毛 1998.4.18
仔受胎時活性値:1.50
Honour and Glory
鹿毛 1993.3.24
種付け時活性値:1.00
★Relaunch 1976.3.16
Fair to All 1986.3.24
Lovin Touch
栗毛 1980.4.4
仔受胎時活性値:0.25
Majestic Prince
栗毛 1966.3.19
種付け時活性値:1.25
Forest Princess
芦毛 1973.2.28
仔受胎時活性値:1.50

<5代血統表内のクロス:Raise a Native5×5>

ダノンレジェンド(2010.2.24)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
Macho Uno
(Rough’n Tumble系)
Storm Cat
(Storm Bird系)
Honour and Glory
(Intent系)
Majestic Prince
(Raise a Native系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Storm Cat 4.25 祖母が米GI馬
(No.9-f)
初仔

*

https://youtu.be/Fut6RsNkm2M
第16回JBCスプリント(JpnI)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 1 ダノンレジェンド 牡6 57 M.デムーロ 1:27.2    38.4 445
[-11]
村山明 3
2 2 ベストウォーリア 牡6 57 戸崎圭太 1:27.8 3 38.5 518
[+3]
石坂正 1
3 12 コーリンベリー 牝5 55 松山弘平 1:28.9 5 39.6 497
[-13]
小野次郎 4
4 5 レーザーバレット 牡8 57 C.ルメール 1:29.0 1/2 39.2 485
[+11]
萩原清 6
5 7 サトノタイガー 牡8 57 森泰斗 1:29.0 クビ 39.5 472
[+1]
小久保智 8

ダノンレジェンド、好発から逃げの手を打ち、最後の直線でも二の脚、三の脚を使って後続を振り払いました。そうして果たされた重賞9勝目が、悲願のジーワン初制覇。鞍上のミルコ・デムーロ騎手にも、JBCデーに行われるジーワンレースの初制覇を贈りました。

ダノンレジェンド、直父系がHimyar(1875)系という極少父系を持ち、祖母Caressingがブリーダーズカップ・ジュベナイルフィリーズ(米GI)の勝ち馬という血筋の良さから、種牡馬になって欲しい馬ですが、これで挑戦権獲得というところでしょうか。

また、今回のJBCスプリントに出走した12頭の血統を見ると、SSの血を持つ馬は4頭だけでした。↑の上位5頭の結果を見ても、SSフリーを示す水色の背景色の馬が上位4頭を占めています。ダートの短距離路線ではまま見られる現象ではありますが、興味深い結果でした。

あと、ダノンレジェンドは今年2016年のクラスターC(JpnIII)で斤量60kgを背負って勝利を収めましたけれど、これは、私の記憶が確かならば、2002年の京都記念(GII)を制したナリタトップロード(1996.4.4)以来となる、日本の平地重賞競走で60kgを背負った馬の勝利でした。強いものは、強い。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

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