ラブミーチャン(2007.3.19)

ラブミーチャン牝栗毛 2007.3.19生～2024.8.31没静内・グランド牧場生産馬主・小林祥晃氏笠松・柳江仁厩舎

ラブミーチャン(2007.3.19)の4代血統表
サウスヴィグラス栗毛 1996.4.19 種付け時活性値：0.50【10】	エンドスウィープ鹿毛 1991.5.31	フォーティナイナー栗毛 1985.5.11	Mr. Prospector 1970.1.28
			File 1976.4.30
		Broom Dance 鹿毛 1979.4.10	Dance Spell 1973.3.29
			Witching Hour 1960.3.31
	ダーケストスター黒鹿毛 1989.1.31	Star de Naskra 黒鹿毛 1975.2.15	Naskra 1967.3.15
			Candle Star 1967.4.4
		Minnie Riperton 黒鹿毛 1974.4.25	Cornish Prince 1962.3.29
			English Harbor 1957.3.15
ダッシングハニー栗毛 2002.4.21 仔受胎時活性値：1.00【4】	★ アサティス鹿毛 1985.3.28 種付け時活性値：0.00【16】	Topsider 鹿毛 1974.3.15	Northern Dancer 1961.5.27
			Drumtop 1966.5.4
		Secret Asset 鹿毛 1977.4.21	Graustark 1963.4.7
			Numbered Account 1969.4.8
	ラストヒット栗毛 1993.5.6 仔受胎時活性値：2.00【8】	スラヴィック鹿毛 1987.5.20 種付け時活性値：1.25【5】	Danzig 1977.2.12
			Bamesian 1976.3.15
		ゲートアンドフライ栗毛 1981.4.2 仔受胎時活性値：0.75【11】	クラウンドプリンス栗毛 1969.1.31 種付け時活性値：0.75【11】
			ヤマノコトブキ栗毛 1970.2.7 仔受胎時活性値：0.50【10】

<5代血統表内のクロス：Northern Dancer4×5×5、Raise a Native5×5、Buckpasser5×5(母方)>

ラブミーチャン(2007.3.19)の0の理論的総括
父	母父	祖母父	曾祖母父
サウスヴィグラス (Mr. Prospector系)	★アサティス (Northern Dancer系)	スラヴィック (Danzig系)	クラウンドプリンス (Raise a Native系)
形相の遺伝	料の遺伝	牝系	母の何番仔?
スラヴィック	4.25 (【4】+【8】+【11】+【10】)	(No. 5-g パツシングクラウド系)	2番仔 (2連産目)

2009年の第60回全日本2歳優駿(JpnI。川崎ダート1600m)の結果(上位5頭)
着順	馬番	馬名	性齢	斤量	騎手	走破時計	着差	通過順位	上り 3F	馬体重 [増減]	調教師	人気
1	12	ラブミーチャン	牝2	54	浜口楠彦	1:40.0		1-1-1-1	38.6	487 [+7]	柳江仁	2
2	2	ブンブイチドウ	牡2	55	岩田康誠	1:40.3	1.1/2	11-11-9-3	38.2	483 [+5]	角川秀樹	7
3	13	アースサウンド	牝2	54	後藤浩輝	1:40.3	アタマ	2-2-2-2	38.5	473 [+2]	和田正道	5
4	3	サンライズクォリア	牡2	55	武豊	1:41.6	6	13-14-12-11	39.1	449 [-3]	石坂正	4
5	6	ナンテカ	牡2	55	内田博幸	1:41.7	3/4	3-4-3-4	39.8	463 [+4]	角川秀樹	3

2009年の第60回全日本2歳優駿(JpnI。川崎ダート1600m)のラップタイム
1F毎のラップ	12.0 – 11.2 – 12.2 – 13.8 – 12.2 – 12.6 – 12.6 – 13.4
ラップの累計タイム	12.0 – 23.2 – 35.4 – 49.2 – 1:01.4 – 1:14.0 – 1:26.6 – 1:40.0
上り	4F 50.8 – 3F 38.6

2009年の第60回全日本2歳優駿。戦前1番人気ビッグバン(2007.4.28)、2番人気ラブミーチャン、3番人気ナンテカ(2007.2.25)。実はいずれもグランド牧場の生産馬。ナンテカは父スマートボーイ(1995.5.10)というところも泣かせました。レースは、終わってみれば逃げたラブミーチャンがデビューから無敗の5連勝でJpnI勝利を収め、追い込んだ7番人気のブンブイチドウ(2007.4.25)が2着。結局、グランド牧場産馬のワンツーフィニッシュ。サスガは1927年開場の名門、グランド牧場。

そうして、ラブミーチャンは2歳馬として史上初めてNARグランプリ年度代表馬に選出されたのでした。

ラブミーチャン
８月３１日朝
谷岡牧場で息を引き取りました。
１７歳でした。
たくさんの思い出をありがとう。 pic.twitter.com/mn24dINhyb

— Dr.copa (@Drcopa58) August 31, 2024

ラブミーチャン、17歳。別れて行くには早かったと思います。全34戦中27戦の手綱を取られた主戦であった浜口楠彦騎手も鬼籍に入られて久しいですが、空の上でランデブーが叶っていればと願うばかりです。合掌。

それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

[ラブミーチャン(2007.3.19)の主な競走成績]

全日本2歳優駿(JpnI)、東京盃(JpnII)、兵庫ジュニアグランプリ(JpnII)、クラスターC(JpnIII)、東京スプリント(JpnIII)、習志野きらっとスプリント3回、オッズパークグランプリ2回、名古屋でら馬スプリント3回、エトワール賞、ゴールドジュニア、ジュニアクラウン
東京盃(JpnII)、サマーチャンピオン(JpnIII)、笠松グランプリ
かきつばた記念(JpnIII)2回、クラスターC(JpnIII)、兵庫ゴールドT(JpnIII)、北海道スプリントC(JpnIII)

通算34戦18勝、2着3回、3着5回。

[ラブミーチャン(2007.3.19)の年度別表彰記録]