Johanna Walsh(ジョハナウォルシュ。2023.4.12)-第132回愛オークス(GI)の勝ち馬-

Result

Johanna Walsh(ジョハナウォルシュ) 牝 鹿毛 2023.4.12生 愛国・Sunderland Holding Inc.生産 馬主・Wells Watson 愛国・Joseph Patrick O’Brien厩舎

Johanna Walsh(2023.4.12)の4代血統表

Sea The Stars
鹿毛 2006.4.6
種付け時活性値:0.00【16】
Cape Cross
鹿毛 1994.3.13
Green Desert
鹿毛 1983.4.16
Danzig 1977.2.12
Foreign Courier 1979.4.11
Park Appeal
黒鹿毛 1982.4.9
Ahonoora 1975.4.12
Balidaress 1973.4.22
Urban Sea
栗毛 1989.2.18 ♀
Miswaki
栗毛 1978.2.22
Mr. Prospector 1970.1.28
Hopespringseternal 1971.5.27
Allegretta
栗毛 1978.3.10
Lombard 1967.1.31
Anatevka 1969.2.13
Miss Aiglonne
栗毛 2015.4.17
仔受胎時活性値:1.75【7】
Dawn Approach
栗毛 2010.4.23
種付け時活性値:1.00【4】
New Approach
栗毛 2005.2.18
Galileo 1998.3.30
Park Express 1983.3.25
Hymn of the Dawn
鹿毛 1999.4.15
★Phone Trick 1982.4.10
Colonial Debut 1994.2.9
Aiglonne
鹿毛 1997.5.26
仔受胎時活性値:0.25【17】
Silver Hawk
鹿毛 1979.4.20
種付け時活性値:0.25【17】
Roberto 1969.3.16
Gris Vitesse 1966.3.2
Majestic Role
栗毛 1991.2.24
仔受胎時活性値:1.25【5】
★Theatrical
黒鹿毛 1982.3.13
種付け時活性値:0.00【8】
Autocratic
鹿毛 1974.4.22
仔受胎時活性値:2.00【16】

<5代血統表内のクロス:Urban Sea(♀)2×5、Ahonoora4×5>

Johanna Walsh(2023.4.12)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
Sea The Stars
(Danzig系)
Dawn Approach
(Galileo系)
Silver Hawk
(Roberto系)
★Theatrical
(Nureyev系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Dawn Approach
(Colonial Debut)
5.25
(【7】+【17】+【5】+【16】)
ホワイトマズルと同牝系
(No. 16-g)
4番仔
(4連産目)

*

2026年の第132回愛オークス(GI。カラ芝12F)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 7 Johanna Walsh 牝3 58.1 Dylan Browne McMonagle 2:28.49 Joseph Patrick O’Brien 2
2 6 Inis Mor 牝3 58.1 Oisin Murphy 4 David Menuisier 4
3 9 Sparan Nua 牝3 58.1 Declan McDonogh 3/4 J S Bolger 5
4 8 Rebel Moon 牝3 58.1 J M Sheridan 1/2 Joseph Patrick O’Brien 6
5 1 Amelia Earhart 牝3 58.1 Ryan Moore 3 1/4 A P O’Brien 3
愛オークスはジョハナウォルシュが圧勝、サンダリングオンは当日に回避 | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト
G1愛オークス(3歳牝馬、芝12ハロン)が現地18日にカラ競馬場で行われ、中団の5番手をキープした2番人気のジョハナウォルシュが残り2ハロンで持ったまま先頭に並ぶと、仏オークス3着から臨んだ4番人気

2026年の第132回愛オークス。戦前1番人気に推されていた英オークス(GI)馬Thundering On(2023.1.17)の飼葉食いが落ちたことにより当日に出走取消。本命が突然不在となりましたが、新たなヒロインの出現となった一戦はカラ芝12ハロン、良馬場、10頭立てで行われました。

レースの序盤はバリードイルのSugar Island(2023.3.16)がハナを奪い、同厩のComposing(2023.4.5)とともに先行して馬群を先導。Thundering Onと同じジョセフ・パトリック・オブライエン厩舎のJohanna Walshは、先行勢を見ながら外側5番手につけ、折り合いを保って追走。一方、前走のリブルズデイルS(英GII)でJohanna Walshを破ったEarthshot(2023.4.3)は、その後ろの中団やや後方に控えました。

レース中盤を過ぎても、先頭集団の隊列に大きな変化は見られず。逃げるSugar Islandらを前に置き、Johanna Walshは自分のリズムを崩すことなく、好位でじっくりと脚を温存。カラ芝の直線547ヤードへ向けてペースが上がり、前を行く各馬の手が動き始めるなか、Johanna Walshは馬なりに近い抜群の手応え。鞍上のディラン・ブラウン・マクモナグル騎手が促すのを待つように、楽な脚取りで前との差を詰めていきました。

そうして残り2ハロン付近でJohanna Walshが満を持して先頭へ。追い出されると鋭い反応を見せ、後はJohanna Walshの独擅場。完歩を重ねるごとにリードを広げ、力強い末脚で後続を一方的に突き放しました。最後まで脚色は衰えず、4馬身の差をつけて悠々と先頭でゴール。後方から脚を伸ばしたInis Mor(2023.2.12)が2着、Sparan Nua(2023.3.10)が3着に入り、勝ち馬とステーブルメイトのRebel Moon(2023.3.10)が4着、英オークスでは1番人気に推されたAmelia Earhart(2023.3.22)が5着、直線で内から伸びようとして前が塞がれてしまったEarthshotが6着という結末でした。

*

Johanna Walshはグループレース初勝利が愛オークスとなりました。鞍上のマクモナグル騎手はThundering Onに騎乗予定でしたが、レース当日のスクラッチによりJohanna Walshへスイッチ。押し出された鞍上が愛国の名手の一角であるコリン・キーン騎手であったというのも厳しさを思うところですが、マクモナグル騎手は愛オークス初制覇を遂げられました。同時にJohanna Walshを管理されるオブライエン師も愛オークス初優勝。マクモナグル騎手とオブライエン師のコンビは、同一年に別馬で英愛オークスダブル制覇と相成りました。同一年に同じ調教師と騎手のコンビが異なる牝馬で英愛オークスを制したのは1925年、1950年、1980年、2019年に続く史上5例目の模様。またJohanna Walshの生産はサンダーランド・ホールディングということで、自家生産馬であったSea The Starsを配して見事に愛オークス馬を送り出しました。Sea The Starsの名前を出しましたので改めて確認すればSea The Stars産駒で愛オークスを制したのはSea of Class(2015.5.23)Star Catcher(2016.2.19)に続いてJohanna Walshが3頭目、Johanna WalshはSea The Stars産駒26頭目のGI馬ということです。

また今回のJohanna Walshの愛オークスの勝ち時計は2分28秒49。愛オークスの勝ち時計が2分30秒台を潜ると「速い」と感じますが、勝ち時計の記録が残る愛オークスではShawanda(2002.3.3)の2分27秒10、Ouija Board(2001.3.6)の2分28秒20、Vintage Tipple(2000.1.17)の2分28秒30に続く史上4番目の好時計でした。Benvenuto Cellini(2023.4.17)が制した愛ダービー(GI)も史上6番目の好時計でしたが、今年のカラ芝12ハロンのクラシックは好天の良馬場で競われたが故に速い時計の決着となりました。

併せてJohanna Walshの牝系は16号族g分枝系。Johanna Walshの高祖母Autocraticの誕生日を調べた時に「あ、その父Tyrantか。ホワイトマズルを思い出すな」と思ったら、Autocraticはホワイトマズル(1990.3.21)の祖母でした^^;。Johanna Walshの近親馬としては祖母Aiglonneがフィユドレール賞(仏GIII)の勝ち馬で、伯父Mekhtaal(2013.2.21)がイスパーン賞(仏GI)勝ち馬であり、MekhtaalもJohanna Walsh同様にSea The Stars産駒です。そしてまたJohanna Walshと同じく高祖母にAutocraticを持つ活躍馬には、昨年2025年のディアヌ賞(仏GI)とブリーダーズカップ・フィリー&メアターフ(米GI)を制したGezora(2022.2.17)がおり、Gezoraの母Germance(2003.4.15)はサンタラリ賞(仏GI)の勝ち馬です。

*

“We’ll enjoy today. She’s had a busy first part of the season and we’ll probably give her a little freshen-up and focus on an autumn campaign.

No Thundering On, no problem for Joseph O’Brien as Johanna Walsh streaks clear to win the Irish Oaks | Racing Post

今日はゆっくり休ませましょう。彼女はシーズン前半を忙しく過ごしてきたので、少しリフレッシュさせて、秋のシーズンに向けて準備を進めたいと思いますというオブライエン師のコメント。Johanna Walsh、8月のイボアフェスティバルのヨークシャーオークス(英GI)はスキップして秋に備えるのでしょうか。はたまたステーブルメイトのThundering Onとの使い分け、あるいは対決はどうなるのでしょうか。英愛オークスで強烈な勝ちっぷりを見せてくれた2頭が見える機会、東洋の空の下から楽しみにしておきたいと思います。

Thundering On(サンダリングオン。2023.1.17)-第248回英オークス(GI)の勝ち馬-
Thundering On(サンダリングオン。2023.1.17)-第248回英オークス(GI)の勝ち馬-

 

それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

#「同一年に同じ調教師と騎手のコンビが異なる牝馬で英愛オークスを制した」前回の例である2019年。英オークスはAnapurna(2016.3.31)、愛オークスが上述のStar Catcher。ジョン・ゴスデン調教師とランフランコ・デットーリ騎手という2010年代のゴールデンコンビによるものでした。

##「同一年に同じ調教師と騎手のコンビが異なる牝馬で英愛オークスを制した」前々回の例である1980年。英オークスはBireme(1977.5.2)、愛オークスはShoot a Line(1977.4.2)が制しました。ディック・ハーン調教師とウィリー・カーソン騎手のコンビでGI勝利を果たした2頭は日本に導入された血にも関わりがあり、Biremeはグランディ(1972.4.3)の仔、Shoot a Lineは孫にサンダーガルチ(1992.5.23)、バトルライン(1993.5.20)がいます。

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